ニューヨークシティ・マラソンまで、あと7日と迫った10月29日(日曜日)。マラソン・ウイークの公式イベントが、この日、Poland Spring Marathon Kickoff という5マイルレースで幕を明けた。「Poland Spring」とは、NYRRのロードレースで、いつも給水所にお目見えする、スプリング・ウォーターのブランド名。ランナーにとっては、まさに「生命の水」の役割を果たしている。
このレースは、自分も含めて、マラソンに向けての最後の調整レースとして参加する地元ランナーがほとんどを占め、その数、6450名にのぼった。
セントラルパークを時計回りに1周するコースは、内容的には、6月に行なわれた Fight Against Prostate Cancer の5マイルレースと、まったく変わらない。ゴール地点となるのは、「タバーン・オン・ザ・グリーン」という有名なレストランの前。一週間後のニューヨークシティ・マラソンでも、ここと同じ場所がゴールとなる。ゴールの手前には、マラソン本番さながらに観客席が設けられ、「ゴールの予行練習」という意味合いも込められているかのようだ。
レースの位置付けとしては、あくまで本番への脚慣らしで、速い動きにも対応できるように刺激を入れておくのが目的となる。したがって、あまり過度に追い込みすぎて、疲れを溜めてしまわないことが、大切になってくる。
最初の3マイルは、ほぼマイル8分ペース。あとの2マイルは多少ペースを上げて、マイル7分40~50秒くらい。結果としては、自己ベストよりも40秒ほど遅い、ネットタイム39分24秒で走り終えることができた。
この日は晴天だったが、風が強く、気温は華氏50度台だった。この程度の気温になると、走り出す前は、かなり肌寒い。一週間後の本番では、スタートを待つまでの長い時間をしのぐことのできる、効果的な防寒対策が必要になってくるだろう。
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