≪2021年度 わが家の稲作日誌≫
(2021年12月31日投稿)
「2021年度 わが家の稲作日誌」として、今年度の稲作の主な作業日程を振り返ってみたい。合わせて、今年がどのような天候の下での稲作であったのか、回顧しておくことにしたい。
執筆項目は次のようになる。
2021年の稲作行程・日程を箇条書きに書き出してみた。
・2021年3月4日(木)晴のち雨16℃
9:00 春耕作の依頼に伺う
・2021年4月21日(水) 晴22℃
14:20~17:20 草刈り
・2021年5月5日(水) 晴20℃
畦塗りが終っていた
【畦塗り終了後の写真】
・2020年5月10日(火) 晴22℃
10:00~11:00 田んぼの水入れ
・2021年5月11日(火) 晴19℃
10:00 安達石油にて混合油 ゼノア25:1 1100円
※京都アニメーション放火事件により、去年から混合油の購入に際し、規制が厳しくなる。身分証の提示と住所氏名を記入する必要があった
10:15~11:00 委託人夫妻と話
①水門を開いて夫妻が用水路に水を流された。お礼。
②2~3日後にあら起こしを行う予定
③小屋の移動もしくは撤去の件 小屋を撤去して田んぼの面積を拡張するとよい
・2021年5月15日(土) 雨20℃
18:00~18:40 土地区画整理委員会の総会
※総会終了のち、委託人より、向こう1週間で、晴れの日に「中切り」をする予定とのこと。そして、天気を見つつ、田植えの予定。
※ちょうどこの日、2021年5月15日(土)、山口県を除く中国地方が梅雨入りしたとみられると、発表される。
・1963年の5月8日に次ぐ観測史上2番目の早さだという。平年より22日早い。松江など山陰両県の6地点で、最高気温が30℃以上の真夏日を記録し、蒸し暑さを感じる一日となった。 ▽松江17℃~30.9℃
・気象庁天気相談所(東京都)によると、梅雨入りに限らず、今年は全国的に季節の変動が「前倒し」になっているという。
・2021年5月20日(木) 雨22℃
代かき終了
・2021年5月23日(日) 晴れ16~26℃(8:00に21℃)
7:40 委託人より電話あり 今日、田植えをするので、水の調整をすること
水が少ないので、水を入れて、地がポツポツと見えるくらいに、しておいてほしいと
8:10~9:20 上下の田んぼの水を入れて調整
その間、スーパーで昼食などを購入、委託人のお宅に届ける
午前中、田植え終了
12:00~12:20 田んぼの水を見に行く
12:30 委託人より電話
・2~3日は水を入れないこと(肥料が流れてしまうので)
・四隅の補植をすること(明日5月24日の午前中は曇りで午後は雨の天気予報)
・四隅などに袋の残りの肥料をまくこと
※新聞によれば、11月に宮中で営まれる「新嘗祭(にいなめさい)」に県を代表して献上するコメの御田植(おたうえ)式が、今日5月23日、益田市の水田であったそうだ。
奉耕者となった農耕者は長年、市役所勤務の傍ら、無農薬栽培など環境に配慮した農業に取り組んできたようだ。つまり安心安全なコメの生産に取り組んできた。
式には、副知事や市長など20人が出席。5アールの献穀田に無農薬で育てたコシヒカリの苗を植えたという。
9月5日に稲を刈る御抜穂式(おぬきほしき)を行い、10月下旬に約2キロを献納する予定とのこと。
・2021年5月24日(月) 小雨17~22℃(9:30に19℃)
9:30~11:30 四隅の補植が終了
・四隅は足がはまり苦戦
・水が少なかったが、雨が降ってきたので、水を止めたままにしても大丈夫
(袋の残りの肥料をまくのは後日にする)
【2021年5月25日 田植え後の写真】
・2021年5月28日(金) 晴25℃
10:10~10:40 田んぼの水を入れ足す
(昨日、自治会の例会で、回覧板と配付物を配った後で)
・2021年5月31日(月) 晴21℃(13~24℃)
10:00~10:30 田んぼの水を入れ足す
(北側の田んぼ2枚も田植えが終わっていた)
・2021年6月1日(火) 晴24℃
14:15~16:00 草刈りと田んぼの水を入れ足す
(草刈りの初めに、北側の水路を遮り、水路わきも草刈りをする)
・2021年6月7日(月) 晴29℃(17~29℃)
9:00~9:30 春の耕作代金を支払いに行く
10:00~10:40 田んぼの水入れと草寄せ(東側の畑との境界の草)
10:40~11:00 田んぼから帰り、ヌカ施肥、破竹伐採
・2021年6月9日(水) 晴24℃(18~27℃)
9:45~10:15 車庫の周辺の草刈りと竹切り
10:20~11:00 田んぼの水入れと草寄せ
(燕が田んぼの上を飛び回り、虫をとっている。のどかな風景)
・2021年6月10日(木) 晴29℃(19~33℃)
9:45~10:15 田んぼの水入れ
※今日は梅雨の中休みとはいえ、32℃まで気温が上昇するというので、田んぼの水入れをする(実際には、33℃まで上昇)。やはり、水の減りが早く、上の田んぼも下の田んぼも、1日で3分の1くらい土が見えていた。
・2021年6月11日(金) 曇24℃(19~26℃)
9:30~10:00 田んぼの水入れ
※昨日より涼しくなり、夕方から雨。明日から雨の予報。
・2021年6月18日(金) 雨20℃(19~22℃)
9:30~10:00 田んぼの様子見
※ここ1週間ずっと梅雨らしい雨で、水入れの必要なし
・2021年6月21日(月) 晴27℃(17~30℃)
9:10~10:30 田んぼの水入れ
