▼http://youtu.be/9AVPeCFOglo
さて、過越祭の前のことである。
イエスは、この世から
父のもとへ移る
御自分の時が来たことを悟り、
世にいる弟子たちを愛して、
この上なく愛し抜かれた。
「ヨハネによる福音書」/ 13章 1節
新約聖書 新共同訳
【アッシジの聖フランシスコの祈り】
主よ、あなたの平和をもたらす
道具として、私をお使いください。
憎しみのあるところには、愛を
不当な扱いのあるところには、一致を
疑惑のあるところには、信仰を
誤っているところには、真理を
絶望のあるところには、希望を
暗闇には、光を
悲しみのあるところには、喜びを
持って行くことができますように。
慰められることを求めるよりは、
慰めることを
理解されることよりは、
理解することを
愛されるよりは、愛することを
求める心をお与えください。
私たちは自分を忘れ去ることによって、
自分を見いだし
許すことによって、許され
死ぬことによって、
永遠の命をいただくのですから。
(『マザーテレサへの旅路』より)
★中国で「正しい歴史認識」は存在せず
--- 長谷川 良
◆アゴラ 2014年6月5日 11時40分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140605-00010010-agora-pol
中国共産党政権が学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件から6月4日で25年目を迎えたが、オーストリア国営放送は前日、夜のニュース番組で天安門事件で息子を失った母親、丁子霖さんとのインタビュー記事の内容を報じていた。母親は「中国では天安門の事件についてはどの歴史教科書にも記述されていない。自分は息子を失った。決して忘れることはできない」と述べていた。番組は女学生にもインタビューしていたが、「天安門事件のことを教科書で学んだことがない」と語っていたのが印象的だった。
25年前の天安門事件について、中国共産党政権は「政治風波」(暴乱)と呼び、完全に無視してきた。日頃、反日批判を繰り返し、歴史を正しく直視すべきだと主張したきた中国共産党政権が25年前の天安門事件を国民に正しく伝えることができず、事件に関する報道を検閲したり、削除し、事件そのものを封印してきた。50年も過ぎれば、事件は完全に風化して、事件を全く知らない世代が生まれてくるだろう。その中国共産党政権が他国の歴史認識を批判しているのだ。自家撞着もいいところだ。共産党政権は自身に都合のいい出来事だけを国民に教えている。そのような歴史認識の後進国は21世紀の今日、北朝鮮と中国の2カ国しか存在しないだろう。
中国共産党政権は旧日本軍が南京市で「30万人の市民」を虐殺したと言いふらしてきたが、同虐殺事件の真偽を検証する前に、中国共産党の歴史観を考えるべきだろう。彼らは史実を抹殺し、なかったことを安易に創作する。歴史は共産党政権の権威を高めるものでなければならないのだ。そのような国では「正しい歴史認識」は存在しない。歴史はプロパガンダの手段に利用されるだけだ。
当方は7年前、駐オーストリアの北朝鮮大使館の若い外交官と6.25動乱について議論をしたことがある。当方が「韓国動乱」(朝鮮戦争、1950年6月25日~53年7月27日)は故金日成主席が中国と連携して韓国側に侵入したことが契機となって勃発した」と説明した時だ。日頃は穏やかな北外交官の顔が見る見るうちに紅潮し、当方の顔を睨みつけるように、「何をいうか。動乱は韓国軍と米軍がわが国に仕掛けてきた戦争ではないか」と大声で怒りだしたことがあった。
今から考えれば、当方もあんなことを言わなければ良かったかもしれない、と反省している。なぜならば、北朝鮮では「動乱は韓国と米国が始めた戦争」という歴史教育が徹底的に行われているからだ。若い北外交官はその教育を受けてきただけだ。それを「それは違う。お前の国が始めたのだ」といえば、気分を害するというより、怒りが湧いてきたのだろう。共産党独裁政権下の歴史教育の恐ろしさを感じた。
※ブルドーザーで死体を埋めています (写真)
中国では「正しい歴史認識」は中国共産党政権が崩壊するまで非現実的なテーマだ。25年前の天安門事件ですら、彼らは事実を直視できないのだ。50年前、100年前の史実について、彼らがどのように粉飾したとしても驚くことではないだろう。天安門事件で失脚した趙紫陽元共産党総書記は「趙紫陽極秘回想録」の中で「社会の自由化なしに中国の未来はない」と述べている。「正しい歴史認識」は自由な社会で初めて考えられることだ。
編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2014年6月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。
長谷川 良
(アゴラ 2014年6月5日 11時40分配信)
▲http://youtu.be/ZSJJnDI5_OI
※沖縄の竜柱問題、訴訟へ!
