デップ様の歌は想像以上でございました。
悲哀に満ちた歌声は切なく、時に荒々しく。
特にアラン・リックマンとの場面、これはもう最高の聴かせどころであり、
魅せどころです。
ということで、この映画、ミュージカルだったんですね。
滅茶苦茶ダークでスプラッターなミュージカル。
いや、ダークなのはいいんですけど、血はダメです。苦手です。
筋の通らない血は尚更ダメです。
身の置き所が見つかりません。
2歩進んじゃ1歩下がるようなテンポの悪さも辛かったです。
見終わってシートに沈む身体が重く感じる映画でした。
ティム・バートンとジョニー・デップに「この映画の面白さが君に分かるかい?」
って試されているような気がしましたが、
私の場合、「そう言われてもなぁ、、、」ってカンジです。