【鹿児島紹介2016_301 鹿児島市 黎明館（鶴丸城跡）と天璋院篤姫像】2016/02/01

 

みなさん、おはようございます。今日から2月、2月は逃げるって言いますが、今年は閏年で一日分は少なくとも例年より多い。その分頑張って仕事をしましょう。

さて、今日ご紹介するのは、黎明館です。正式名称は「鹿児島県歴史資料センター黎明館」で、島津氏の居住であった鶴丸城跡に建っています。鹿児島大学にも縁のある場所で、明治34年には第七高等学校造士館が、昭和24年には鹿児島大学文理学部が発足、医学部が移転してくるなど現在地へ移転するまで活用されました。敷地内には七高生の碑なども建立されています。日展や二科展、南日美展などの美術展の開催場所としても活用されています。鶴丸城は消失してしまいましたが、現在、御楼門の復元を目指して工事が始まっています。寄付を呼びかけており、法人の寄付の申し出は当初目標の４億円を既に超えたそうです。そして、広い敷地の一角には大河ドラマの「篤姫」の銅像が2010年に建立されました。１０代の一時期を鶴丸城で過ごしたんですよね。文化勲章受章者で彫刻家の中村晋也さんが、篤姫４０歳前後の写真を参考に制作されたもので、風格があります。黎明館内には大河ドラマ「篤姫」の中で使われた着物などの展示もありますよ。