★中国象徴の龍柱建立計画-那覇市
市民から強い反発
交付金2億5千万円充当
◆世界日報2013年9月14日
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/d4f0bf268fd00db0f54e73fb0bd7a435
那覇市が中国のシンボルである龍柱の建設を計画していることに批判が集まっている。沖縄振興一括交付金2億5400万円を活用して、那覇空港から車で5分、那覇市の海の玄関口であるクルーズ船バースに近い若狭緑地に、高さ15メートルの「龍柱」2本を建設するというもの。国税を使って中国のシンボルを作る必要はどこにあるのか。市の担当課には苦情が殺到し、近く龍柱建設反対の「市民の会」が立ち上がる予定だ。
(那覇支局・豊田 剛)
今年度、那覇市には約52億7000万円の一括交付金が配分される。翁長雄志市長は昨年、「新たな那覇市のランドマークとなる観光シンボルの設置についても検討を指示している」とコメントしていた。これが龍柱を想定していることは当時、誰も分からなかった。
「那覇・福州友好都市交流シンボルづくり事業」担当の花とみどり課によると、材料費と製作費に計1億6600万円、設計費に1400万円、設置および基礎工事7400万円程度を見込む。「自然素材である石材、その中でも彫刻に適した中国産の花崗岩(かこうがん)を使用するため、中国に発注する予定」で、「9月下旬にも発注し、来年4月か5月にも完成させたい」という。
昨年の市議会(定数40)12月定例会と今年の6月定例会で龍柱の予算案を賛成多数で承認した。反対したのは中立・野党系市議3人だけだった。
しかも、那覇市議会が、米軍の新型輸送機オスプレイ配備や米軍がらみの事件事故には強く抗議するものの、中国公船による尖閣諸島沖の領海侵犯など中国の覇権主義については全く抗議する気配はない。
翁長市長は2005年1月13日、福建省の栄誉市民を授与されている。「議会には中国に対する危機意識はまったくない」と保守系の議員は嘆く。
龍柱の観光効果にも疑問が残る。県の平成24年の観光統計によると、中国本土からは5万8000人が沖縄を訪れたが、約592万人という年間観光客のわずか1%にすぎない。
こうした市当局の動きに対して、「中国のシンボルを設置すれば、沖縄が中国の属国であると認めるようなもので断じて許されない」と那覇市在住の60代の元自衛官男性は市当局に抗議、近く「龍柱建設に反対する市民の会」(仮名)を立ち上げる予
定だ。
大型フェリーを下船して直進すれば、龍柱、孔子廟(びょう)、中国式庭園「福州園」を通過して県庁に到達する。巨大な龍柱が、「沖縄は中国のものだ」と中国人に思わせる材料を与えてしまうと警戒心を募らせる。
担当課は、「反対意見も出ていることは承知しているが、決定済みのことで計画が覆されることはない」とコメントした。
こうした市当局の態度に対して、「住みよい那覇市をつくる会」の金城テル代表は10日、龍柱と孔子廟の建設を許可した根拠となる法律を示すことを求めた質問状を那覇市公園管理課に手渡した。金城代表は、「一般市民に何も知らされないまま孔子廟ができ、龍柱が建立されようとしている。那覇市には説明責任がある。市民を無視した行動は絶対に許せない」と訴えた。
(世界日報2013年9月14日)
▲http://kouki2674.blog.fc2.com/blog-entry-40.html
▲http://memo-memo-blog.tumblr.com/post/61956596711
▲http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/003359671111f423f2618b5dbaa79621
さて、過越祭の前のことである。
イエスは、この世から
父のもとへ移る
御自分の時が来たことを悟り、
世にいる弟子たちを愛して、
この上なく愛し抜かれた。
「ヨハネによる福音書」/ 13章 1節
新約聖書 新共同訳
【アッシジの聖フランシスコの祈り】
主よ、あなたの平和をもたらす
道具として、私をお使いください。
憎しみのあるところには、愛を
不当な扱いのあるところには、一致を
疑惑のあるところには、信仰を
誤っているところには、真理を
絶望のあるところには、希望を
暗闇には、光を
