***吉井和哉的日常生活***

アリ地獄に嵌って14年半 吉井和哉のない生活は、たぶん考えられない

ジョンレノン音楽祭 2009

2009-12-08 23:50:37 | 吉井和哉・生!
今年も参加いたしました
“ジョン・レノン スーパーライブ”

部署が変わってから毎日残業の連続で
この日は無理無理に定時で切り上げ、開演時間の
19:00に到着。
精神衛生上すごく悪いです(泣)


席はアリーナ3列目右寄り。嬉しいです。
これが28日のチケットなら号泣するほど嬉しい(笑)

今回、周囲には吉井ファンらしき人はあまりおらず、
リアルタイムのビートルズ世代がほとんどでした。
私、最年少に近かったと思います(笑)


まずはスクリーンにジョンとヨーコの映像が流れ、
それが消えると、


いきなり吉井さんがステージの上手(右側)から登場。



ウキャーーーー。

吉井さーーーん。吉井さーーーん。



4ヶ月振りの吉井さんの姿が、なんかもの凄く嬉しくて
涙が出そうになっちまいました。
私、辛い日々を送ってるんだなぁと実感(笑)

気が付くと吉井さんの隣りに民生ちゃんがいました(爆)

和民、またはテンヤーワンヤーのお二人ですね(笑)

民生ちゃんは、吉井さんのサポートメンバーかと
思ってしまいそうなゆるい風情。
もちろんチェックシャツです。

吉井さんは、
薄手の黒いダブルのショートジャケットをオープンに着て、
INは黒地にモノクロ写真のTシャツ、黒パンツを
後ろから見るとサルエルパンツかいな?くらいに下げて履き、
顔には黒のサングラス。首には銀の十字架。メーク無し。
伸びたストレート気味の髪を微妙な真ん中分けにした
ヘアスタイルは私、好きじゃありません。
吉井武道館までに前髪切っておいて下さい(笑)

お顔はちょっと疲れ気味でしたかね。
ルックス的には今日の吉井さんは好みじゃないんですが
さっきも書いたように、もう、そこにいてくれるだけでOKな
私でしたから、ええ、全然OK(だったら言うなw)


で、今日の会場、やたらお行儀がいいというかおとなしいというか、
吉井和哉と奥田民生というスゲー組み合わせなのに、
アリーナで立ち上がる人は少なくて、
3列目だし、かつ左側は誰も立ってないしで、
ちょっと恥ずかしかったけど、そんなこと言ってたら
吉井ファンの名折れ、
いつものように思いきり弾けさせてもらいました。
ちゃんと「吉井さーーーーーん」って
黄色い声(のつもり)を飛ばしたし(笑)





二人が歌ったのは
【#9 Dream】
【One After 909】

【#9 Dream】はエコーが心地よい、ヒヤ~♪みたいなあの曲です。
そんなんじゃ分からん?(笑)

【One After 909】は吉井さんがモバで「歌詞を覚え中」
って書き込んでたあの曲ですね。

ちゃんと覚えてきてエラかったね、吉井さん。

って、間違っても分からんわ(笑)


というか、この2曲、
いきなりの登場だったんで心の準備がまだできておらず、
「いいわぁ」「吉井さんが歌うジョンの歌はやっぱ素敵だわぁ」
ばっかりで、ほとんど記憶がありません。

もったいねぇ~~(泣)


和民の二人は歌い終わるとサラリと上手から退場。
北東や東スタンドから「吉井さーん」という声がたくさんかかってました。




ここからは各アーティストの登場です。



『松本 素生(GOING UNDER GROUND) 』

【Don't Let Me Down】
【 (Just Like) Starting Over】

アレ、見覚えが、、
と思ったら去年のロックロックに出演されていたんですね。
儚い記憶力が悲しいです。

定番の曲を実直に歌われていました。

ああ。吉井さんの【 (Just Like) Starting Over】が
また聴きたいなぁ。





『Leyona』

【Mother】
【You Really Got A Hold On Me】

私、この方知りませんでした。すみません。
アカペラで歌った【Mother】が大迫力でした。
歌唱力のある方なんですねぇ。



『BONNIE PINK』

【Nobody Told Me】
【抱きしめたい】

もうお馴染みですね。
相変わらず初々しくて可愛らしいです。
赤いフリフリのスカートがよく似合ってました。



ここで歌は小休止。

松山ケンイチくんの登場です。

ブラックスーツにタイも黒とグレーの斜めストライプ。

彼が目当てのお客さんも多かったみたいですね。
ケンイチくんは黄色い声援やダミ声の声援に一つ一つ応えてました。

ケンイチくん、色が白くて繊細な雰囲気ですねぇ。

「映画の舞台挨拶などでステージに立つことはありますが、
こんな大舞台は初めてでして、、」
と少し緊張気味な様子。

でもさすが俳優さん、声が震えることもなく
【LOVE】の日本語詩を朗読。

“愛は~~こと”を“愛は~~こと?”と語尾をあげて
いたのが、面白い解釈だなと思いました。



歌に戻って、

『ROCK'A'TRENCH』

【Lucy In The Sky With Diamonds】
【Woman】

こちらもお初です。いいカンジです。
声がいい。ヴォーカルの表情もいい。
それなりに歌い込んでるし(それなりってw)

でも、2005年に吉井さんが歌った【Woman】を
もう一度聴きたい。
って、そればっか(汗)



次にスーパーライブのチャリティーとしての成果が
映像とナレーションで報告されました。

ナレーターは山崎直子さん。
(山崎努さんの娘さん?)

