http://www.garitto.com/product/18892047
そして、わたしたちを導き、
不信心とこの世の情欲とを捨てて、
慎み深く、正しく、信心深く
この世で生活し、
祝福に満ちた望み、すなわち、
大いなる神、
わたしたちの救主
キリスト・イエスの栄光の出現を
待ち望むようにと、教えている。
「テトスヘの手紙」 2章12-13節
新約聖書 新共同訳
ある日のこと、わたしは、
もう決して何も食べようとしない、
ひとりの小さな子どもを見かけました。
彼のお母さんは亡くなって
しまっていたのです。
わたしは、その子のお母さんに
よく似ている一人のシスターを
探しました。
わたしは、彼女に言いました。
「あの子と遊ぶ以外、
何もしてはいけません。」
すると、その子に
また食欲が戻ってきたのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『100の言葉』より)
▲2014.6.4放送『おはよう寺ちゃん活動中』
http://youtu.be/KtcpjmOnyCM
【国家を哲学する施光恒の一筆両断】
「外国人家政婦」は日本人の倫理観に合うのか?
★「外国人家政婦」は
日本人の倫理観に合うのか?
◆産経新聞 2014年6月5日 23:41
みなさんは最近の女子大生が一番欲しいものをご存知ですか?
小泉純一郎内閣で経済財政担当相などを歴任し、今も政府の複数の役職を務める経済学者、竹中平蔵氏によれば「外国人のメイドさん」らしいのです。キャリア志向の強い女子大生は、自分の代わりに家事をしてくれる外国人の家政婦さんを雇えるよう、国の政策を変えてほしいと願っているということです。昨年7月の対談記事で竹中氏はそう発言していました。
私は職業柄、女子大生や大学院生と話す機会は多いですが、「メイドさんが欲しい」という声は寡聞にして存じません。竹中氏が教授をなさっている慶應義塾大は都会っ子が多いので九州とは違うのでしょうか。私も慶應義塾大卒なので同窓生らに確認しましたが、やはりそんな声は聞いたことがないと言います。竹中氏の周囲にはよほど変わった学生が集まっているのでしょうか。竹中氏はパソナグループ取締役会長も務めておられますから、むしろビジネス上の関心に基づく発言なのかもしれませんね…。
しかしながら、この件は「竹中氏の奇妙な発言」というだけではすまなくなりつつあります。竹中氏が委員を務める政府の国家戦略特区諮問会議は5月12日、福岡市など戦略特区に指定された地域に限り、外国人の在留資格を緩め、外国人家政婦の入国を認める方向で検討に入ると発表しました。外国人家政婦を雇用しやすくすることで日本人女性や共働き世帯が仕事をしやすい環境を作るのが狙いだそうです。実現すれば、福岡市でも家事や育児はフィリピンなどから来たメイドさんに任せ、働こうとする女性が続々と出現するのでしょうか。
私はこのような政策提言が、安倍晋三首相の諮問機関から発せられること自体に大きな懸念を抱いています。「自分が社会で働きたいから貧しい外国人女性をつれてきて家事をやらせる」という発想が、果たして日本人の倫理観に合うでしょうか。「貧しさ」に付け込むのは道義上許されない嫌悪すべき発想だと考えるべきだと思います。
教育上もよいこととは思えません。家事を外国人に任せる両親のもとに生まれ、外国人家政婦に世話をされた子供が、日本人らしい道徳観を身に付けることができるとは到底思えないからです。
そもそも外国人家政婦に関する規制緩和は、昨年6月に在日米国商工会議所が日本政府に提案したものなのです。このようにアベノミクスの「第3の矢」と言われる規制緩和に関わる政策の多くは、日本国民ではなく、外国人投資家の目をもっぱら気にしているように見えてなりません。労働時間規制や解雇規制の緩和もそうです。日本の政策を考える際に、日本人の常識的感覚に合わせるのではなく、外国人投資家の歓心を買うことに重きを置くとすれば「民主主義」の観点からも望ましくないと言えます。
