***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

北海道2泊3日の旅 その2

2009-08-24 23:39:12 | 美味しい話とか旅の話とか


2日目は5時に起きてホテルから15分程の美幌(びほろ)峠へ。



美幌峠から見た屈斜路湖です。
日本最大、世界でも2番目に大きいカルデラ湖だそうです。
18mmレンズでも入りきらないです。
真ん中の島は、そのまんまの名前の中島。


素晴らしい眺めでした。


ここ、めっぽう寒くてカメラを持つ手がピキピキにかじかみました。

でも、どっちも見ても、どこを見ても、という景色が嬉しくて


「うぉーーーーーーっ」パシャ


「どへぇーーーーーっ」パシャ パシャ


「うきゃぁーーーーーっ」パシャ パシャ パシャ


「ぬぉーーーーーーっ」パシャ パシャ パシャ パシャ(笑)

360度の大パノラマってよく言うけど、ホント、
カメラが10台あっても足りないくらい。



朝食前だけど、まだホテルへ帰らず、近くの美幌牧場へ。


雄大でなだらかな斜面が美しい牧場でした。


鹿もいました。
動物たちを驚かせないようにゆっくり車を走らせていると
かえってそれが気になるのか、鹿はずっとこちらを注視し続けていました。



朝食もバイキング。でも、OK。
この景色を見ながらの朝食、最高です。


朝食後は、ガイドブックで写真を見て、とっても楽しみしていた神の子池へ。
神の子池は摩周湖の北東に位置しています。
通常の摩周湖観光ルートとは反対側の裏摩周湖に近い場所です。


この透明度。手前の池から、雰囲気出まくりです。


奥に碧い水面が、、


おおっ


おおおぉーーーっ
ガイドブックの写真よりずっとずっと美しいです。


プクプクと水が湧き出し、大きな魚もいました。

ちょっと行きにくい場所にあるためか人もそれほどおらず、
来ている人も大きな声を出すこともなく、そっと碧い池に見入っていました。

このまま、観光客が大挙して押しかける場所にならないといいなぁ、
なんて、押しかけた自分たちを棚に上げて思ったりもして。


一日中でも見ていたい美しさでしたが、そういう訳にもいかず、
ここまで来たら、お次は当然摩周湖です。


これは裏摩周湖展望台からの眺め。
展望台といっても、木が邪魔であまり眺めはよくありません。
木を切って欲しいな、というのは人間のエゴですかね(汗)




真っ直ぐな道を北上して網走方面へ向かいます。
時速80kmで走ってるんですけど、地元の車に何台も抜かれました(笑)

それにしても、北海道の景色に吉井さんの歌は合わないもんですね。
VOLTやハミチンのCD流してましたが、なんか違和感ありまくり(笑)
吉井和哉はやっぱりアーバンな人なんだなって思いました。



↓これ、特大クリームコロンみたいで可愛いでしょ?(笑)

これは馬や牛の寝わらになる麦わらロールというもので
主に酪農家の方々が1個4,000円から6,000円で購入するそうです。
大きさが分かるように人を置いてみました(笑)


お昼は大空町女満別の道の駅で。


大空町ご当地グルメ、1日20食限定という“大空豚しゃぶ長いも丼”
800円也。
ご当地とか限定という言葉に弱い人間です(笑)
普通に美味しかったです。



こちら、黒澤明監督が映画『夢』の撮影をしたという丘陵地帯で出会った
麦わらロール。

この風景、めっちゃ可愛いくないですか?
とってもお気に入りの一枚です。


ガラッと雰囲気変わって、こちら網走刑務所。

今も実際に使われています。


観光気分で写真を撮るのはまずいだろうと思いつつ、でもやっぱり
歴史のある煉瓦造りの建物は魅力的なので、素早く撮らせてもらいました。



こちらは博物館網走監獄

網走刑務所で実際に使用されていた建物を移築・修復して保存公開している
野外博物館です。
入場料大人1,050円は高くないです。

面白かったです。

刑務所内のいろいろなシーンの再現に登場するマネキンが凄くリアル。

被告人室の茶髪でちょっと猫背なお兄ちゃん。
いそうでしょ?こういう人(笑)



恐いくらいリアル。


食堂の再現場面では囚人さんたちと一緒に監獄食がいただけます。
行ったのが夕方だったので食堂の営業時間を過ぎていて残念無念。



明治45年から昭和59年まで実際に網走刑務所で使用されていた獄舎です。

汗やら糞尿やらの匂いがしました。

獄舎や展示物から、昔の非人道的な囚人への扱いをうかがい知ることが出来、
面白いだけじゃない、考えさせられることの多い博物館でもありました。


博物館の駐車場に駐まっていた自転車。

お鍋がいいカンジです(笑)
このあたりはサイクリングロードが多いせいか自転車族をよく見かけました。



こちらは能取湖のサンゴ草(別名アッケシソウ)群落地。
サンゴ草は塩分の多い湿地にしか生息出来ない植物なんだそうです。

見頃にはまだちょっと早かったようで、9月に入ると真っ赤に色づくみたいです。



今日はこれでホテルへ戻り。



帰り道の空が綺麗。

東京から見る空と同じなのに、なんでこんなに違うんだろか。






3日目へつづきます。