・上の田んぼは、水の入口の1㎡あたり苗が水流に押し流されて抜けていた。
(1週間雨が降り続いたため)
下の田んぼのみ水入れ
JAの「今月の稲作情報」(NO.3, R3.6.7)によれば、次のように、栽培管理のポイントを伝えている。
・6月7日現在の生育状況としては、梅雨入りが早かった影響か、各品種生育が遅れており、茎数も少なくなっているようだ。だから、中干し開始時期も例年より遅くなる。
・また、市内全体で、藻類や表層剥離が発生している圃場が多く見れらるそうだ。
このことが、欠株や生育不良の原因となっている場合には、水を落として干したり、藻類に適用のある除草剤を使用することを勧めている。
①作溝(溝切り)
・田植え後30日頃より実施できる。
・作溝する2日位前に落水し、田面が柔らかすぎないようにする。
※溝の間隔は砂質土壌では5m、粘質土壌では2mとする。
排水不良のところは密にするなど、土壌状態に応じて間隔をとり、排水溝に繋げておく。
②中干し
・有効茎数(コシヒカリ・つや姫・きぬむすめは、1株茎数約15本)に達したら、速やかに中干しを開始し、5~7日程度落水する。
※田面に小さなひび割れができるまで。ただし、指が入るようなひびができると根を傷める。
※中干し後は間断灌水。
<間断灌水>
・落水(軽く干す)⇒灌水(浅く入水)⇒落水(軽く干す)
・水をあてて、自然落水、3~4日毎に水をあてる
③ケイ酸の中間追肥
・健全な稲体づくりと品質向上のため、ケイ酸肥料を、出穂35~45日前に追肥するとよい(中干し前の施用をすすめている)
④穂肥の施用(出穂前20~25日頃)
・穂肥は、茎数や葉色を確認し、適期に適量を施用すること。
・穂肥の目安となる幼穂長 きぬむすめ:2ミリ、コシヒカリ:2~5ミリ
※きぬむすめは、最高分げつ期頃(5月15日田植えでは、7月7日頃になる)に、「茎数が少ない」「葉色が薄い」場合は、中間追肥を窒素成分で10a当たり1kg程度施用する。
⑤病害虫防除
1.ウンカ類、カメムシ類
・今後は気温が上がり、雨も多くなるので、病害虫の発生が多くなってくる。
・すでに県内では、セジロウンカ成虫を確認している圃場もあるため、今後の発生状況に注意し、適期に防除すること。
・また、出穂後のカメムシ類による吸汁被害を軽減するため、畦畔の草刈りは出穂10日前までに行うこと。
(カメムシによる加害は、「斑点米」の原因となり、等級格下げの要因となるので注意)
2.稲こうじ病
・きぬむすめ、飼料用米を栽培する人は、必ず防除。
⑥出穂前後の管理
・幼穂形成期から出穂期は、稲が最も水を必要とする時期である。
⇒この時期の水管理が玄米の品質や充実に影響するので、水不足にならないよう注意すること。
〇出穂期前後は原則として、2~3cmの湛水とする(溜めた状態)
〇穂ばらみ期から出穂開花期にかけて、強風が吹くときは深水とする。
〇その後は間断灌水の管理とする(5~7日に1回の湛水とする方法)
※出穂期(平年値)の目安
・きぬむすめ(田植え5月15日頃)……8月14日頃
・コシヒカリ(田植え5月25日頃)……8月9日頃
※出穂の状態は、圃場の中で穂が頭を出した茎が何割あるかで判断する。
・出穂始め:圃場の1割
・出穂期 :圃場の5割
・穂揃期 :圃場の9割
ところで、初夏の風物詩となった田んぼアートの田植えが先頃行われたそうだ。
今年のデザインは、大田市で開催された全国植樹祭にちなみ、水と緑の森づくりのキャラクター「みーもくん」であった。8~9月頃が見頃のようだ。
・2021年6月27日(日) 晴28℃(20~29℃)
8:00~8:10 自治会の例会
8:10~10:00 自治会委員により、約2時間、ふれあいセンター周辺と水道みち清掃活動(田んぼに置いてあったレーキで、草寄せ担当)
・2021年6月30日(水) 晴26℃(20~27℃)
9:00~11:30 田んぼの草刈り~梅雨の中休み、週末より雨模様の予報
(日射しがきつく汗ひどし、ヘビ出没注意)
・2021年7月2日(金) 晴28℃(23~30℃)むし暑い
9:30 JAへ書類提出(そば契約書)
10:15~10:30 明日から1週間雨模様なので、しっかり水を止めておく
苗の生育も順調
・2021年7月7日(水) 大雨25℃(23~26℃)むし暑い
6:00 松江市に警戒レベル4の避難指示の発令
6:40 自治委員として、緊急連絡網で伝える
9:10~9:30 田んぼの様子を見に行く
・水をきちんと止めていたから、稲は大丈夫だった。前の川もかなり増水していた。
・川向こうでは、裏山の土砂が少し崩れて消防が駆けつけた家もあったそうだ。県道ものり面の崩落で道路が遮断されたとのこと。
・線状降水帯で大雨になり、全国ニュースで報道。今朝、1時間で100ミリの激しい雨
2021年7月8日付けの新聞によれば、活発化した梅雨前線の影響で、7月7日(水)早朝、島根県東部から鳥取県中部にかけて、積乱雲が連続発生する線状降水帯が形成され、激しい雨が断続的に降った。
松江市の八雲町に、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が初めて発令された。
計11市町で、一時、人口の約38%に当たる46万7800人を対象に避難指示が出た。
≪経過≫
・5時47分、松江市付近で1時間に100ミリの強烈な雨を観測し、気象庁が「島根県記録的短時間大雨情報」を発表。
・午前6時に、松江市が市内全域に警戒レベル4「避難指示」を発令。
