***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

ROCK IN JAPAN FES.2009 8/1

2009-08-01 23:33:46 | 吉井和哉・生!


会場行きのツアーバスは午前7:00きっかりに新宿を出発。

乗り込んだのは8号車。
同行者のIさんと
「8号車よ、吉井さんの好きな数字だわ、ラッキ~~~」(笑)
なんてやってたのも束の間、



高速は自然渋滞と事故渋滞でずっとノロノロ。

やっと高速を降りたと思ったら、運転手さんが道に迷っちゃって、
Uターンしたり、すんごい遠回りしたり、、、

有り得ねぇ~~~~~~(泣)


そして、入場口からずいぶん離れたところでバスは止まり、
10分ほど歩いて入場。



時はすでに11:00過ぎ

渋谷社長の朝礼と、吉井さん以外では一番観たかった
グラスのトップバッター、10-FEETが観れずガックシ。


それに加え、こんな時間だからグラスステージ近くにはもうテントを張る
スペースがないだろうと焦って、ずっと手前のテントの森に設営しちゃって、
やっぱりこりゃアカンわと、グラスからまた戻ってテントを撤収したり、
結局クロークに荷物預けたり、と私の段取りがめっちゃ悪く、
時間はどんどん過ぎていき、、(大泣)

超腹ペコ状態だったので、もう開き直り、ひたちなか市場のみなと屋へ。
名物のハム焼きを食べようと列の最後尾まで行ってみたけど、


お店は遙か遠く、、諦めました。

15程並んで食べた夏野菜カレーとキュウリのお新香一本食い(笑)

お味は可もなく不可もなく。
味気ない感想ですんません。

食べている間、聞こえてくる“9mm”の音に
「ガシガシやっとるわー」と耳を澄ませたりして、
贅沢ですよねぇ、この環境。
食ってないでステージに行けってか?(汗)


ちなみに吉井和哉後の夕食は博多ラーメン。

スープの味薄すぎっ。
汗かいたから塩ッ気を欲してたのかもですが(汗)


お天気は、この通り、素晴らしい晴天。

陽射しは強いんですが、吹く風は涼やか。

最高のフェス日和となりました。




“カエラちゃん”をチラ見して(笑)、茶屋ビレッジ横のギャラリーで
フェスの歩みを見学、

って言っても、見てるの吉井さんの写真とサインだけなんですけどね(笑)


その後は“LIP SLIME”をテントスペース横から観てましたが、
凄いですね、パフォーマンス。
グラスステージに入りきらないお客さんまでみんな大盛り上がり。
何万枚っていう色とりどりのタオルがクルクル回るその光景は、
もう圧巻の美しさ。
もちろん私もクルクル(笑)


どうでもいいことですが、私は今回、宇宙一周のツアーTを着て
参戦致しました。
あの、どピンクTシャツです。
どピンクなんて生まれてから数える程しか着てません(笑)
息子に「似合わないよ、オカン」と言われたけど、
吉井ファン、ここにいますから~~って表明だから、いいんです(笑)

でも、会場内、アーティストのTシャツを着てる人は多くなく、
ほとんどがフェスTでしたね。
タオルもフェスのマフラータオルが多かったです。
私も買ったマフラータオルを首に結びました。
息子が見たら「草むしりしてるオバサンみたい」って言うでしょうが
気にしちゃいられません(笑)


“ストレイテナー”は転換時にフロントエリアがかなり空いたので
右端の前方で観させてもらいました。
ヴォーカルのホリエアツシさん(名前だけは芸能ニュースで覚えました)は
鬼太郎か花形満か、という髪型で、黙々と、ただ黙々とギターを弾き、
歌ってました(黙々と歌うっていう表現は変かも知れないけど)。
MCは「2曲続けて新しい曲を歌わせて もらいました」「ありがとう」の
2つだけ。
終わり方も大げさにすることなく、ごくさり気なく。
ポカ~ンとしている内にステージを去っていきました。




さあ、いよいよ吉井和哉です。

ステージが切れるくらいの端っこではありますが、
ラッキーにも最前を確保。

冷たい風が吹いてやけに寒いです。
ステージセッティングの途中でポツリポツリ、、
雨が落ちてきました。

おいおい、「雨は止ませます」って、逆じゃん(笑) 
降ってきちゃいましたけどぉ(笑)

セッティングスタッフ、大慌てです。

クレーンや手持ちのカメラにビニールを被せたり、
吉井さんのマイクスタンドをチェンジしたり(雨用ってのがあるんですかね)

しばし待つ間になんとか雨も止み、メンバー登場。
場内、割れんばかりの拍手でお出迎え。

吉井さん抜きで演奏が始まりました。

生のSEです。




そして、



吉井さん、登場です。




ひゃぁーーーーっ



赤!




