
また、わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる
神の力が、
どれほど大きなものであるか、悟らせてくださるように。
「エフェソの信徒への手紙」 / 1章 19節
新約聖書 新共同訳
父母は子供が優れているから愛するのではありません。
子供であればこそ
優れていようが愚かであろうが愛するのです。
病身の子を持つ親が子供以上につらいのと同様に
神様の愛の心情は
皆さんが優れているいないということを
超越しているのです。

▲http://japanese.ruvr.ru/2011/08/01/54003201.html
★ローマ法王:イスラム教徒へメッセージ
相互理解呼びかけ
◆毎日新聞 2013年08月03日 18時35分
【ローマ福島良典】
世界のキリスト教カトリック信徒約12億人を率いるフランシスコ・ローマ法王はイスラム教で最も神聖な月とされるラマダン(断食月)明けを前にメッセージを出し、世界のイスラム教徒に対して、教育を通じた相互理解の促進を呼びかけた。バチカン(ローマ法王庁)が2日発表した。
バチカンがラマダン明けの祭り「イードアルフィトル」にあたり祝福メッセージを出すのは恒例だが、今年は「全イスラム教徒に対する尊敬と友好」の印として法王が署名。宗教間対話に積極的に取り組む姿勢を示した。
メッセージで法王は「若者が他の宗教・信徒をあざけったりせず、尊敬の念をもって考え、語れるように育てなければならない」と指摘し、「キリスト教徒とイスラム教徒の対話と協力を進める重要性」を強調した。
法王が名前を取った聖フランシスコは、中世の十字軍時代にエジプトのスルタン(君主)と会談した聖職者として知られている。

▲http://blog.livedoor.jp/wien2006/lite/archives/52027051.html
★教皇 イスラム教のラマダン終了に向けメッセージ
< 諸宗教と対話 >
◆2013年08月02日 18:46:53
教皇フランシスコは、2日、イスラム教のラマダン(断食月)の終了を前にメッセージを発表された。
教皇庁諸宗教対話評議会がラマダン明けの大祭にイスラム関係者にメッセージをおくることが毎年の恒例となっているが、教皇フランシスコは登位最初のこの機会に、すべてのイスラム教徒への尊敬と友情のしるしとして、自らの署名をもってお祝いの言葉を述べることを望まれた。
このメッセージで教皇は、ご自分の名がアッシジの聖フランシスコにちなんでいることに言及。神とすべての人間を深く愛し、貧しい人々や病者に奉仕し、自然を大切にしたフランシスコが「皆の兄弟」と呼ばれていることを紹介された。
教皇は今年のメッセージのテーマとして、イスラム教徒とキリスト教徒の教育を通した相互尊重の推進を挙げ、互いの理解と尊敬の基礎に教育が非常に重要な役割を果たしていることを強調された。
そして一人ひとりの人を尊重するとは、各自の生活、心身、尊厳、権利、民族的・文化的アイデンティティー、思想、政治的選択などを尊重することと教皇は述べ、不当な批判や誹謗を排し、他者に対する尊敬ある考え方、話し方を学ぶには、家庭や学校、宗教教育、マスメディアの役割が欠かせないと記されている。
諸宗教間、特にイスラム教とキリスト教間においても、相手の宗教、それぞれの教えやシンボル、価値を尊重するようわたしたちは招かれているのであり、それぞれが互いに非難し合うことほど悲しいことはないと述べている。
教皇は、すべてのイスラム教徒とキリスト教徒が特に教育を通して、相互の尊重と友情を高め、対話と協力がより強められることを希望された。

※ 名古屋場所は、10勝5敗で勝ち越した十両 エジプト出身の大砂嵐。
今後が期待される。
★大砂嵐勝ったが断食あと11日/名古屋場所
◆ニッカンスポーツ 2013年7月11日9時10分
<大相撲名古屋場所>◇4日目◇10日◇愛知県体育館
エジプト出身で西十両9枚目の大砂嵐(21=大嶽)が、ラマダンパワーで勝利した。この日からイスラム教のラマダン(断食月)に突入。日中の飲食ができない中でも、双大竜(30)を寄り切り3勝1敗とした。うがいをいつもより多めにしたり、深夜に食事をとるなど工夫し“初日”を乗りきった。
大砂嵐の土俵上の気迫は前日を上回っていた。「ラマダンは問題ない。オレのパワーと、ラマダンのパワーも両方ある。力がいつも以上です」。幕内経験者の双大竜を左四つに食い止めると、両まわしを引きつけて寄り切り。支度部屋で、鋭い眼光で言い切った。

イスラム教の断食月に、この日から突入。日中の飲食を自ら禁じる。午前2時にヨーグルトと、ニンニクみそを添えたおにぎり2個を食べたが、そこから食事なし。水もうがいのみ。約1時間の朝稽古に加え、35度を超える暑さ。脱水症状なども心配されたが、土俵上で結果を出した。
序二段だった昨年の名古屋場所でも経験したが、ラマダンに入ってからは千秋楽の1番のみだった。アフリカ出身初の新十両としての重圧も加わっている。「配慮するとあいつは嫌がる」と話す大嶽親方(元十両大竜)も、稽古中にホースを手にして水浴びさせるなど、サポートしている。
ただ、まだ1日を乗りきったにすぎない。残り11日間の試練が待っている。支度部屋を出る際には「やっぱり、おなかすいた。オレはこれからがお昼ご飯」と本音も漏らした。夕飯には部屋名物の塩ちゃんこ鍋に加え、好物のなすと鶏肉のみそ炒めも用意された。付け人も「僕のチャーハンがおいしいって食べてくれるので、夜中に食べられるようにつくっておきます」と協力。深夜に買い出しに走る苦労も取り除いてくれた。
「親方もいます。仲間もいます。家族もエジプトで応援してくれています。関取として勝つこと、横綱になることが恩返しです。ラマダンとか政治のこととかは関係ない」。ラマダンの試練も大砂嵐の強さを磨く1つだ。【鎌田直秀】
◆ラマダン(断食月) イスラム暦の9番目の月の呼び名で、唯一の神アラーに断食という修行を通じて信仰をささげる、1年で最も神聖な月とされる。今年は今月10日から30日間。夜明けから日没まで水を含む飲食、喫煙、性行為などが禁止。厳格なイスラム教徒はつばを飲み込むこともしないと言われる。ただし、病人や妊婦らは免除される。日没後は食事が可能で、毎夜盛大なうたげになる。

※2013年8月1日 (首相官邸にて)