今日の「開聞岳を望む」は烏島から観た開聞岳です。烏島、知っている人は知っている。烏島と言っていますが、今は島ではありません。桜島から噴出したマグマが海まで流れ出して、海岸からから500m沖合にあった烏島まで埋まってしまったのですが、その事を記録する為につくられた記念碑があります。烏島は高さ20m周囲500mの無人島でした。大正3年(1914年)1月13日(噴火翌日)に桜島の中腹から流れ始めた大正大噴火で出てきた溶岩により、烏島は溶岩の下20mに埋もれてしまったのです。大正大噴火の凄さを物語るエピソードですが、それを記念して1951年1月に碑が建てられました。記念碑のある場所は海岸からは随分奥になります。爆発の規模の大きさがいかに凄かったか?ここからは、溶岩原と対岸の鹿児島市が良く見えます。一面に広がる溶岩を見て大正大噴火の規模の大きさを振り返るのも一興?って、こんな溶岩が流れてきたら怖いですが。
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