ハーブティー

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映画鑑賞ではないんだけれど

2012年12月21日 | 映画

最近忙しさもあって朝の散歩を休んでいたけれど、今日は行けそうだと思い外を見たら雨が降っていたさ~てとそれならば、TVで宣伝をしていた映画「レ・ミゼラブル」を観に行こうか。早速ネットで時間を検索してみたら、ちょうど今日から公開だった。
本を読んだのはもう50年程前でストーリーは、パンや銀の食器を盗んで刑事から執拗に追われていたと言いう程度でよく覚えていない。
恐怖 驚き 悲しみ 喜び 愛 安堵 時々笑い そして希望。

一言で言えば人間のいろんな感情を織り込んだミュージカル。

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 キャスト ストーリー ミュージック すべて良い映画だった。「映画って本当に良いですね」と、昔誰かが言っていたのを思い出した。
今年も残り少なくなり、大掃除 お節作り等々映画鑑賞どころではないんだけれど、来週から始めよう


映画 「あなたへ」

2012年10月12日 | 映画

「私が死んだら故郷の海に散骨してください」と、はがきに白い灯台の絵が描かれた遺言状を受け取った夫は、その言葉に従い、ワゴン車を改造したキャンピングカーで1200km離れた長崎県の平戸に向かった。

富山刑務所の指導技官の倉島は、途中イカ飯の出張販売に来た男やその助手と、また、山頭火が好きで後で車上荒らしで捕まった男と知り合い、そして、亡き妻との思いでを抱きながら、でも、自分と妻との生活は何だったのかと思いながら目的地まで行く。

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平戸で受け取ったもう一通の遺言状は同じ灯台が描かれた絵だったが、すずめの絵が足されていた。「自由に飛び立ちなさい」と言うメッセージだったのだろうか。

それによって、妻の気持ちもわかり、自分の気持ちも整理できたようだ。

主人公の倉島には高倉健 その妻には田中裕子 等 豪華キャストで是非観たいと思っていた映画だけれど、図らずも、大滝秀治の遺作になってしまった。
演技のうまさは勿論だけれど、さすが、高倉健は背筋がスーッと伸びており、82歳と言う歳は感じられなかった。


散骨を終えた頃には大きな太陽が沈みかけて、ゆっくりと船が動き出す。その映像の美しいこと。

また、美しいと言えば、妻との思い出の地・兵庫県朝来市の武田城跡に立ち寄ったが、その城跡を遠くからカメラに収めたその映像は、山脈をバックに雲海の中に城跡がフワッと浮かんでいるようでとても幻想的で印象深かった。

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適当な写真がなくてイメージが少し違うけれど・・・

久しぶりに感動深い映画を観た。