悲しみのあるところには、喜びを
持って行くことができますように。
慰められることを求めるよりは、
慰めることを
理解されることよりは、
理解することを
愛されるよりは、愛することを
求める心をお与えください。
私たちは自分を忘れ去ることによって、
自分を見いだし
許すことによって、許され
死ぬことによって、
永遠の命をいただくのですから。
(『マザーテレサへの旅路』より)
★中国で「正しい歴史認識」は存在せず
--- 長谷川 良
◆アゴラ 2014年6月5日 11時40分配信
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140605-00010010-agora-pol
中国共産党政権が学生らの民主化運動を武力弾圧した天安門事件から6月4日で25年目を迎えたが、オーストリア国営放送は前日、夜のニュース番組で天安門事件で息子を失った母親、丁子霖さんとのインタビュー記事の内容を報じていた。母親は「中国では天安門の事件についてはどの歴史教科書にも記述されていない。自分は息子を失った。決して忘れることはできない」と述べていた。番組は女学生にもインタビューしていたが、「天安門事件のことを教科書で学んだことがない」と語っていたのが印象的だった。
25年前の天安門事件について、中国共産党政権は「政治風波」(暴乱)と呼び、完全に無視してきた。日頃、反日批判を繰り返し、歴史を正しく直視すべきだと主張したきた中国共産党政権が25年前の天安門事件を国民に正しく伝えることができず、事件に関する報道を検閲したり、削除し、事件そのものを封印してきた。50年も過ぎれば、事件は完全に風化して、事件を全く知らない世代が生まれてくるだろう。その中国共産党政権が他国の歴史認識を批判しているのだ。自家撞着もいいところだ。共産党政権は自身に都合のいい出来事だけを国民に教えている。そのような歴史認識の後進国は21世紀の今日、北朝鮮と中国の2カ国しか存在しないだろう。
中国共産党政権は旧日本軍が南京市で「30万人の市民」を虐殺したと言いふらしてきたが、同虐殺事件の真偽を検証する前に、中国共産党の歴史観を考えるべきだろう。彼らは史実を抹殺し、なかったことを安易に創作する。歴史は共産党政権の権威を高めるものでなければならないのだ。そのような国では「正しい歴史認識」は存在しない。歴史はプロパガンダの手段に利用されるだけだ。
当方は7年前、駐オーストリアの北朝鮮大使館の若い外交官と6.25動乱について議論をしたことがある。当方が「韓国動乱」(朝鮮戦争、1950年6月25日~53年7月27日)は故金日成主席が中国と連携して韓国側に侵入したことが契機となって勃発した」と説明した時だ。日頃は穏やかな北外交官の顔が見る見るうちに紅潮し、当方の顔を睨みつけるように、「何をいうか。動乱は韓国軍と米軍がわが国に仕掛けてきた戦争ではないか」と大声で怒りだしたことがあった。
今から考えれば、当方もあんなことを言わなければ良かったかもしれない、と反省している。なぜならば、北朝鮮では「動乱は韓国と米国が始めた戦争」という歴史教育が徹底的に行われているからだ。若い北外交官はその教育を受けてきただけだ。それを「それは違う。お前の国が始めたのだ」といえば、気分を害するというより、怒りが湧いてきたのだろう。共産党独裁政権下の歴史教育の恐ろしさを感じた。
※ブルドーザーで死体を埋めています (写真)
中国では「正しい歴史認識」は中国共産党政権が崩壊するまで非現実的なテーマだ。25年前の天安門事件ですら、彼らは事実を直視できないのだ。50年前、100年前の史実について、彼らがどのように粉飾したとしても驚くことではないだろう。天安門事件で失脚した趙紫陽元共産党総書記は「趙紫陽極秘回想録」の中で「社会の自由化なしに中国の未来はない」と述べている。「正しい歴史認識」は自由な社会で初めて考えられることだ。
編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2014年6月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。
長谷川 良
(アゴラ 2014年6月5日 11時40分配信)
▲http://youtu.be/ZSJJnDI5_OI
※沖縄の竜柱問題、訴訟へ!
