八十八夜には早いのだけれど、母が生前、庭のお茶の葉を摘んで茶葉を作っていたのを思い出し見よう見まねで作ってってみた。と、言っても、たった一本の小さな木から初めてのことだった。出来上がった量は大匙3杯程度。
早速「お茶」にして飲んでみたら、新茶の味と香りがほんのりして美味しかった(完ぺきではないただの自己満足)。
数年前、友達とお寺の境内を歩いている時にお茶の実が落ちており、それを3粒拾って庭に植えてみたら、1粒から芽が出てきて今では30㎝程の高さになっている。今年は沢山新芽が出ていた。
その友達の中にるみ子さんがいたけれど、その2年後に病気で他界した。私より3歳年上で優しくて、食事をする時の食べ方がきれいな人だった。
るみ子さんのことが思い出された一日だった。