・6時50分、松江市が意宇川氾濫の恐れがあるとして、八雲町に警戒レベル5「緊急安全確保」を発令。
※終日、緊迫した状況が続いた。
人的被害は確認されていないものの、各地で、土砂崩れや道路の冠水や住宅浸水の被害が発生した。
松江市では、午前5時半までの24時間で、7月の平均降水量の7割に相当する171.0ミリが降った。(1時間100ミリを超える猛烈な雨)
本州付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気が不安定な状態が続き、局地的に激しい雨が降ったようだ。
私が住む町の県道でも、のり面が崩れ、道路に土砂が流れ出し、通行止めになった。市内では、約60ヵ所で土砂崩れやのり面崩れが発生した。(忌部地区では30ヵ所土砂崩れ)
崩れた土砂が雲南市につながる動脈の県道をふさいだ(新聞に写真あり)。
現場から100メートルほど離れた場に住む80代の男性は、「ゴーという地鳴りのような音で、目が覚めた」と振り返っている。静岡県熱海市で土石流の被害があったばかりだけに、その表情はこわばっていたという。
豪雨災害は毎年発生するものとして、備えを整えておくべきなのだろう。
災害に「まさか」は通用しない。情報への感度を高め、迅速な避難行動に生かさなくては。
線状降水帯とは、次々に発生した雨雲(積乱雲)が連なり、同じエリアに数時間にわたって強い雨をもたらす気象現象である。豪雨災害の一因とされる。
山陰両県の上空では、7月7日未明から、日本列島を横断する梅雨前線に向かって海上から暖かく湿った空気が流入。
島根県東部では午前5時に長さ約170キロ、幅30キロの線状降水帯が確認され、気象庁が午前5時9分に発生情報を発表した。
積乱雲は通常、局地的に発生して大雨や落雷の原因になるが、30分~1時間程度で衰退する。これに対し、線状降水帯は、暖かく湿った空気の流入が絶え間なく続くことで、積乱雲が連続して発生し、形成される。
もともとは専門用語だったが、2018年の西日本豪雨後、一般にも知られるようになった。
線状降水帯は、島根県内で梅雨末期の大規模災害を招くケースが多い。例えば、近年では、次のようなものが挙げられる。
・1983年の「58豪雨」~107人の死者・行方不明者が出た。
・2006年の水害~松江市街地が浸水し、出雲市内などで死者・行方不明者が5人に上った。
・2013年の災害~津和野町で孤立集落が生じた。
【2021年7月7日 大雨の時の写真】
※今後7月10日にかけて、線状降水帯がいつ発生してもおかしくない。身の安全を守るために、最新の降水状況に目配りしてほしいと、気象台は警戒を呼び掛けている。
・2021年7月14日(火) 曇のち雨25℃(23~31℃)
中国地方梅雨明け
・2021年7月16日(金) 曇25℃(22~32℃)
9:30~9:45 田んぼの様子見~水入れず乾いている
・2021年7月20日(火) 晴31℃(24~33℃)
10:45~11:00 朝から30℃を超える厳しい暑さ。用水路からの水の入口の泥を除き、いつでも水を入れられるように準備する。
・2021年7月26日(月) 晴32℃(25~34℃)
9:00~10:30 作付確認票の立札を作成し、立てに行く。田んぼの水調整。
(下の田んぼは完全に干されていたので、水を入れたままにしておく)
・2021年7月29日(木) 晴のち曇31℃(23~31℃)
9:00~11:00 午前中から31℃、日差しが暑い中、出穂前の大事な草刈り。
(田んぼの畦のみの草刈りで終える。小道までできず)
【草刈り前の様子】
・2021年7月30日(金) 晴30℃(23~33℃)
9:00~9:15 田んぼの水調整(用水路に石を入れて水の量を調整)
・2021年8月6日(金) 晴34℃(27~37℃)
9:30~9:45 田んぼの水調整(上・下の田んぼともに水張り、生育順調)
8月になり、連続して36℃の酷暑が続き、疲れる。ヒエも生える。
・2021年8月9日(月) 大雨25℃(25~27℃)
10:00 台風9号上陸のため暴風雨強まる
翌日の新聞によれば、中国地方に上陸した台風9号は、県に大雨をもたらした。隠岐上空に積乱雲が連続的に形成される「線状降水帯」が発生した。
7月上旬の豪雨災害から、最高気温が40℃に近づく猛暑を経て、再び大雨である。極端な気象変動に、疲労の色を濃くする。
また、松江市では、8月9日(月)午前10時5分に最大瞬間風速34.7メートルを記録した。市内の複数箇所で倒木や屋根の破戒などの被害が発生した。(強風で信号機がねじれたともいう)
・2021年8月10日(火) 曇28℃(22~30℃)
11:00~11:15 田んぼの様子見
・出穂始まる ヒエも上・下の田んぼともに3~4本生えている
・下の田んぼの水が少ない
・2021年8月11日(水) 晴のち曇29℃(23~30℃)
9:00~11:00 草刈り
・車庫のかしらと、田んぼの小道と畦の一部の草刈り
・午前中とはいえ、30℃近いが、8月の上旬の36~37℃に比べたら、作業はやり易かった。
【2021年8月11日 出穂開始】
・2021年8月20日(金) 曇29℃(23~30℃)
11:00~11:15 田んぼの様子見~ほぼ出穂し終わる
・2021年8月25日(金) 曇30℃(27~30℃)
9:45~10:00 ワクチン第1回接種後に田んぼの様子見
・ヒエが上の田んぼにかなり生える。
・小道にクズのつるが伸びる。
2021年の7、8月の県の気象は、どうであったのか?
