LOVEかごしま_鹿児島情報

鹿児島で出会った野鳥や桜島・自然などをご紹介します。

【鹿児島紹介2016_314 鹿児島市 関吉の疎水溝】2016/02/14

2016年02月14日 | 鹿児島紹介

 

関吉の疎水溝は、昨年の7月「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。もともとは、1852年(嘉永6年)に築かれ、薩摩藩第28代当主島津斉彬によって行われた集成館事業の動力源として利用されました。

木川上流の関吉から雀ヶ宮までの約8キロメートルにおよぶ用水路は、集成館事業のために造られました。鹿屋体育大学で知り合った方に「あべまつ」さんという方がいらっしゃいましたが、木川の「」が苗字の一部だったと思います。写真に写っている取水口のところに当時の様子を偲べます。

木川については、鹿児島大学の名誉教授大木公彦先生(鹿児島大学総合研究博物館 前館長)が書かれた論文があります。

http://ir.kagoshima-u.ac.jp/bitstream/10232/9998/1/AA11246904_v43_p16-25.pdf#search='%E6%A3%88%E6%9C%A8%E5%B7%9D'

-鹿児島市下田町1263先(取水口所在地)

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