2008年までのスーパーライヴで、
22か国、85の学校が建設され、現在10校が
進行中だそうです。
また次回からは南米での建設も予定しているとのこと。

学校で学ぶ子供達の瞳がみんなキラキラ綺麗です。
ちょっとお高いチケット代が高いと感じなくなります。




『LOVE PSYCHEDELICO』

【Dear Yoko】
【Jealous Guy】

このお二人もお馴染みですね。
もうこのライヴの主みたいなカンジ(笑)



『浅井健一』

【Love】
【Day Tripper】

ベンジー、期待していたんですが、
ぶっきらぼうな歌い方にジョンの歌は合わないのかなぁ、
っていうか、まだ歌い込んでないっていうか、、モゴモゴ、、



次は山崎努さんのナレーションで
ゴミの山で暮らす少年からの手紙を紹介。
ゴミの中から売れそうな物を探し、それでなんとか
生活している少年。学校には行けず、それだけの日々。

学校に通えることが当たり前だと思っている
日本の子供達に、我が息子にこの手紙を
読ませたい。
そういっても、自分だって通っている時は当たり前だと
思ってたんだけど(汗)




『Cocco』

【Out The Blue】

ショートカットでメガネをかけて登場。
一瞬誰だか分からなかった。
青いワンピースの下に黒いタートル、黒いブーツ。
可愛いです。
それに斜め掛けした民俗調のバッグがとっても似合ってます。
にしても細いなぁ。大丈夫なのかなぁ、ってくらい細い。

バッグは、支援で建てられた学校を見にベトナムへ行った時
子供たちからもらったものだそうです。

「何年か前にもこのライヴに出させてもらって、
いつもこういうことを考えてなきゃいけないって
思ってるんだけど、でも、いつもいつも考えてるか
っていうと、そんなことはなくて、
また2,3年後に出させてもらった時も、
きっと同じこと言ってる自分がいるんじゃないかって。
それじゃいけないんだけど、
何かもっとちゃんとしなきゃいけないんだけど・・」

と、Cocco訛りの独特な口調で語る言葉は
とても誠実で嘘が無くて、
そういうCoccoが一番ちゃんと考えてるんじゃないか
って思いました。



『奥田民生』

【I'm So Tired】
【Polythene Pam!】

着替えてご登場。
赤から青のチェックシャツに(笑)
いったいチェックシャツ何枚持ってるんですかい?(笑)

サポートメンバーみたいな風情なんて言ってたの
撤回します。

【Polythene Pam!】のギターソロ、メッチャカッコ良かった。
民生ちゃん見てカッコイイって思ったの初めて(笑)
いや、ホント見直しちゃった。


で、
私の斜め後ろにガタイの良いオジサンがおりまして、
この方が、最初からですね、アーティストの歌に合わせて、
滅茶苦茶デカイ声で歌ってるんですわ。

悪いけど、それはもうはっきり言って胴間声(汗)

サビの部分なんかアーティストの声が聴こえないんです。
周りの人達が近くのスタッフに言い、注意してもらっても
全然治まらなかったので、私、直接注意させてもらいました。
オジサンは「あっ、分かりました」と、なんとか我慢できる程度まで
声は小さくなり、お隣の女性からもお礼を言われちゃったり
しましたが、これはあとに登場する吉井さんの声が聴こえなく
なる事態を防ぎたい一心からです。

吉井さんの歌声があの声に掻き消されたりしたら、
私、オジサンに回し蹴りしちゃうかも知れませんから(笑)





そして、

『忌野清志郎』

【Imagine】

3Dで映し出された清志郎さんは本当にそこにいるみたいで、

3Dの映像が消えてスクリーンでの映像になり
ステージにはライトが照らされるだけ。

そして、スクリーンの清志郎さんも、
マイクを持つ手がフェードアウトして、、


泣いてしまいました。







『泉谷しげる』(笑)

LOVE PSYCHEDELICOとのコラボで
【Working Class Hero】
【You've Got A Hide Your Love Away!】

愛すべきクソじじい(笑)は
しんみりした会場の空気を一変させてくれました(笑)

「俺はよぉ、ジョンレノンもビートルズも初めて歌うんだからよぉ」

「俺を出したこと、ヨーコさん、後悔してんだろうな~」(笑)

「なんだよ。客席、ババァが多いじゃねぇかよ~」(笑)

「こら、そこのババァ。ちゃんと聴けよ」(笑)