7月に大雨や猛暑、8月には台風に見舞われ、好天の日は少なく、真夏らしさに乏しかった(お盆は珍しく雨)。
7月は梅雨末期の中旬、活発な梅雨前線が停滞し、線状降水帯が発生した。
(雲南市などに警戒レベル最高の「緊急安全確保」が発令された)
雨が終わると一変、厳しい暑さが続いた。気温が30℃を超す真夏日、35℃を超す猛暑日を合わせた日数は、松江が平年値の1.4倍の23日。1カ月降水量は松江で平均値の2倍を超えた。
【松江】 7月の1カ月降水量480ミリ(平年値243.1ミリ) 真夏日以上の日数23日(平年値16.5日)
8月の1カ月降水量517.5ミリ(平年値129.6ミリ) 真夏日以上の日数18日(平年値21.8日)
昨年7月が比較的涼しかったのに対して、今年は梅雨明けが早く、梅雨明け後の厳しい暑さに見舞われた。対照的に8月は少なかった。
8月には、台風9号が上陸し、再び線状降水帯が発生した。1カ月降水量は、松江が平年値の4.0倍の517.5ミリ。(8月の観測史上最多を記録した)
前線の影響で雲が広がりやすく、7月とは打って変わって、真夏日以上の日は激減した。松江が平年値の0.8倍の18日。
雲南市は、7月の記録的豪雨で、コメ農家も被災したそうだ。
例年であれば、稲刈りの時期を迎えるが、濁流にのまれた水田は跡形もなくなり、取水設備が壊れた場所では、稲の生育不良が相次ぐ。つまり、地区内を流れる飯石川沿いの水田は濁流で大半の土地が削り取られ、稲が押し流された別の水田には、大小の石や流木が散乱。取水施設が壊れた場所では稲が穂を出す7~8月に水を引き込めず、収穫ができなかったという。
大きな被災を免れた水田で稲刈りを始めるが、侵入防止柵の破損箇所から入り込んだイノシシに稲を荒らされる被害が続発するそうだ。
7月の豪雨はこれまでの自然災害とは桁違いの農林水産被害をもたらした。「記録的短時間大雨情報」が発表された雲南市内の被害総額は115億円に上る。取水施設、水路の損壊も対処に手間取れば、15年前に比べて35%減の3256戸となった市内農家の減少が加速しかねないようだ。
(2021年9月1日(水)付け新聞より)
・2021年9月3日(金) 雨23℃(21~24℃)
10:00~10:20 水止め・水落ち
9月1日まで最高気温30℃あったのに、今日は25℃いかない
・2021年9月7日(火) 曇27℃(23~28℃)
9:00~11:30 草刈り
・2021年9月15日(水) 晴のち午後雨24℃(20~26℃)
9:45~10:00 ワクチン第2回接種後に田んぼの様子見
・2021年9月27日(月) 曇のち晴22℃(20~26℃)
19:30~20:30 自治会の例会終了後、稲刈りの日程について尋ねる
⇒来週の半ばから後半にかけて予定し、天気を見てから決めるとのこと
・2021年9月28日(火) 曇22℃(21~25℃)
9:45~10:00 自治会の配布物に回った後、田んぼの様子見
・2021年9月30日(木) 晴のち午後雨26℃(21~27℃)
9:00~11:00 草刈り(1時間半で刈り払い機の混合油が切れる)
・田んぼの畦とコンバインの進入路のみ草刈り
・田んぼの一部の雑草を抜く
【2021年9月28日 稲刈り前の稲の様子】
・2021年10月4日(月) 晴28℃(16~30℃)
9:00~11:00 草刈り
・20分間、車庫のかしらの草刈り(大きな石が落ちている)
・残りの9:30~11:00田んぼの小道と北側の畦、小屋の周辺の草刈り
・2021年10月7日(木) 晴25℃(18~29℃)
19:30 電話連絡があり、明日10月8日(金)午後3、4時から稲刈り予定
・2021年10月8日(金) 晴24℃(18~29℃)
8:00~10:00 田んぼの四隅の稲刈り(手刈り、縁は時間なくやれず)
10:30~11:10 昼食(寿司、惣菜など)を買いに行き届ける
13:00~14:00 田んぼの縁の稲刈り(手刈り)
15:00~16:00 コンバインで稲刈りをしてもらう
【2021年10月8日 稲刈り】
・2021年10月11日(月) 晴のち雨25℃(20~29℃)
16:00~16:45 米の搬入(冷蔵庫に入れる)
・予想外の収穫に感嘆。クズ米も少なかったようだ。
・2021年10月14日(木) 晴20℃(17~23℃)
9:30 秋の耕作代金を支払いに行く
(2021年12月31日投稿)
【はじめに】
「2021年度 わが家の稲作日誌」として、今年度の稲作の主な作業日程を振り返ってみたい。合わせて、今年がどのような天候の下での稲作であったのか、回顧しておくことにしたい。
執筆項目は次のようになる。
・【はじめに】
・【2021年の稲作行程・日程】
・【2021年の稲作の主な作業日程の写真】
【2021年の稲作行程・日程】
2021年の稲作行程・日程を箇条書きに書き出してみた。
・2021年3月4日(木)晴のち雨16℃
9:00 春耕作の依頼に伺う
・2021年4月21日(水) 晴22℃
14:20~17:20 草刈り
・2021年5月5日(水) 晴20℃
畦塗りが終っていた
【畦塗り終了後の写真】
・2020年5月10日(火) 晴22℃
10:00~11:00 田んぼの水入れ
・2021年5月11日(火) 晴19℃
10:00 安達石油にて混合油 ゼノア25:1 1100円