懸念は他にもあります。福岡市の国家戦略特区構想の提案には「クルーズ船内のカジノ営業の緩和」という項目も含まれています。言い方は悪いですが、「賭場」に群がる外国人を呼び寄せて福岡市民に一体何のメリットがあると言うのでしょうか。理解に苦しみます。
その一方で、安倍政権は、道徳教育を重視し、小中学校での道徳の教科化を目指しています。これは正しい教育改革だとは思いますが、いくら学校で子供に熱心に道徳を説いたところで、その裏で大人たちが貧しい外国人をこき使い、ギャンブルなどの背徳に浸っていては社会に道徳観が根付くはずもありません。「経済」と「教育」は別物ではなく、密接に絡み合っています。安倍首相が「保守」を自認するのであれば、経済政策も日本人の常識に基づいたものを追求すべきではないでしょうか。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140605/biz14060523410023-n1.htm
(産経新聞 2014.6.5 23:41)
▲『売国奴に告ぐ』三橋貴明 中野剛志(資料)
★米国は「いじめっ子」、
TPP交渉めぐりカナダ農相が批判
◆ロイター 2014年6月12日(木)8時15分配信
米国は「いじめっ子」、TPP交渉めぐりカナダ農相が批判
▲6月11日、
カナダのリッツ農業・農産食料相は、
米国が自由貿易交渉で
「学校でのいじめっ子」のように振舞っているとし、
批判を表明した。オタワで3月撮影
(2014年 ロイター/Chris Wattie)
【ウィニペグ(マニトバ州) 11日 ロイター】
カナダのリッツ農業・農産食料相は11日、米国が自由貿易交渉で「学校でのいじめっ子」のように振舞っているとし、批判を表明した。
TPP日米協議めぐり米農業団体の反発強まる、譲歩を警戒
同時に、環太平洋連携協定(TPP)に比べ、日本などとの二国間自由貿易協定の方がより期待が持てるとの見解を示した。
ロイターとのインタビューで語った。
リッツ農業相はまた、カナダが乳製品や卵、鶏肉の品目について一段の市場開放に踏み切るには大幅な転換が求められることになると強調。TPP締結に向けたハードルが依然高いことが浮き彫りとなった。
米農業団体はこれまでに、日本とカナダが乳製品について一段の市場開放で合意しないのであれば、TPP交渉を支持しないと表明した。
同相は乳製品をめぐる一段の市場開放について「近い将来にそのような状況になることは想定していない」とし、「カナダに益をもたらさない」と述べた。
また、TPP交渉が合意に達する確率は「五分五分」との見方を示したうえで、「韓国や日本との二国間自由貿易協定の方がはるかに優れている」と語った。
米通商代表部(USTR)のマイケル・フロマン代表からコメントは得られていない。
そうした中、リッツ農業相は来週、中国を訪問する。カナダは中国への牛肉輸出を拡大させたい考え。
(ロイター 2014年6月12日)
▲竹中平蔵パソナグループ取締役会長
(兼 慶應義塾大学教授 資料写真)
竹中氏はメイドが好き!?
そして、わたしたちを導き、
不信心とこの世の情欲とを捨てて、
慎み深く、正しく、信心深く
この世で生活し、
祝福に満ちた望み、すなわち、
大いなる神、
わたしたちの救主
キリスト・イエスの栄光の出現を
待ち望むようにと、教えている。
「テトスヘの手紙」 2章12-13節
新約聖書 新共同訳
ある日のこと、わたしは、
もう決して何も食べようとしない、
ひとりの小さな子どもを見かけました。
彼のお母さんは亡くなって
しまっていたのです。
わたしは、その子のお母さんに
よく似ている一人のシスターを
探しました。
わたしは、彼女に言いました。
「あの子と遊ぶ以外、
何もしてはいけません。」
すると、その子に
また食欲が戻ってきたのです。
マザーテレサ
(マザーテレサ『100の言葉』より)
▲2014.6.4放送『おはよう寺ちゃん活動中』
http://youtu.be/KtcpjmOnyCM
【国家を哲学する施光恒の一筆両断】
「外国人家政婦」は日本人の倫理観に合うのか?
★「外国人家政婦」は
日本人の倫理観に合うのか?
◆産経新聞 2014年6月5日 23:41
みなさんは最近の女子大生が一番欲しいものをご存知ですか?
