地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

知恵ある者【ヴォーリズの生涯、マンガ本に 没後50年記念し出版 】

2014-05-17 06:16:04 | 今日の御言葉




どうして知恵ある者となれようか、

鋤を握り、
突き棒の扱いを自慢する者が。
また、牛を追い立て、仕事に忙しく、
話題は子牛のことばかりという者が。

シラ書〔集会の書〕/ 38章 25節
旧約聖書続編 新共同訳




完全に神にしたがうこと、
他人を信じ愛すること、そして、
だれに対しても陽気でいることです。


喜びとともに苦難をも
受け止めなければなりません。
貧しい人生を明るく信じて
生きなければなりません。

そして、
もっとも貧しい人のなかにいる
イエスの世話を
陽気にしなければなりません。

神は陽気に与える者を愛するのです。
微笑みながら与えられたものこそ
最高の贈り物なのです。

もし、あなたが神に対してつねに
「はい」と答える心づもりがあるなら、
どんなことがあっても
微笑んでいるようにしなさい。

そうすれば神の恵みが受けられ、
傷つくまで与えつづけることが
できるでしょう。


マザーテレサ
(マザーテレサ『マザーテレサ語る』より)





★ヴォーリズの生涯、マンガ本に
没後50年記念し出版

◆京都新聞2014年5月16日



▲出版された「神の国の種を蒔こう」(左)と漫画「W・メレル・ヴォーリズ伝」

建築家で、キリスト教伝道に基づく数々の事業を手がけたウィリアム・メレル・ヴォーリズの没後50年を記念して、公益財団法人近江兄弟社(滋賀県近江八幡市)は、入門編となる伝記漫画「W・メレル・ヴォーリズ伝」と、月刊誌「湖畔の声」に掲載されたヴォーリズの文章を集めた「神の国の種を蒔(ま)こう」の2冊を出版した。

「ヴォーリズ伝」は日本での生活や国籍取得に至る思い、建築設計の思想などを、エピソードとともに読みやすく紹介している。滋賀県が2001年に発行した「滋賀の20世紀」に収められた漫画に加筆し、巻末に写真19枚を加えるなど再編集した。

「神の国の種を蒔こう」では、ヴォーリズが自身の言葉で語るキリスト教信仰や思想を翻訳で伝えている。ヴォーリズの信条である「スチュワードシップ」については、財産は神や隣人から預かったもので、公共の利益のために使う責任があると記している。また、内村鑑三との往復書簡も掲載している。同財団は「2冊を通して、隣人愛に生きたヴォーリズの生涯を知ってほしい」としている。

「ヴォーリズ伝」(サンライズ出版)は800円、「神の国の種を蒔こう」(新教出版社)は2千円。問い合わせは同財団TEL0748(32)2456。







★希望の洋上書店 金沢に:石川

◆中日新聞2014年5月17日
(CHUNICHI Web)




▲乗組員らの案内で船上書店を
見学する招待客=金沢港無量寺埠頭で


船内50万冊、英会話イベントも


世界最大の洋上書店として知られる大型国際書店船「ロゴス・ホープ号」(一二、五一九トン)が金沢港無量寺埠頭(ふとう)(金沢市無量寺町)に寄港し、十六日から船内の一般公開が始まった。二十六日まで。

ドイツに本部を置くキリスト教系慈善団体「GBA Ships」が主催している。ボランティアで約五十カ国の船員四百人が乗船し、アフリカやアジアなど世界各国を巡航。本を廉価で販売しながら、食料や医療支援などを通じて知識や支援、希望を届けている。四月下旬に香港を出発、出島港(長崎県)を経由し七年ぶりに金沢に来航。二十七日に韓国へ向け出港する。

船内にある約五千種類五十万冊の書籍は、理念に賛同する団体から廉価で提供されているため、例えば定価六ポンド(約九百六十円)の本が三百円だ。

寄港中は、船内ツアーや、英会話を楽しむ「イングリッシュカフェ」などのイベントを実施。船員が県内の小学校に訪れるなど、異文化交流イベントも。

この日はオープニングセレモニーも開かれ、エド・ファーベーク船長は「皆さんの街で学ぶこと、友情を育むことを楽しみにしている」とあいさつした。

一般公開は日-火曜は午後一~九時半、水-土曜は午前十時~午後九時半(二十四日は午前九時~正午)。入場料は百円。 (飯田樹与)