※京都アニメーション放火事件により、去年から混合油の購入に際し、規制が厳しくなる。身分証の提示と住所氏名を記入する必要があった
10:15~11:00 委託人夫妻と話
①水門を開いて夫妻が用水路に水を流された。お礼。
②2~3日後にあら起こしを行う予定
③小屋の移動もしくは撤去の件 小屋を撤去して田んぼの面積を拡張するとよい
・2021年5月15日(土) 雨20℃
18:00~18:40 土地区画整理委員会の総会
※総会終了のち、委託人より、向こう1週間で、晴れの日に「中切り」をする予定とのこと。そして、天気を見つつ、田植えの予定。
※ちょうどこの日、2021年5月15日(土)、山口県を除く中国地方が梅雨入りしたとみられると、発表される。
・1963年の5月8日に次ぐ観測史上2番目の早さだという。平年より22日早い。松江など山陰両県の6地点で、最高気温が30℃以上の真夏日を記録し、蒸し暑さを感じる一日となった。 ▽松江17℃~30.9℃
・気象庁天気相談所(東京都)によると、梅雨入りに限らず、今年は全国的に季節の変動が「前倒し」になっているという。
・2021年5月20日(木) 雨22℃
代かき終了
・2021年5月23日(日) 晴れ16~26℃(8:00に21℃)
7:40 委託人より電話あり 今日、田植えをするので、水の調整をすること
水が少ないので、水を入れて、地がポツポツと見えるくらいに、しておいてほしいと
8:10~9:20 上下の田んぼの水を入れて調整
その間、スーパーで昼食などを購入、委託人のお宅に届ける
午前中、田植え終了
12:00~12:20 田んぼの水を見に行く
12:30 委託人より電話
・2~3日は水を入れないこと(肥料が流れてしまうので)
・四隅の補植をすること(明日5月24日の午前中は曇りで午後は雨の天気予報)
・四隅などに袋の残りの肥料をまくこと
※新聞によれば、11月に宮中で営まれる「新嘗祭(にいなめさい)」に県を代表して献上するコメの御田植(おたうえ)式が、今日5月23日、益田市の水田であったそうだ。
奉耕者となった農耕者は長年、市役所勤務の傍ら、無農薬栽培など環境に配慮した農業に取り組んできたようだ。つまり安心安全なコメの生産に取り組んできた。
式には、副知事や市長など20人が出席。5アールの献穀田に無農薬で育てたコシヒカリの苗を植えたという。
9月5日に稲を刈る御抜穂式(おぬきほしき)を行い、10月下旬に約2キロを献納する予定とのこと。
・2021年5月24日(月) 小雨17~22℃(9:30に19℃)
9:30~11:30 四隅の補植が終了
・四隅は足がはまり苦戦
・水が少なかったが、雨が降ってきたので、水を止めたままにしても大丈夫
(袋の残りの肥料をまくのは後日にする)
【2021年5月25日 田植え後の写真】
・2021年5月28日(金) 晴25℃
10:10~10:40 田んぼの水を入れ足す
(昨日、自治会の例会で、回覧板と配付物を配った後で)
・2021年5月31日(月) 晴21℃(13~24℃)
10:00~10:30 田んぼの水を入れ足す
(北側の田んぼ2枚も田植えが終わっていた)
・2021年6月1日(火) 晴24℃
14:15~16:00 草刈りと田んぼの水を入れ足す
(草刈りの初めに、北側の水路を遮り、水路わきも草刈りをする)
・2021年6月7日(月) 晴29℃(17~29℃)
9:00~9:30 春の耕作代金を支払いに行く
10:00~10:40 田んぼの水入れと草寄せ(東側の畑との境界の草)
10:40~11:00 田んぼから帰り、ヌカ施肥、破竹伐採
・2021年6月9日(水) 晴24℃(18~27℃)
9:45~10:15 車庫の周辺の草刈りと竹切り
10:20~11:00 田んぼの水入れと草寄せ
(燕が田んぼの上を飛び回り、虫をとっている。のどかな風景)
・2021年6月10日(木) 晴29℃(19~33℃)
9:45~10:15 田んぼの水入れ
※今日は梅雨の中休みとはいえ、32℃まで気温が上昇するというので、田んぼの水入れをする(実際には、33℃まで上昇)。やはり、水の減りが早く、上の田んぼも下の田んぼも、1日で3分の1くらい土が見えていた。
・2021年6月11日(金) 曇24℃(19~26℃)
9:30~10:00 田んぼの水入れ
※昨日より涼しくなり、夕方から雨。明日から雨の予報。
・2021年6月18日(金) 雨20℃(19~22℃)
9:30~10:00 田んぼの様子見
※ここ1週間ずっと梅雨らしい雨で、水入れの必要なし
・2021年6月21日(月) 晴27℃(17~30℃)
9:10~10:30 田んぼの水入れ
・上の田んぼは、水の入口の1㎡あたり苗が水流に押し流されて抜けていた。
(1週間雨が降り続いたため)
下の田んぼのみ水入れ
栽培管理のポイント JAの「今月の稲作情報」より
JAの「今月の稲作情報」(NO.3, R3.6.7)によれば、次のように、栽培管理のポイントを伝えている。
・6月7日現在の生育状況としては、梅雨入りが早かった影響か、各品種生育が遅れており、茎数も少なくなっているようだ。だから、中干し開始時期も例年より遅くなる。
・また、市内全体で、藻類や表層剥離が発生している圃場が多く見れらるそうだ。
