ある日突然自分の夫が事故で体が不自由になり、言葉もうまく話せなくなったとしたら、さらに、同居しているお母さんが認知症になりしかもガンを患ったとしたら・・・。
K子さんがその当事者になったのは昨年のこと。そして、先日、お母さんの手術がありました。たった一人で付き添うと言うことだったので、気になりお邪魔かもしれないけれど、誰か一緒に居た方が待ってる間に気が紛れるかも知れないと思い病院に行ってみました。
料理のこと いつも彼女がくれるアクリル糸のたわしの作り方とか 主に楽しいことを話しました。 ふと、「夫が事故に遭ったのは震災前で、その時は自分はパニックになったけれど、その後震災で被災された人のことを考えると、自分の家族は命はある そして、暖かいところで食べるものもある 普通の生活ができている。そんなことを考えると自分のことなんか何でもない事です」と、言いました。
私だったらそんな気持ちになれるかどうか・・・、私より数歳も年下なのに、本当に偉い人だと頭が下がりました。