前にも、書いたかもしれませんが・・・。
私が、甲状腺の病気と診断されたのは、今から、38年前、大学1年生の時です。
初めての寮生活で、なかなか慣れず、食事もなかなか喉を通らない、
恥ずかしい話、共同生活・共同トイレで、便秘になって、
メンタル的にも、ホームシック。
なのに、実家に電話すると、
母親の(子離れしなくてはいけないと思い、冷たくあしらったらしい)
という態度。
私は、突き放された気持ちで、ショックもあり、1ケ月くらいで、
体重が10キロくらい減ってしまいました。
体調が悪いのに、母親には相談できなくて、今みたいにネットが無い時代。
たまたま、相談に行ったのが、大学の保健室でした。
保健の先生に相談すると、紹介されたのは、九州で有名な甲状腺の専門病院でした。
その時、私は、18歳。病院にかかったことはあまりなく、
もちろん、甲状腺の病気なんて何も知らず、病院にかかったのを覚えています。
大きな病院の前には、旅館があって、全国から、患者さんが泊りがけで、
その甲状腺専門病院にかかっているみたいでした。
また、美智子上皇后が、お忍びで受診されたと言われている病院でした。
診察を受けて、「今日は親御さんは来ていないの?独りで来たの?」と、
驚かれました。
当時は、私のその時の病気、無痛性甲状腺炎は、まだ病気自体が分かっておらず、
採血して、甲状腺ホルモンが上下するたびに、お薬を飲んだり止めたり、
「良く分からない病気」だと、
その当時のかかりつけの若い男の先生に言われたことを思い出します。
昨日、たまたま、当時の採血データーを観ていたら、そのかかりつけの先生の名前が、
万年筆でサインしてあり、パソコンで検索してみると、懐かしいお名前が・・・。
何とその病院の院長先生になられていました。
ぽちっと押してくれるとうれしいです。