このことが、欠株や生育不良の原因となっている場合には、水を落として干したり、藻類に適用のある除草剤を使用することを勧めている。
【栽培管理のポイント】
①作溝(溝切り)
・田植え後30日頃より実施できる。
・作溝する2日位前に落水し、田面が柔らかすぎないようにする。
※溝の間隔は砂質土壌では5m、粘質土壌では2mとする。
排水不良のところは密にするなど、土壌状態に応じて間隔をとり、排水溝に繋げておく。
②中干し
・有効茎数(コシヒカリ・つや姫・きぬむすめは、1株茎数約15本)に達したら、速やかに中干しを開始し、5~7日程度落水する。
※田面に小さなひび割れができるまで。ただし、指が入るようなひびができると根を傷める。
※中干し後は間断灌水。
<間断灌水>
・落水(軽く干す)⇒灌水(浅く入水)⇒落水(軽く干す)
・水をあてて、自然落水、3~4日毎に水をあてる
③ケイ酸の中間追肥
・健全な稲体づくりと品質向上のため、ケイ酸肥料を、出穂35~45日前に追肥するとよい(中干し前の施用をすすめている)
④穂肥の施用(出穂前20~25日頃)
・穂肥は、茎数や葉色を確認し、適期に適量を施用すること。
・穂肥の目安となる幼穂長 きぬむすめ:2ミリ、コシヒカリ:2~5ミリ
※きぬむすめは、最高分げつ期頃(5月15日田植えでは、7月7日頃になる)に、「茎数が少ない」「葉色が薄い」場合は、中間追肥を窒素成分で10a当たり1kg程度施用する。
⑤病害虫防除
1.ウンカ類、カメムシ類
・今後は気温が上がり、雨も多くなるので、病害虫の発生が多くなってくる。
・すでに県内では、セジロウンカ成虫を確認している圃場もあるため、今後の発生状況に注意し、適期に防除すること。
・また、出穂後のカメムシ類による吸汁被害を軽減するため、畦畔の草刈りは出穂10日前までに行うこと。
(カメムシによる加害は、「斑点米」の原因となり、等級格下げの要因となるので注意)
2.稲こうじ病
・きぬむすめ、飼料用米を栽培する人は、必ず防除。
⑥出穂前後の管理
・幼穂形成期から出穂期は、稲が最も水を必要とする時期である。
⇒この時期の水管理が玄米の品質や充実に影響するので、水不足にならないよう注意すること。
〇出穂期前後は原則として、2~3cmの湛水とする(溜めた状態)
〇穂ばらみ期から出穂開花期にかけて、強風が吹くときは深水とする。
〇その後は間断灌水の管理とする(5~7日に1回の湛水とする方法)
※出穂期(平年値)の目安
・きぬむすめ(田植え5月15日頃)……8月14日頃
・コシヒカリ(田植え5月25日頃)……8月9日頃
※出穂の状態は、圃場の中で穂が頭を出した茎が何割あるかで判断する。
・出穂始め:圃場の1割
・出穂期 :圃場の5割
・穂揃期 :圃場の9割
ところで、初夏の風物詩となった田んぼアートの田植えが先頃行われたそうだ。
今年のデザインは、大田市で開催された全国植樹祭にちなみ、水と緑の森づくりのキャラクター「みーもくん」であった。8~9月頃が見頃のようだ。
・2021年6月27日(日) 晴28℃(20~29℃)
8:00~8:10 自治会の例会
8:10~10:00 自治会委員により、約2時間、ふれあいセンター周辺と水道みち清掃活動(田んぼに置いてあったレーキで、草寄せ担当)
・2021年6月30日(水) 晴26℃(20~27℃)
9:00~11:30 田んぼの草刈り~梅雨の中休み、週末より雨模様の予報
(日射しがきつく汗ひどし、ヘビ出没注意)
・2021年7月2日(金) 晴28℃(23~30℃)むし暑い
9:30 JAへ書類提出(そば契約書)
10:15~10:30 明日から1週間雨模様なので、しっかり水を止めておく
苗の生育も順調
・2021年7月7日(水) 大雨25℃(23~26℃)むし暑い
6:00 松江市に警戒レベル4の避難指示の発令
6:40 自治委員として、緊急連絡網で伝える
9:10~9:30 田んぼの様子を見に行く
・水をきちんと止めていたから、稲は大丈夫だった。前の川もかなり増水していた。
・川向こうでは、裏山の土砂が少し崩れて消防が駆けつけた家もあったそうだ。県道ものり面の崩落で道路が遮断されたとのこと。
・線状降水帯で大雨になり、全国ニュースで報道。今朝、1時間で100ミリの激しい雨
【新聞報道】
2021年7月8日付けの新聞によれば、活発化した梅雨前線の影響で、7月7日(水)早朝、島根県東部から鳥取県中部にかけて、積乱雲が連続発生する線状降水帯が形成され、激しい雨が断続的に降った。
松江市の八雲町に、5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が初めて発令された。
計11市町で、一時、人口の約38%に当たる46万7800人を対象に避難指示が出た。
≪経過≫
・5時47分、松江市付近で1時間に100ミリの強烈な雨を観測し、気象庁が「島根県記録的短時間大雨情報」を発表。
・午前6時に、松江市が市内全域に警戒レベル4「避難指示」を発令。
・6時50分、松江市が意宇川氾濫の恐れがあるとして、八雲町に警戒レベル5「緊急安全確保」を発令。
※終日、緊迫した状況が続いた。
人的被害は確認されていないものの、各地で、土砂崩れや道路の冠水や住宅浸水の被害が発生した。