小泉純一郎内閣で経済財政担当相などを歴任し、今も政府の複数の役職を務める経済学者、竹中平蔵氏によれば「外国人のメイドさん」らしいのです。キャリア志向の強い女子大生は、自分の代わりに家事をしてくれる外国人の家政婦さんを雇えるよう、国の政策を変えてほしいと願っているということです。昨年7月の対談記事で竹中氏はそう発言していました。
私は職業柄、女子大生や大学院生と話す機会は多いですが、「メイドさんが欲しい」という声は寡聞にして存じません。竹中氏が教授をなさっている慶應義塾大は都会っ子が多いので九州とは違うのでしょうか。私も慶應義塾大卒なので同窓生らに確認しましたが、やはりそんな声は聞いたことがないと言います。竹中氏の周囲にはよほど変わった学生が集まっているのでしょうか。竹中氏はパソナグループ取締役会長も務めておられますから、むしろビジネス上の関心に基づく発言なのかもしれませんね…。
しかしながら、この件は「竹中氏の奇妙な発言」というだけではすまなくなりつつあります。竹中氏が委員を務める政府の国家戦略特区諮問会議は5月12日、福岡市など戦略特区に指定された地域に限り、外国人の在留資格を緩め、外国人家政婦の入国を認める方向で検討に入ると発表しました。外国人家政婦を雇用しやすくすることで日本人女性や共働き世帯が仕事をしやすい環境を作るのが狙いだそうです。実現すれば、福岡市でも家事や育児はフィリピンなどから来たメイドさんに任せ、働こうとする女性が続々と出現するのでしょうか。
私はこのような政策提言が、安倍晋三首相の諮問機関から発せられること自体に大きな懸念を抱いています。「自分が社会で働きたいから貧しい外国人女性をつれてきて家事をやらせる」という発想が、果たして日本人の倫理観に合うでしょうか。「貧しさ」に付け込むのは道義上許されない嫌悪すべき発想だと考えるべきだと思います。
教育上もよいこととは思えません。家事を外国人に任せる両親のもとに生まれ、外国人家政婦に世話をされた子供が、日本人らしい道徳観を身に付けることができるとは到底思えないからです。
そもそも外国人家政婦に関する規制緩和は、昨年6月に在日米国商工会議所が日本政府に提案したものなのです。このようにアベノミクスの「第3の矢」と言われる規制緩和に関わる政策の多くは、日本国民ではなく、外国人投資家の目をもっぱら気にしているように見えてなりません。労働時間規制や解雇規制の緩和もそうです。日本の政策を考える際に、日本人の常識的感覚に合わせるのではなく、外国人投資家の歓心を買うことに重きを置くとすれば「民主主義」の観点からも望ましくないと言えます。
懸念は他にもあります。福岡市の国家戦略特区構想の提案には「クルーズ船内のカジノ営業の緩和」という項目も含まれています。言い方は悪いですが、「賭場」に群がる外国人を呼び寄せて福岡市民に一体何のメリットがあると言うのでしょうか。理解に苦しみます。
その一方で、安倍政権は、道徳教育を重視し、小中学校での道徳の教科化を目指しています。これは正しい教育改革だとは思いますが、いくら学校で子供に熱心に道徳を説いたところで、その裏で大人たちが貧しい外国人をこき使い、ギャンブルなどの背徳に浸っていては社会に道徳観が根付くはずもありません。「経済」と「教育」は別物ではなく、密接に絡み合っています。安倍首相が「保守」を自認するのであれば、経済政策も日本人の常識に基づいたものを追求すべきではないでしょうか。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140605/biz14060523410023-n1.htm
(産経新聞 2014.6.5 23:41)
▲『売国奴に告ぐ』三橋貴明 中野剛志(資料)
★米国は「いじめっ子」、
TPP交渉めぐりカナダ農相が批判
◆ロイター 2014年6月12日(木)8時15分配信
米国は「いじめっ子」、TPP交渉めぐりカナダ農相が批判
▲6月11日、
カナダのリッツ農業・農産食料相は、
米国が自由貿易交渉で
「学校でのいじめっ子」のように振舞っているとし、
批判を表明した。オタワで3月撮影
(2014年 ロイター/Chris Wattie)
【ウィニペグ(マニトバ州) 11日 ロイター】
カナダのリッツ農業・農産食料相は11日、米国が自由貿易交渉で「学校でのいじめっ子」のように振舞っているとし、批判を表明した。
TPP日米協議めぐり米農業団体の反発強まる、譲歩を警戒
同時に、環太平洋連携協定(TPP)に比べ、日本などとの二国間自由貿易協定の方がより期待が持てるとの見解を示した。
ロイターとのインタビューで語った。
リッツ農業相はまた、カナダが乳製品や卵、鶏肉の品目について一段の市場開放に踏み切るには大幅な転換が求められることになると強調。TPP締結に向けたハードルが依然高いことが浮き彫りとなった。
米農業団体はこれまでに、日本とカナダが乳製品について一段の市場開放で合意しないのであれば、TPP交渉を支持しないと表明した。
同相は乳製品をめぐる一段の市場開放について「近い将来にそのような状況になることは想定していない」とし、「カナダに益をもたらさない」と述べた。
また、TPP交渉が合意に達する確率は「五分五分」との見方を示したうえで、「韓国や日本との二国間自由貿易協定の方がはるかに優れている」と語った。
米通商代表部(USTR)のマイケル・フロマン代表からコメントは得られていない。
そうした中、リッツ農業相は来週、中国を訪問する。カナダは中国への牛肉輸出を拡大させたい考え。
(ロイター 2014年6月12日)
▲竹中平蔵パソナグループ取締役会長
(兼 慶應義塾大学教授 資料写真)
竹中氏はメイドが好き!?