心配していた天気も、台風が過ぎ去って一転して秋晴れ。ひと月前から友だちに誘われていた熊本の山鹿・番所と言う所にウォーキングに行って来ました。段々畑には小金色に実った稲が頭を垂れて刈り入れを待つばかり。その縁を彩るかのように真っ赤な彼岸花が咲いていました。空は真っ青な秋空。時折吹いてくる風も心地よい。「彼岸花って偉いよね。毎年教えもしないのにその時季になると顔を出して花を咲かせるんだから」と、おしゃべりをしながら段々畑の中をあちこち移動しながら写真撮影。
その後は、玉名の天水と言う夏目漱石が逗留して「草枕」書いたゆかりの地をウォーキング。また、漱石が歩いたと言う石畳の道も歩きました。その擦り減った凸凹道には当時が偲ばれました。
ウォーキングの後は、有明海から島原の普賢岳が一望できる高台の温泉に浸かり一日の疲れを癒しました。
今回もまた台風の被害が各地にあり申し訳ないと言う気持ちを持ちながらのウォーキングでした。