「手拍子なんかすんじゃねぇゾ」(笑)

2曲目はお客さんに合唱させて
「もっとデカイ声が出ねぇのかよ。
おめぇらに音楽的なことなんか要求してねぇんだからよ~」(爆)

お願い、しげ爺。笑わせないで。
目尻の皺が深くなるから(笑)




再び松山ケンイチくん登場。

【IMAGINE】を朗読。
他には一切の語り無し。




さあ、残るは吉井さんただひとり。

「今年もトリなのねぇ~」と思ったら、

『ヨーコさん』

大事な人を忘れていました(笑)

【Your Hands】
【Give Peace A Chance】

艶と張りのあるいい声です。
【Give Peace A Chance】はノリノリダンスバージョン。
黒いスーツは大きく胸元が開いて谷間がクッキリ~。
さすが、アメリカのおばちゃまは違いますわ。



そして、今度こそ、


『吉井和哉』

お着替え無し(残念)
民生ちゃんだって(だってw)着替えたんだから、ねぇ(笑)


いやぁ~、本当に今年もトリですよ。

有り難いなぁ~。

アンド、吉井さんだけ3曲。

ありがとう!スーパーライヴ。
ありがとう!ヨーコさん。


【I'm Losing You】
【Yer Blues】
【Help!】

「ヨーコさんが凄すぎてやりづらいです(笑)」と吉井さん。

アイボリーのテレキャスに付けられた水色のストラップ、
初めて見た気がします。
そのギターにとても似合います。


【I'm Losing You】はこのライヴで4度目ですかね。
好きなんですね、この歌。
私なんかが偉そうになんですが
今までで一番良かったと思います。

【Yer Blues】
「あまりみんなが知らない曲だと思うので
日本語歌詞で歌います。
ちゃんと聴き取れるといいんですが」と。

激しい歌詞にもビックリだけど、その歌い方。

シャウト!シャウト!シャウト!

こんな歌い方の吉井さん、初めてです。


か、カッコイイーーーーーっ。

吉井さん、スゲーーーーーっ。



でも、喉は大丈夫なのか?と思ったら

「この曲は喉を痛めます(笑)」って(汗)


【Help!】はいつものバラードバージョン。
やはり喉に負担がかかったのか、
出だしに声が裏返って「ひぃ~」
でも、そのあとは持ち直し、しっかり聴かせてくれました。


【Yer Blues】は吉井武道館で歌ってくれるかしら。
もう一度聴きたいけど、喉が心配だし、、

あぁ、ジレンマ。


参考までに、今までのスーパーライヴで
吉井さんが歌った曲は下記になります。
(参考にする人いるんか?w)

2001年
【I'm losing You】
【BE-BOP-A-LU-LA】
【GOD】

2005年
【I'm losing You】
【Woman】
【Starting Over】

2007年
【I'm losing You】
【Hey Bulldog】
【Help!】

2008年
【Help!】
【GOD】





そしてフィナーレ。

BONNIE PINKさんに名前を呼ばれ
全員がステージに登場です。

吉井さんはINのTシャツをライヴ用のにお着替えしてました。

真ん中はもちろんヨーコさん。
ヨーコさんを挟んで、右隣に吉井さん、左に民生ちゃん。
吉井さんの隣りに泉谷さん(笑)、その隣りにCocco。
民生ちゃんの隣りにベンジー、その向こうに松山ケンイチくん。

なんか、もの凄い並びじゃないですか。


しげ爺はここでも思いっきりやんちゃしてました(笑)
それをたしなめる吉井さん(笑)
そして、ヨーコさんのマイクスタンドのセッティングとか
マイクの置き場とかのお世話係も吉井さん。
会場ウケまくり(笑)




恒例のONO CHORDによる“I LOVE YOU”

i ii iii

i ii iii


今年も吉井さんに向けて“i ii iii”ができる幸せを
噛み締めました。


【Happy X'mas】の歌い出しは吉井さん。

もう、ホントにありがとうm(_ _)m




ヨーコさんは掛けているサングラスに触れながら

「これはジョンに『似合うから買いなさい』って
言われて買った黒メガネなの。
買ったのはジョンが亡くなる2週間前。
泣きはらした顔に必要になることが
ジョンには分かってたのかしらね。
だから、私はずっとこれを掛けてるの。」と。

そうだったんだ。
あのサングラスにはそんな謂われがあったんですね。

そして
「よく、『あなたはとても大きな石だから、影響力が
あるけれど、私は小石でしかないから何もできない』
というようなお手紙をもらうのね。
そうじゃないのよ。どんなに小さな石でも水に落とすと
波紋が出来るでしょ。
その波紋はどんどん広がって、やがて大きな波になるの。
みんなで小石を落とせばとても大きなことが
出来るのよ。
だから、みんな小石族になりましょう」

小石族ってなんか可愛い(笑)

ヨーコさんらしいお話しでした。


“ひとりで見る夢はただの夢、みんなで見る夢は現実になる”





3時間40分。



とっても幸せで、有意義な時間でありました。