近所の人がかわいらしいワンちゃんを連れてやってきた。「どこの犬か知りませんか」と、困った顔をしていた。今年から町内会の組長(イエイエあちら関係ではない)をすることになったので早速の相談ごとになった。掛かりつけの動物病院の先生にも聞いてみたけれど、どこの犬わからないとのこと。
そうそう、その「近所の人」は依然書き込んだことがあるあのももちゃんのお母さんである。「もし飼い主さんが見つからなかったら~。うちにはももとあんずがいるのでこれ以上飼うのは・・・」と困った顔をしていた。
それでは、と、ワンちゃんの写真を撮ってポスターを作ることにした。
回覧板で回そうかとも思ったけれど、明日は「ごみの日」。ごみステーションのところに貼っておけば皆さんの目に触れるから、この方が良いと思い、ももちゃんのお母さんと貼りに行った。
すると、1時間後に、ももちゃんのお母さんから電話があり、「飼い主さんが見つかりました」そして「あちこち探して帰る途中にそのポスターが目に入ったとのことでした。とても喜んでおられました」と。
それは、良かった!私も嬉しくなった。
ワードに写真を張り付けて、文章を入れて作ったポスターが迷い犬の飼い主さんを見つけてくれて、これもパソコンをしていたお陰で人の役に立てたことは本当に良かった!
今年はどうかな?と思っていたら、その時が来て、知人のYさんから声が掛かった。Yさんの山には毎年招待を受けて、「竹の子堀り」をさせてもらっている。正直今年は例年より1週間早いから山に入るまでは無理だろうと思っていた。ところが、到着したらすぐにYさんが、竹の子の芽だしを見つけてくれていた。それを私たちが堀り一通り人数分掘ったら、Yさんが追加と言って一人3個ずつにしてくれた。
元々今日は「お花見」のはずだったが、桜の花は散り始めていた。山の中を歩いてみると、珍しい植物を見つけた。
寒葵と言って葉っぱはシクラメンに似ているが、花は?とつい探してしまいそうな葉の付け根に生えている。花って、自分の美しさを誇らしげに見せるものだけれど、この寒葵は「誰も見てくれなくても良いわ」と言わんばかりに目立たない所にひっそりと咲いている。割って中を見て見るとネット状の壁になっていてメシベみたいなものがある。
そんな植物談義をしながらの食事を済ませた後は、頂いた竹の子を袋に詰めて帰り支度。
今夜は、竹の子のお寿司 煮つけ それに若竹汁の献立にした。
まあまあ、木の芽まで付けてもらって、いただきま~す。