松江市では、午前5時半までの24時間で、7月の平均降水量の7割に相当する171.0ミリが降った。(1時間100ミリを超える猛烈な雨)
本州付近に停滞する前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、大気が不安定な状態が続き、局地的に激しい雨が降ったようだ。
私が住む町の県道でも、のり面が崩れ、道路に土砂が流れ出し、通行止めになった。市内では、約60ヵ所で土砂崩れやのり面崩れが発生した。(忌部地区では30ヵ所土砂崩れ)
崩れた土砂が雲南市につながる動脈の県道をふさいだ(新聞に写真あり)。
現場から100メートルほど離れた場に住む80代の男性は、「ゴーという地鳴りのような音で、目が覚めた」と振り返っている。静岡県熱海市で土石流の被害があったばかりだけに、その表情はこわばっていたという。
豪雨災害は毎年発生するものとして、備えを整えておくべきなのだろう。
災害に「まさか」は通用しない。情報への感度を高め、迅速な避難行動に生かさなくては。
【一口メモ】線状降水帯
線状降水帯とは、次々に発生した雨雲(積乱雲)が連なり、同じエリアに数時間にわたって強い雨をもたらす気象現象である。豪雨災害の一因とされる。
山陰両県の上空では、7月7日未明から、日本列島を横断する梅雨前線に向かって海上から暖かく湿った空気が流入。
島根県東部では午前5時に長さ約170キロ、幅30キロの線状降水帯が確認され、気象庁が午前5時9分に発生情報を発表した。
積乱雲は通常、局地的に発生して大雨や落雷の原因になるが、30分~1時間程度で衰退する。これに対し、線状降水帯は、暖かく湿った空気の流入が絶え間なく続くことで、積乱雲が連続して発生し、形成される。
もともとは専門用語だったが、2018年の西日本豪雨後、一般にも知られるようになった。
線状降水帯は、島根県内で梅雨末期の大規模災害を招くケースが多い。例えば、近年では、次のようなものが挙げられる。
・1983年の「58豪雨」~107人の死者・行方不明者が出た。
・2006年の水害~松江市街地が浸水し、出雲市内などで死者・行方不明者が5人に上った。
・2013年の災害~津和野町で孤立集落が生じた。
【2021年7月7日 大雨の時の写真】
※今後7月10日にかけて、線状降水帯がいつ発生してもおかしくない。身の安全を守るために、最新の降水状況に目配りしてほしいと、気象台は警戒を呼び掛けている。
・2021年7月14日(火) 曇のち雨25℃(23~31℃)
中国地方梅雨明け
・2021年7月16日(金) 曇25℃(22~32℃)
9:30~9:45 田んぼの様子見~水入れず乾いている
・2021年7月20日(火) 晴31℃(24~33℃)
10:45~11:00 朝から30℃を超える厳しい暑さ。用水路からの水の入口の泥を除き、いつでも水を入れられるように準備する。
・2021年7月26日(月) 晴32℃(25~34℃)
9:00~10:30 作付確認票の立札を作成し、立てに行く。田んぼの水調整。
(下の田んぼは完全に干されていたので、水を入れたままにしておく)
・2021年7月29日(木) 晴のち曇31℃(23~31℃)
9:00~11:00 午前中から31℃、日差しが暑い中、出穂前の大事な草刈り。
(田んぼの畦のみの草刈りで終える。小道までできず)
【草刈り前の様子】
・2021年7月30日(金) 晴30℃(23~33℃)
9:00~9:15 田んぼの水調整(用水路に石を入れて水の量を調整)
・2021年8月6日(金) 晴34℃(27~37℃)
9:30~9:45 田んぼの水調整(上・下の田んぼともに水張り、生育順調)
8月になり、連続して36℃の酷暑が続き、疲れる。ヒエも生える。
・2021年8月9日(月) 大雨25℃(25~27℃)
10:00 台風9号上陸のため暴風雨強まる
【台風9号について~新聞報道】
翌日の新聞によれば、中国地方に上陸した台風9号は、県に大雨をもたらした。隠岐上空に積乱雲が連続的に形成される「線状降水帯」が発生した。
7月上旬の豪雨災害から、最高気温が40℃に近づく猛暑を経て、再び大雨である。極端な気象変動に、疲労の色を濃くする。
また、松江市では、8月9日(月)午前10時5分に最大瞬間風速34.7メートルを記録した。市内の複数箇所で倒木や屋根の破戒などの被害が発生した。(強風で信号機がねじれたともいう)
・2021年8月10日(火) 曇28℃(22~30℃)
11:00~11:15 田んぼの様子見
・出穂始まる ヒエも上・下の田んぼともに3~4本生えている
・下の田んぼの水が少ない
・2021年8月11日(水) 晴のち曇29℃(23~30℃)
9:00~11:00 草刈り
・車庫のかしらと、田んぼの小道と畦の一部の草刈り
・午前中とはいえ、30℃近いが、8月の上旬の36~37℃に比べたら、作業はやり易かった。
【2021年8月11日 出穂開始】
・2021年8月20日(金) 曇29℃(23~30℃)
11:00~11:15 田んぼの様子見~ほぼ出穂し終わる
・2021年8月25日(金) 曇30℃(27~30℃)
9:45~10:00 ワクチン第1回接種後に田んぼの様子見
・ヒエが上の田んぼにかなり生える。
・小道にクズのつるが伸びる。
【7、8月の県の気象】
2021年の7、8月の県の気象は、どうであったのか?