赤い着物羽織ってます!


代々木の着物の赤バージョン。




か、


カッコ良すぎーーーーーーーっ

黒いステージに映えまくりです。



画像はフェスのサイトから勝手にお借りしましたm(_ _)m

そう、赤い着物が風に吹かれて、その姿ったら、そりゃもう、あなた、

異常なほどの妖しさっていうんですか?


場内のどよめきも凄かったです。


吉井さんは着物の裾が絡んだのか、一瞬つまずきかけたように
見えてヒヤリとしましたが、その後は問題なくホッ。



一曲目は【楽園】

39ツアー以来です。

のびやかで良かったですわぁ。
なんていうか、もう貫禄ですね、吉井さん。

ソロになってからの楽曲を知らない人の掴みもOK。
いい選択だったと思います(エラソでごめん)
これ、グラスステージの後ろの方から見てみたかったです。


【楽園】を歌い終えると着物を脱ぎ捨て、その出で立ちは
黒いシルクのようなシャツ、インにはファンに嬉しい胸元の開いた
VネックTシャツ、光沢のある濃紺のピタピタパンツにシルバーのベルト、
となりました。


メンバーも全員黒ずくめです。

カッコ良かったんですけど、バックが黒いので、
遠くからだと見えにくいかなって気もしました。



【WEEKENDER】はフェスには欠かせない曲になりましたね。
フェスに「オイッ」「オイッ」の掛け声は必須です(笑)

【Hold Me Tight】【PHOENIX】とアッパーな曲が続き、
会場もガンガンにヒートアップ。


声は代々木の時に比べると、今ひとつでしたかね。

動きの方は、走らず歩いてステージの左右へ行ったりと
激しくはなかったです。


吉井さんは始終笑顔で、バーニーを見てはニコニコ、

ジュリアンを見てはニコニコ、お客さんを見渡してはニコニコ、、

ソロになってから一番ロングだと思われる髪を風になびかせながら
微笑む吉井さんに「ほうっ」となる一方、

優しい表情の時の吉井さんは状態が良くないことが多いのよね
なんて、吉井ファンらしく変に穿って考えちゃいまして、
もしかして、かなり足が痛いんじゃないのかしら、と心配したりして(汗)



唯一ギターを聴かせてくれたのは【シュレッダー】
(↑これ、ウソかも。次の【ONE DAY】でも弾いてたかもです)
出来ればここで【ノーパン】を披露してほしかったな、と。
場内を一瞬ドン引きにさせて、その後、爆発ーーーって(笑)

そんな私の気持ちが伝わったのか(ワケねぇだろ)
【シュレッダー】の時、またもや雨が、、

でも、それを爽やかに吹き飛ばす【ONE DAY】
ああ、これもフェスにいいですねぇ。
先の見えない時代を生きる若者達に真っ直ぐな希望を与えてくれます。
昔の吉井和哉しか知らない人に、
今の吉井和哉はこんな健康的な歌も歌っちゃうんだぜぃ、
って驚かせるし(笑)


【ビルマニア】は、やっぱりカッコええです。
吉井さんのロックがグラスステージに鳴り響いてました。

吉井和哉はロックスター以外の何ものでもないと感じさせてくれる
大きな曲です。



【Shine and Eternity】では
「簡単ですから、みんなも一緒に歌ってください」って。
♪Hey All Hey All♪のタイミングは簡単じゃないですから(笑)
気を抜くと未だにズレちゃいますから(笑)



MCは
「やっとまた出させてもらえました(笑)
2000年、2006年と今度で3度目です。
雑誌の方ではいつもお世話になってるんですけど、、社長さんにもね(笑)」
これくらい。少なかったです。




そしてラスト。

「昔歌ってたブルースを歌いたいと思います。みんな一緒に歌ってください」



ひたちなかの夕空に広がる【JAM】の大合唱。

その声の中の1人でいられて幸せです。

照明が滲んで見えました。




そして、この時
こういう、誰もが知ってる曲、口ずさめる曲がまた欲しい、
吉井さんの音楽を愛する人だけでなく、
興味の無い人を無理矢理に振り向かせる曲が欲しいと、
痛切に思った私はファン失格ですか。



鼻の中をツーンとさせながら退場し、空を見上げると、うっすらと虹が。




天に届いた【JAM】へのお礼でしょうか。






はぁ~~。


吉井和哉のオーラは凄いです。



そんなこと分かってたけど、あらためて思い知らされた、

ROCK IN JAPAN FES.2009、吉井和哉のステージでありました。





足、大丈夫かなぁ。











<セットリスト>
【楽園】
【WEEKENDER】
【Hold Me Tight】
【PHOENIX】
【シュレッダー】
【ONE DAY】
【ビルマニア】
【Shine and Eternity】
【JAM】