★中国象徴の龍柱建立計画-那覇市
市民から強い反発
交付金2億5千万円充当
◆世界日報2013年9月14日
http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/d4f0bf268fd00db0f54e73fb0bd7a435
那覇市が中国のシンボルである龍柱の建設を計画していることに批判が集まっている。沖縄振興一括交付金2億5400万円を活用して、那覇空港から車で5分、那覇市の海の玄関口であるクルーズ船バースに近い若狭緑地に、高さ15メートルの「龍柱」2本を建設するというもの。国税を使って中国のシンボルを作る必要はどこにあるのか。市の担当課には苦情が殺到し、近く龍柱建設反対の「市民の会」が立ち上がる予定だ。
(那覇支局・豊田 剛)
今年度、那覇市には約52億7000万円の一括交付金が配分される。翁長雄志市長は昨年、「新たな那覇市のランドマークとなる観光シンボルの設置についても検討を指示している」とコメントしていた。これが龍柱を想定していることは当時、誰も分からなかった。
「那覇・福州友好都市交流シンボルづくり事業」担当の花とみどり課によると、材料費と製作費に計1億6600万円、設計費に1400万円、設置および基礎工事7400万円程度を見込む。「自然素材である石材、その中でも彫刻に適した中国産の花崗岩(かこうがん)を使用するため、中国に発注する予定」で、「9月下旬にも発注し、来年4月か5月にも完成させたい」という。
昨年の市議会(定数40)12月定例会と今年の6月定例会で龍柱の予算案を賛成多数で承認した。反対したのは中立・野党系市議3人だけだった。
しかも、那覇市議会が、米軍の新型輸送機オスプレイ配備や米軍がらみの事件事故には強く抗議するものの、中国公船による尖閣諸島沖の領海侵犯など中国の覇権主義については全く抗議する気配はない。
翁長市長は2005年1月13日、福建省の栄誉市民を授与されている。「議会には中国に対する危機意識はまったくない」と保守系の議員は嘆く。
龍柱の観光効果にも疑問が残る。県の平成24年の観光統計によると、中国本土からは5万8000人が沖縄を訪れたが、約592万人という年間観光客のわずか1%にすぎない。
こうした市当局の動きに対して、「中国のシンボルを設置すれば、沖縄が中国の属国であると認めるようなもので断じて許されない」と那覇市在住の60代の元自衛官男性は市当局に抗議、近く「龍柱建設に反対する市民の会」(仮名)を立ち上げる予
定だ。
大型フェリーを下船して直進すれば、龍柱、孔子廟(びょう)、中国式庭園「福州園」を通過して県庁に到達する。巨大な龍柱が、「沖縄は中国のものだ」と中国人に思わせる材料を与えてしまうと警戒心を募らせる。
担当課は、「反対意見も出ていることは承知しているが、決定済みのことで計画が覆されることはない」とコメントした。
こうした市当局の態度に対して、「住みよい那覇市をつくる会」の金城テル代表は10日、龍柱と孔子廟の建設を許可した根拠となる法律を示すことを求めた質問状を那覇市公園管理課に手渡した。金城代表は、「一般市民に何も知らされないまま孔子廟ができ、龍柱が建立されようとしている。那覇市には説明責任がある。市民を無視した行動は絶対に許せない」と訴えた。
(世界日報2013年9月14日)
▲http://kouki2674.blog.fc2.com/blog-entry-40.html
▲http://memo-memo-blog.tumblr.com/post/61956596711
▲http://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/003359671111f423f2618b5dbaa79621