ハーブティー

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🎶好きになった人

2017年10月17日 | スポーツ

今まであまり好きではなかった人だけれど、あのNHKの朝のドラマ「ひよっこ」のナレーターをした時から彼女に好感が持てるようになった。講演を聞きに行った人は、増田明美氏。マラソンランナーとして活躍した後は、スポーツジャーナリストとして活躍している。話に期待はしていなかったけれど、それがまた、優しい口調とユーモアを交えてついつい引き込まれてしまった。

マラソンの解説には良く出ているけれど、NHKには出ていないと私も思っていた。すると、彼女曰く、自分は選手がここ一番と言う所で、肝心なことは言わず、余計なことを言ってしまうのでお呼びが掛からないと。な~るほど。本当に面白く楽しい人だと思った。彼女の口から「知 好 楽」と言う言葉を聞いた。なるほど、分かるような気がする。

最後に挨拶をされたかと思ったら、舞台中央に出てきて、いきなり都はるみの「🎶さような~ら さよな~ら 元気でい~て~ね🎶}と身振り手振りを交えていきなり歌いだしたから驚いたけれど、彼女らしく楽しいフイナーレだった。帰り、出口に来た時には、待っててくれて一人一人握手をしてくれた。とても、「好きになった人」だった。

 


50余年ぶり!

2017年10月12日 | 旅行記

 もう一度行きたかったのは、富山県の立山。正式には立山連峰の麓の室堂。50余年前の学生時代、同僚で同室だった後輩のTさんの実家の雷鳥荘だった。

 夏休みがが終わる頃、Tさんに誘われて雷鳥荘に行き、そこから、一緒に、雄山山頂の山小屋に荷物を運ぶ人に連れられて、雄山に登った。一の越しから登り始めて、夕暮れを迎え、雲海の中に沈む夕日を眺め、次第に暗くなると同時に現れて来る星 星 星。そして、満天の星空を眺めて感動を覚えたものだった。翌朝は、山荘からご来光を拝みたかったけれど、あいにくの霧。剣御前小屋まで行きそこから下山した。

その感動をもう一度味わう と、言う訳には行かないのがツアー難しさ。勿論、雄山に登ることはなく(そうでなくても、3000m級の山に登ることなんてとてもとても!この歳では不可能なこと)室堂を歩いて雷鳥荘に行くことが目的だった。ところが、着いた日はあいにくの雨で、しかも横殴りの雨。カッパを着て傘をさして、室堂のバスターミナルから40分余り歩き続けた。旅行の時はいつも晴れて「晴れ女」と自他ともに認めていた私だったけれど、その雨が、まとまって降って来た!と、言う感じだった。

 翌日は、昨日の雨がウソみたいな快晴。帰りは足元も軽くなり、みくりヶ池には「逆さ雄山」がくっきりと映っていた。連休中だったので登山者も多く、爽やかな挨拶を交わしながらターミナルへ向かった。山の中腹は紅葉が始まり、ナナカマドの実も赤く染まっていた。

         

 また行けたら行きたい。Tさんは遠方に住んでいるので、会うことはできなかったけれど、電話で話すことはできた。50余年振りの会話で、お互いに「元気」を確かめ合った。