「宮脇昭」と言う名前は今回の講演会まで聞いたことがなく、渡されたプロフィールを見て初めて知った次第です。「いのちの森づくり~生物社会の掟にしたがって~」と言うテーマの講演です。
昨年の大震災でたくさんの瓦礫が出てその処理対策に国や各自治体が苦慮しているところですが、氏はその瓦礫を廃棄物にせずに防波堤を築く有効な地球資源として生かそうと言う活動をされています。
従来の土を深く掘り、瓦礫を土を一緒にホッコリと混ぜこんで大きな土塁を作り、そこにタブ クス シイ カシ等常緑照葉樹を植えて、東北の海岸線に300kmの緑の壁 防波堤を作る計画だそうです。背丈30cmの小さなポット苗を植えていけばそれが3年後10年後には大きな森になり、そして、いのちを守ってくれるのだそうです。今回の震災でも鎮守の森があるところでは災難を免れたそうです。
話を聴いているとどんどん人を惹きつけていく力があり、御年84歳、バリバリですごいパワーを感じました。
知らないところで、こんな立派な方が立派な活動をされていることに驚き期待の気持ちでいっぱいになりました。