地上を旅する教会

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兄弟として 【“リンゴっ子”躍進に3つの秘密 弘前学院聖愛が徹底する「JK」とは?】

2013-08-18 18:19:29 | 今日の御言葉

※ 映画『奇跡のリンゴ』2013


兄弟としていつも愛し合いなさい。


「ヘブライ人への手紙」 / 13章 1節
新約聖書 新共同訳


あなたが悲しい時
その姿を見ておられる神様は
もっと辛いことを知ってください。

あなたが傷ついている時
神様はもっと哀れな立場に立っておられます。

ですから、いつも
心に喜びをもつように心がけなさい。






★“リンゴっ子”躍進に3つの秘密

弘前学院聖愛が徹底する「JK」とは?


◆ZAKZAK 2013年8月18日


弘前学院聖愛(青森)が躍進中だ。9日目第1試合でセンバツ2度の優勝を誇る沖縄尚学に4-3で競り勝ち、青森県勢として初めて初出場での2勝目を挙げて3回戦に進んだ。青森では長年、他県からの野球留学生を多数抱える青森山田と八戸学院光星(前光星学院)が代表の座を占めてきたが、聖愛は38人の部員が全て地元の津軽地方出身。原田一範監督(35)が命名した“リンゴっ子”たちはなぜ強い?

キリスト教(プロテスタント)の女子高として創立は1886年と古いが、男女共学となったのは2001年で野球部の創部も同時。13年目の躍進には3つの秘密があるという。

系列に付属の中学と大学を持つ同校。ベンチ入りの半数が聖愛中の硬式チーム「弘前聖愛リトルシニア」出身で、いわば“中高一貫野球”が実現している。「個人個人の能力では野球エリートに絶対勝てない」と原田監督。一体感のある野球で組織力を高めて県内2強の牙城を突き崩した。

この日3安打を放ち、1年生にして「8番・右翼」でレギュラーの北畠栞人(かんと)外野手も同中出身。北畠は「中学の頃から練習をいつも見ていたし、中3の夏からは高校で練習していたので聖愛の野球にすんなり入れた」という。

聖愛野球部で徹底しているのが“JK”だ。女子高生の略ではない。「準備」と「確認」のことだ。北畠は「ネクストサークルで相手投手の攻めをイメージする。『自分は1年生で体も小さいから速い球をインコースに使って詰まらせに来るはず』とか気持ちの準備を大切にします。確認はカバリングとか守備位置をみんなで口に出して言い合う」と話す。普段からのイメージトレーニングと確認作業の積み重ねのおかげで甲子園でも「緊張や戸惑いはほとんどなかった」と笑う。

部員がそれぞれ「データ」「健康管理」「学習指導」など、役割を分担していることも聖愛の特徴。特にデータの担当は相手のクセなど傾向をすぐにチームに広める大切な役割だという。「準備する上で相手のクセが分かっているのとないでは大違い」と北畠。

3回戦で延岡学園(宮崎)と対戦する。中5日の相手に対して、中1日と日程上の不利は否めないが、工夫と一体感に満ちたリンゴっ子たちは新たな歴史を作れるか。

(片岡将)




(http://www.zakzak.co.jp/smp/sports/baseball/news/20130818/bbl1308180726003-s.htm)


★“りんごっ子ナイン”力尽きる…原田監督
「感謝の気持ちしかありません」


◆スポニチアネックス 2013年8月18日 13時11分配信


 ◇第95回全国高校野球選手権大会3回戦 弘前学院聖0―10延岡学園(2013年8月18日 甲子園)


 “りんごっ子ナイン”の快進撃はベスト8の壁に阻まれて止まった。延岡学園・奈須―井手のリレーに散発6安打に抑え込まれ、0―10で完封負け。それでも、最終回まで選手たちが笑顔でプレーし、試合後にスタンドの一般客にも深々と頭を下げて応援に感謝する弘前学院聖ナインの姿は、最後まで爽やかな印象を残した。

 原田監督は、1、2回戦で連続完投勝利を飾った右腕・小野ではなく、左腕の一戸を先発マウンドに送った。3回1死二、三塁から一戸の二塁へのけん制悪送球で先制点を献上。5回の先頭打者に二塁打を打たれると、2番手に小野を送り、小野が打ち込まれると、6回途中から再び一戸、そして8回途中には再び小野へとスイッチと懸命に延岡学園の猛打をかわそうとしたが、大量10点を失った。

 それでも、リンゴ畑が広がる津軽地方出身が多くを占める“りんごっ子ナイン”が初出場で成し遂げた甲子園2勝が心から誇らしい。3回戦のスタメンに3年生は2人で、2年生が5人、1年生が2人。指揮官は「3年生が6人しかいないチームが本当によくやった。選手には感謝の気持ちしかありません」と結んだ。