7月に大雨や猛暑、8月には台風に見舞われ、好天の日は少なく、真夏らしさに乏しかった(お盆は珍しく雨)。
7月は梅雨末期の中旬、活発な梅雨前線が停滞し、線状降水帯が発生した。
(雲南市などに警戒レベル最高の「緊急安全確保」が発令された)
雨が終わると一変、厳しい暑さが続いた。気温が30℃を超す真夏日、35℃を超す猛暑日を合わせた日数は、松江が平年値の1.4倍の23日。1カ月降水量は松江で平均値の2倍を超えた。
【松江】 7月の1カ月降水量480ミリ(平年値243.1ミリ) 真夏日以上の日数23日(平年値16.5日)
8月の1カ月降水量517.5ミリ(平年値129.6ミリ) 真夏日以上の日数18日(平年値21.8日)
昨年7月が比較的涼しかったのに対して、今年は梅雨明けが早く、梅雨明け後の厳しい暑さに見舞われた。対照的に8月は少なかった。
8月には、台風9号が上陸し、再び線状降水帯が発生した。1カ月降水量は、松江が平年値の4.0倍の517.5ミリ。(8月の観測史上最多を記録した)
前線の影響で雲が広がりやすく、7月とは打って変わって、真夏日以上の日は激減した。松江が平年値の0.8倍の18日。
雲南市は、7月の記録的豪雨で、コメ農家も被災したそうだ。
例年であれば、稲刈りの時期を迎えるが、濁流にのまれた水田は跡形もなくなり、取水設備が壊れた場所では、稲の生育不良が相次ぐ。つまり、地区内を流れる飯石川沿いの水田は濁流で大半の土地が削り取られ、稲が押し流された別の水田には、大小の石や流木が散乱。取水施設が壊れた場所では稲が穂を出す7~8月に水を引き込めず、収穫ができなかったという。
大きな被災を免れた水田で稲刈りを始めるが、侵入防止柵の破損箇所から入り込んだイノシシに稲を荒らされる被害が続発するそうだ。
7月の豪雨はこれまでの自然災害とは桁違いの農林水産被害をもたらした。「記録的短時間大雨情報」が発表された雲南市内の被害総額は115億円に上る。取水施設、水路の損壊も対処に手間取れば、15年前に比べて35%減の3256戸となった市内農家の減少が加速しかねないようだ。
(2021年9月1日(水)付け新聞より)
・2021年9月3日(金) 雨23℃(21~24℃)
10:00~10:20 水止め・水落ち
9月1日まで最高気温30℃あったのに、今日は25℃いかない
・2021年9月7日(火) 曇27℃(23~28℃)
9:00~11:30 草刈り
・2021年9月15日(水) 晴のち午後雨24℃(20~26℃)
9:45~10:00 ワクチン第2回接種後に田んぼの様子見
・2021年9月27日(月) 曇のち晴22℃(20~26℃)
19:30~20:30 自治会の例会終了後、稲刈りの日程について尋ねる
⇒来週の半ばから後半にかけて予定し、天気を見てから決めるとのこと
・2021年9月28日(火) 曇22℃(21~25℃)
9:45~10:00 自治会の配布物に回った後、田んぼの様子見
・2021年9月30日(木) 晴のち午後雨26℃(21~27℃)
9:00~11:00 草刈り(1時間半で刈り払い機の混合油が切れる)
・田んぼの畦とコンバインの進入路のみ草刈り
・田んぼの一部の雑草を抜く
【2021年9月28日 稲刈り前の稲の様子】
・2021年10月4日(月) 晴28℃(16~30℃)
9:00~11:00 草刈り
・20分間、車庫のかしらの草刈り(大きな石が落ちている)
・残りの9:30~11:00田んぼの小道と北側の畦、小屋の周辺の草刈り
・2021年10月7日(木) 晴25℃(18~29℃)
19:30 電話連絡があり、明日10月8日(金)午後3、4時から稲刈り予定
・2021年10月8日(金) 晴24℃(18~29℃)
8:00~10:00 田んぼの四隅の稲刈り(手刈り、縁は時間なくやれず)
10:30~11:10 昼食(寿司、惣菜など)を買いに行き届ける
13:00~14:00 田んぼの縁の稲刈り(手刈り)
15:00~16:00 コンバインで稲刈りをしてもらう
【2021年10月8日 稲刈り】
・2021年10月11日(月) 晴のち雨25℃(20~29℃)
16:00~16:45 米の搬入(冷蔵庫に入れる)
・予想外の収穫に感嘆。クズ米も少なかったようだ。
・2021年10月14日(木) 晴20℃(17~23℃)
9:30 秋の耕作代金を支払いに行く
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます