地上を旅する教会

私たちのすることは大海のたった一滴の水にすぎないかもしれません。
でもその一滴の水があつまって大海となるのです。

救済【W杯控えたリオのコカイン街、 救済に教会動く ブラジル・リオデジャネイロ】

2014-05-13 02:15:19 | 今日の御言葉




だから、すべての汚れや、
はなはだしい悪を捨て去って、
心に植えつけられている御言を、
すなおに受け入れなさい。

御言には、あなたがたの
たましいを救う力がある。

そして、御言を行う人になりなさい。

おのれを欺いて、
ただ聞くだけの者となってはいけない。

「ヤコブの手紙」 1章21, 22節
新約聖書 口語訳



すべての人は良心をもっていて

みんなそれに
従わなくてはならないのです。


もしあなたが謙虚であるなら
何ごともあなたの心を汚さないでしょう。

もしあなたが聖人であるなら
神に感謝しなさい。


もしあなたが罪人であるなら
そのままでいてはいけません。


マザーテレサ
(マザーテレサ『日々のことば』より)



★W杯控えたリオのコカイン街、
救済に教会動く
ブラジル・リオデジャネイロ【CNN】

◆CNN.co.jp : 2014年5月12日

http://www.cnn.co.jp/m/world/35047728.html



薄暗い通りでテントの下の地面にかがみこむ大勢の人たち。ショートパンツ姿の若い女性がベビーカーに大量のがらくたを乗せて通りかかる。至る所にプラスチックコップが積み上げられ、コカイン吸引用の即席パイプとして使われていた。


サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催を6月に控えたブラジル・リオデジャネイロには、コカイン常用者が集まる「クラックランド」と呼ばれる一角がある。当局はW杯を前にコカイン撲滅キャンペーンを展開しているが、思うような成果は出ていない。

サンパウロ連邦大学によると、ブラジルのクラックコカイン消費量は米国を抜いて世界一になった。国境を接するコロンビアやペルー、ボリビアは、世界有数のコカイン原産国。経済成長によって可処分所得が増えるに従い、麻薬に手を出す人も増えた。

コップに火を付けていた男性は、「クラックは死のドラッグだと言う人もいるが、そんなことはない。私はもう8年も吸っている」と笑う。

クラックと引き換えに売春しているという女性は、ここから抜け出したいかという質問に首を振り、ライターを持っているかと記者に尋ねた。


W杯はブラジルの12都市で開催予定。各都市を結ぶ感染道路には「クラック、自由か死か」という広告が設置されている。しかし当局のコカイン撲滅キャンペーンに対しては、狙いは街の美化にあり、問題の根本的な解決や、常用者の救済は意図していないという批判もある。

こうした中、クラックランドに毎週1回ワゴン車で出かけ、常用者支援のボランティア活動をしている教会がある。

ボランティアの1人、ロブソンさんは、麻薬を断って3カ月になる。警備員の仕事を持ち、結婚して子どもも生まれたが、10年間の麻薬使用の末にクラックコカインに手を出して中毒になり、この地に行き着いた。

「(コカインは)最初は素晴らしいものに思えるが、やがて自分の人格も、存在そのものも奪われる。ここにいる人たちはみんな、生活も家族もあったのに、麻薬にとらわれる身になった」とロブソンさんは言う。

活動では毎回、更生を目指す人たちを何人か連れて戻る。常習者たちは教会が運営するリハビリ施設で狭い部屋に寝泊まりし、自炊しながら共同生活を送っている。夕べの礼拝が終わると近くのサッカー場に出かけて2時間ほど汗を流す。



教会を創設したセリオ・リカルド牧師は、自らが15歳の時からコカインを常用していた経験を持つ。宗教と出会ったおかげでようやく立ち直ることができたといい、「泣いたことのある者にしか涙は理解できない。私には彼らの弱さが分かる」と力を込める。

教会では更生を目指す人やその家族たちが、リカルド牧師の情熱的な説教に耳を傾ける。魂を奪われたように体を震わせ、床に倒れる男性もいる。

依存状態から抜け出すために、リカルド牧師は少なくとも9カ月は更生施設に滞在するよう勧めている。しかし実際には、また元の状態に戻ってしまう人が3分の2を占めるという。

「それでもその気になれば、ここの場所は知っている。どこへ行けば助けてもらえるかが分かっている」とリカルド牧師。

ロブソンさんも同施設への入所は2度目になる。しかし今回限りにするという決意は固い。娘の15歳の誕生日までには立ち直りたいと話し、「初めて娘と一緒にケーキの前に立てるかな」と明るい笑顔を見せた。






主イエスの名に【世界最大級の教会学校創設者ビル・ウィルソン氏が来日講演 東京で5月19日 】

2014-05-10 19:20:36 | 今日の御言葉
Photo sankei 2014.5.10 自宅跡前に立つ庄司アイさん。タンポポが春の訪れを告げていた=宮城県三元町




そして、
あなたのすることはすべて、

言葉によると
わざによるとを問わず、

いっさい主イエスの名によってなし、
彼によって父なる神に感謝しなさい。


「コロサイ人への手紙」 3章17節
新約聖書 口語訳


もし、経験がないならば、尋ねなさい

尋ねることは恥ずかしいことでは
ありません

けれど、知らないことを、

知っているようなふりをするのは
やめなさい


マザーテレサ
(マザー・テレサ『日々のことば』より)



◆世界最大級の教会学校創設者ビル・ウィルソン氏が来日講演
東京で5月19日 : 神学 : 教育


★クリスチャントゥデイ2014年5月10日




▲「ビル・ウィルソン東京大会2014」のチラシ


世界最大級の教会学校、メトロ・ワールド・チャイルド(旧メトロ・ミニストリーズ)創設者のビル・ウィルソン氏が来日し、5月19日(月)に日本橋公会堂ホール(東京都中央区)で講演会を開く。ニューヨークのスラム街をはじめ、全世界で数万人の子どもたちを救った伝説の牧師が、日本の閉塞感を打ち破る力強いメッセージを語る。

ウィルソン氏は、自身も13歳で母親に捨てられた経験を持つ。スラム化し、劣悪な環境の中で育つ子どもたちを救おうと、米ニューヨーク市のブルックリンで日曜学校を始めた。傷ついた子どもたちを命懸けで救う同氏の働きは世界的な反響を呼び、今では全世界の200カ所以上に拠点を広げ、10万人以上の子どもたちを教えている。

講演会を主催するメトロ・ワールド・チャイルド・ジャパンは、「自分は不幸だ、周りが悪い、何をやっても上手くいかない・・・そんなことを思っている皆さん、成功した人生を送りたい、誰かの役に立ちたい、情熱をもって生きていきたい・・・そんな願いを持っている皆さん、あなたの人生を成功に導く秘訣が語られます。また、貧困の中での生活を余儀なくされている子どもたちのために、何かしてあげたいというお気持ちがある方にも、独自の里親支援制度を行っているビル牧師の話はきっと有益なものとなるでしょう」と参加を呼びかけている。

講演は午後2時と午後6時の2回。参加費は1回2500円、通し券は4千円。申し込み、問い合わせは、メトロ・ワールド・チャイルド・ジャパン(電話:03・3561・0174、FAX:03・3561・0178、メール:metrojapan@mission.or.jp)。

(クリスチャントゥデイ2014年5月10日)



★福音自由30教会が協力する
「石巻宣教ミニストリー」
ウェブサイトを開設 : 宣教 :

◆クリスチャントゥデイ2014年5月1日




▲石巻宣教ミニストリーのウェブサイト


日本福音自由教会(埼玉県川口市)の約30の有志教会が協力して、東日本大震災の被災地・石巻市(宮城県)で行っている「石巻宣教ミニストリー」のウェブサイトがこのほど完成した。

「石巻宣教ミニストリー」は、宮城県沿岸の被災地域で支援活動を続けてきた仙台福音自由教会が中心となって立ち上げられた、日本福音自由教会の宣教協力の働き。2012年に日本福音自由教会の役員会で認定を受け、正式にスタートした。

主に石巻市の渡波地区で活動を行っており、支援物資の提供や、ゲーム大会、夏のフェスティバル、クリスマス会などを行っている。また、渡波地区の三和町には活動拠点として新会堂の建設を進めている。

同ミニストリーのウェブサイトによると、新会堂の建設は今年4月末頃から実際の建築工程が始まっており、順調にいけば今年夏頃には完成の見込みだという。会堂建築では、ボランティアも募集している。

今後、同ミニストリーの情報は主にこのサイトで発信されることになる。

■「石巻宣教ミニストリー」ウェブサイト

http://www.ishinomakiefc.com







比喩 【拉致された女子高生 ナイジェリア:犯行認め 「奴隷で売る」 女子拉致の過激派 】

2014-05-08 13:18:53 | 今日の御言葉



わたしはこれらのことを
比喩で話したが、
もはや比喩では話さないで、
あからさまに、父のことをあなたがたに
話してきかせる時が来るであろう。

その日には、あなたがたは、
わたしの名によって求めるであろう。

わたしは、あなたがたのために
父に願ってあげようとは言うまい。

「ヨハネによる福音書」16章25, 26節
新約聖書 口語訳



貧しい人々から
受け入れられるためには、
貧しい人々のように
生きなければなりません。
貧困は、わたしたちの持参金です。
わたしたちは、貧しさに
耐えるのではありません。

イエス様のへの愛、貧しい人々への
愛のために、貧しさを喜ぶことを
自発的に決断したのです。

マザーテレサ
(マザーテレサ『100の言葉』より)



▲誘拐された少女の救出を政府に求め、
デモに参加する女性たち
=ナイジェリア南西部ラゴスで5日、
AP


★ナイジェリア:犯行認め
「奴隷で売る」 女子拉致の過激派

◆毎日新聞2014年5月7日



 【ヨハネスブルク服部正法、ワシントン和田浩明】

西アフリカ・ナイジェリアで武装集団に多数の女子高生らが拉致された事件で、同国のイスラム過激派武装集団ボコ・ハラムが5日、ビデオ声明で犯行を認め、女子たちを今後奴隷として売ると発表した。オバマ米大統領は6日、米NBCテレビのインタビューで「救出のためできる限りの支援をする」とナイジェリア政府への支援を表明、交渉の専門家を含む捜査チームを派遣する意向だ。

 ボコ・ハラムはナイジェリア北東部ボルノ州チボクで先月14日深夜から15日未明、女子高に侵入し、宿泊施設で休息中の女子生徒らを拉致。当初、拉致された少女は100人以上と報じられたが、実際には200人以上とみられる。今月4日夜にもボルノ州ワラベで12~15歳の女子8人を拉致した疑いがある。

 AP通信によると、ボコ・ハラムの指導者、アブバカル・シェカウ師は5日に公開されたビデオ声明で「彼女たちは奴隷だ。奴隷を売る市場で彼女らを売る」と述べた。拉致された女子生徒の一部は既にカメルーンやチャドなど近隣国に移送された可能性がある。

 ボコ・ハラムは2002年にボルノ州の州都マイドゥグリで結成されたイスラム過激派。現地語で「西洋の教育は罪」の意味で、政府やキリスト教会、教育機関などへのテロ攻撃を強めてきた。先月14日に70人以上が死亡した首都アブジャ郊外のバス停付近での爆発もボコ・ハラムの犯行が疑われている。

(2014年05月07日 12時12分)


★【産経抄】拉致された女子高生
5月8日

◆MSN産経ニュース2014年5月8日



『赤毛のアン』の翻訳で知られる村岡花子は、10歳から20歳まで、東洋英和女学校(現・東洋英和女学院)で寄宿生活を送った。カナダ人宣教師によって設立されたミッションスクールである。

▼作文や会話など通常の英語の勉強はもちろん、歴史や地理、比較宗教学なども英語で学んだ。「英学」のほかに、日本語で勉強する「日本学」がある。「よくもあんなに勉強ができた、といまだに不思議に思う」。花子は後に随筆で当時を振り返っている。

▼NHK連続テレビ小説「花子とアン」は今、花子の学生生活の場面が続いている。明治時代になってキリスト教の布教が許されると、欧米の教会から派遣された宣教師たちは、こぞって教育機関を設立して伝道に努めた。信徒の数こそいまだに日本の総人口の1%に満たないものの、女子教育においてキリスト教の果たした役割は大きい。

▼ところが世界には、女性の社会進出はおろか教育の権利さえ認めない、狂信的な集団が存在する。2年前、女子の教育機会を訴えていたパキスタン人少女が、スクールバスで下校途中に銃撃され重傷を負った事件は、記憶に新しい。


▼西アフリカのナイジェリアでは先月、200人以上の女子生徒が、武装集団に拉致された。犯行を認めたイスラム過激派「ボコ・ハラム」は、生徒を「奴隷」として売り飛ばすと、脅迫する動画を発表している。ボコ・ハラムとは地元の言葉で「西洋の教育は罪」を意味するそうだ。21世紀に起きたとはとても思えない、残虐な犯罪である。

▼米国政府は、女子生徒を救出するために、専門家のチームを派遣する方針を明らかにした。すでに生徒の一部が、近隣国に移送されたとの情報もある。一刻の猶予も許されない。


信仰によって【韓国軍のベトナム戦争での蛮行が 米世論に糾弾される可能性も】

2014-05-07 08:35:57 | 今日の御言葉
▼東京教区の沢田和夫神父様 (写真)

http://www.tokyo.catholic.jp/text/kyokunews/2010/kn273b.htm
※澤田美喜女史は、沢田神父の叔母にあたる。(終戦後、エリザベス・サンダースホームを創設し、2000人近くの混血孤児を育て上げる。)



信仰によって、娼婦ラハブは、
様子を探りに来た者たちを穏やかに
迎え入れたために、不従順な者たちと
一緒に殺されなくて済みました。


「ヘブライ人への手紙」/ 11章 31節
新約聖書 新共同訳




父母は子供が優れているから
愛するのではありません。

子供であればこそ
優れていようが愚かであろうが
愛するのです。

病身の子を持つ親が子供以上に
つらいのと同様に

神様の愛の心情は
皆さんが優れているいないということを
超越しているのです。


(R・S・M)





▲1957年2月26日 東亜日報
米軍の慰安所が大火 (5棟全焼)

※日本ではアメリカのことを「米国」と
呼ぶが、韓国では「美国」と呼ぶ。




▲日本占領下の慰安所の様子 (資料)


◆韓国軍のベトナム戦争での蛮行が
米世論に糾弾される可能性も


★NEWS ポストセブン 2014年5月5日 7時6分配信

http://m.news-postseven.com/archives/20140505_251753.html

「慰安婦像」が設置された米国で韓国ロビーによる「日本叩き」が過熱している。一方、ソウルでは元慰安婦らがベトナム戦争時における韓国軍の蛮行を告発。「慰安婦」を人権問題に格上げして日本を貶めるはずが、自らの首を絞める事態に発展している。

「カリフォルニア韓国系米国人フォーラム」(KAFC)がグレンデールで反日大連合の構築、在米邦人社会の分断を進められた背景には、これまで運動の主軸にしてきた日本政府に対する謝罪・補償要求をひとまず棚上げし、「女性の人権を守るための聖戦」(在米韓国系反日団体関係者)というスローガンを掲げたことがある。




 慰安婦像は「日本人を貶めるシンボル」ではなく、「女性の人権を守るためのシンボル」との位置づけだ。普遍的なテーマを掲げることで、より幅広い団体の支持を呼びかけて運動を拡大しようとする狙いがある。
 
 だが、韓国ロビーによるテーマの格上げが、ここにきて自らの首を絞めることにつながっている。

「撤去提訴」から約2週間後の3月7日、一部の韓国人元慰安婦とその支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)代表が記者会見を行ない、ベトナム戦争に参戦した韓国軍による「ベトナム人女性に対する性暴力や民間人虐殺」について朴槿恵政権が謝罪し、法的責任をとるよう訴えた件である。ソウルに慰安婦像を建てる活動をした挺対協はKAFCと密接な関係にある。挺対協も「女性の人権」を掲げてベトナムへと“戦線拡大”したわけだ。



▲東亜日報1957年5月1日
※米兵による慰安婦の殺人容疑事件

 だが朴政権が、ベトナムで韓国軍が行なった虐殺や性暴力を簡単に認めることはできない。

 1998年ベトナムを訪問した金大中大統領(当時)が「不本意ながら、ベトナム国民には苦痛を与えたことを申し訳なく思う」と謝罪した際、当時野党ハンナラ党副総裁だった朴槿恵氏は「金大中大統領の歴史認識を憂慮せざるをえない。参戦勇士の名誉を著しく傷つける」と非難した。

 そうした経緯から、挺対協の告発が朴政権の了承を得た上での新戦略とは考えにくい。元慰安婦支援団体の間に何らかの亀裂が生じているのだろうか。筆者はこの点についてKAFCにコメントを求めたが、本稿締め切り時点で反応はない。

 KAFCがほかのアジア系アメリカ人との連帯と共闘を進めるために「人権」をテーマにすること自体はわからなくもないが、それは同時に韓国の一番痛いところを突くことにもなる。そもそも、「慰安婦」と「韓国軍の蛮行」とは全く次元が異なる問題だ。慰安婦や慰安所は、倫理的問題はともかく、戦時下では定められたルールに従って制度化されていた。慰安婦たちは貧困などの事情でその職に就いた職業売春婦である。





 そして他国の軍隊にも同様の制度はあった。元慰安婦たちの訴えも、元々は終戦による賃金未払いなどの金銭闘争だった。それに対し、韓国軍がベトナムで犯したレイプや虐殺は時代を問わず重大な戦争犯罪である。
 
 3月7日の挺対協の会見はもとより、韓国軍の蛮行について報道した米メディアは本稿締め切り時点までない。米世論の矛先はまだ日本だけに向いているが、韓国軍の蛮行が糾弾される日はそう遠くないだろう。

※SAPIO2014年5月号
(NEWS ポストセブン 2014年5月5日 )


▲「東亜日報」 1961年1月31日
(警察による慰安婦の教養教習のお知らせ)



▲ライダイハン(ライタイハン 資料写真)
韓国大ヒットドラマ『黄金の花嫁』2007年 より
(日本でもBS朝日で放送される 邦題は"黄金の新婦")







【今日の御言葉/今日の聖句】


ともし火は目【パンツ姿の船長と16歳の高校生 --- 長谷川 良】

2014-05-06 01:21:22 | 今日の御言葉



あなたの体のともし火は
目である。


目が澄んでいれば、
あなたの全身が明るいが、
濁っていれば、体も暗い。

「ルカによる福音書」/ 11章 34節
新約聖書 新共同訳



私たちは、祈ることで誘惑に
打ち勝つ強さを得るでしょう。

なぜなら、少しでも
神に近づいた人間は、
まわりにいる人たちに
楽しさと愛を広めるからです。


それはとてもシンプルなものなのです。


私たちすべてが必要としているのは、
祈ること、そして、他の人をもっと
愛し始めることなのです。

マザーテレサ
(『マザーテレサ語る』より)




★パンツ姿の船長と16歳の高校生 --- 長谷川 良


◆アゴラ 2014年5月2日(金)15時32分配信

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140502-00010002-agora-soci
http://agora-web.jp/archives/1593289.html

掲載日程上、一日遅れとなったが、久しぶりに心温まる記事を読んだ。読売新聞記者が韓国で一人の英雄を見つけたのだ。

先ずはその電子版記事を読んで頂きたい。

『【安山(韓国北西部)=田中浩司】韓国の旅客船「セウォル号」の沈没事故で、船体が沈みかけていることをいち早く通報した檀園高校(京畿道安山市)2年のチェ・ドクハ君(16)の両親が29日、安山市内の自宅で読売新聞の取材に応じた。
ドクハ君は船内から遺体で見つかったが、両親は「174人の救助に役立った息子の行動を誇りに思う」と話した。
海洋警察などによると、ドクハ君は16日午前8時52分、携帯電話で全羅南道消防本部に「済州島に向かっている船が沈んでいる」と通報した。電話を受けた消防と海洋警察が救助船やヘリコプターを派遣した。

ドクハ君は船内に取り残され、23日、4階船尾部分から遺体が見つかった。救命胴衣は着ていなかった。
ドクハ君の通報は、セ号が「本船は危険。船が倒れる」と事故の第一報を海洋警察に通報した時より3分早く、セ号が通報した時にはすでに救助船が出発していたという。』



数日前、パンツ姿で救援船に移るセウォル号船長の写真が世界に発信され、冷笑をかったばかりだ。その写真を見て、当方もちょっとがっかりしたが、韓国国民はそれ以上に怒りと痛みを感じただろう。その直後、16歳の高校生とその両親の話が報じられたわけだ。

チェ君の両親は「174人の救援に役立った息子を誇る」と、記者に答えたという。息子を失った両親はそのように考えることで自身を納得させ、悲劇を乗り越えようと懸命なのだろう。両親の発言は感動的だ。同時に、「犠牲となった息子を誇る」という発言は韓国国民を奮い立たせ、生きる力を与えるのではないか。

旅客船沈没事故が発生して以来、韓国社会では「遭難に会った国民を救えない政府」、「事故対策のまったくない旅客船会社」といった批判とともに、国民自身もやりきれない憂鬱さに打ちひしがれてきた。16歳の高校生とその両親の言動は小さな光を灯すかもしれない。

200人以上の遺体が見つかり、まだ多くの行方不明者がいる。事故には技術的、人為的な問題が浮かび上がっている。事故の全容解明までまだ時間がかかるだろう。

なお、ソウルの知人の話によると、チェ・ドクハ君のように、他の人を助けるために最後の力を振り絞ってがんばった高校生や関係者がいたという。

韓国国民は小さな英雄がわずかでもいたことを誇りとし、今回の悲しみを乗り越え、相互の連帯感を強めていってほしい。


編集部より:このブログは「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2014年5月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』をご覧ください。

長谷川 良
(アゴラ 2014年5月2日(金)15時32分配信)



▲ウイグル(中国) での核実験の実態
住民19万人死亡推定
(高田純 札幌医科大学教授)

※2008年11月21日 東京新聞 中日新聞
http://www.iryokagaku.co.jp/frame/03-honwosagasu/390/index03-390.html


★シルクロードの楼蘭遺跡は1900年、・・・

◆世界日報 2014年5月3日【上昇気流】 



 シルクロードの楼蘭遺跡は1900年、スウェーデンの探検家スウェン・ヘディンが発見した。この世紀の発見は、エルデクというウイグル人従者がシャベルを忘れたことが切っ掛けだった。

 エルデクは虎の子のシャベルを取りに、現在の新疆ウイグル自治区の“さまよえる湖”ロプノルの旧湖床近くに引き返し、その途中で仏塔を含む多数の住居跡を発見。それが楼蘭だった。

 ヘディンは絵の上手な人で、『さまよえる湖』などの探検記には彼の描いた沢山の挿絵が載っている。エルデクを描いたスケッチもある。いかにも人のいい、実直そうな顔立ちだ。




 ロマンをかき立てて止まない楼蘭・ロプノルだが、64年から96年まで中国によって核実験場と化し、46回にわたり核実験が行われた。高田純・札幌医大教授は、19万人が死亡、129万人が深刻な放射線被害を受けたと推計している。イリハム・マハムティ日本ウイグル協会会長によると、中国は核実験の実施を地域住民に一切知らせることもなかった。

 先日、新疆ウイグル自治区ウルムチで自爆テロ事件が発生、中国政府はウイグル族によるものと発表した。背景にはウイグル族への抑圧策がある。

 中国政府は、これまでウイグル族に対して行ってきた犯罪行為を謝罪し、その償いをすべきであるにもかかわらず、その宗教や文化を抹殺しようとしている。これを改めない限り、悲劇的なテロが止むことはないだろう。

(2014/5/03)



http://youtu.be/2lG9JfUVN5I
(『死のシルクロード』英国営BBCドキュメンタリー 1998年 27分 )
(資料画像)


▲『中国の核実験』高田純 (写真)

【今日のみことば/今日の聖句】

苦しめる者【<人手不足>景気回復で奪い合い  時給1375円も求人難】

2014-05-05 22:40:24 | 今日の御言葉
Photo 藤井聡教授(中央)と古屋圭司拉致担当相 (右側)

www.youtube.com/watch?v=-ZCCYjVamTs


裁きのために、
わたしはあなたたちに
近づき

直ちに告発する。呪術を行う者、
姦淫する者、偽って誓う者
雇い人の賃金を不正に奪う者
寡婦、孤児、寄留者を苦しめる者

わたしを畏れぬ者らを、
と万軍の主は言われる。

マラキ書/ 3章 5節
旧約聖書 新共同訳




ガンジーは、キリストのことを知った時、
興味をいだきました。

しかし、キリスト信者たちに会って、
がっかりしたそうです。

キリストに近づこうとしている人たちにとって、
キリスト信者たちが
最悪の障害物になっていることがよくあります。

言葉だけきれいなことを言って、
自分は実行していないことがあるからです。


人々がキリストを信じようとしない
一番の原因はそこにあります。

マザーテレサ
(マザー・テレサ『愛と祈りのことば』より)





▲ようやく、人を駒(コマ)のように
使うことの弊害に気付いたのか?
(写真はユニクロ社長柳井正氏)



★<人手不足>景気回復で奪い合い 
時給1375円も求人難

◆毎日新聞 2014年5月5日 0時0分配信



▲すき家の店頭に貼られたアルバイト募集のポスター。
時給は手書きで訂正されていた=東京都内で、窪田淳撮影



 人手不足が外食、小売り、運輸など幅広い業種に広がっている。働き手の減少という構造的な要因に加え、景気の回復基調でパート・アルバイトの奪い合いが起きているためだ。時給上昇だけでなく、賞与を支給したり、正社員化したりする動きも出てきた。【神崎修一、高橋直純、永井大介】


 「(午後)9時半がラストオーダーです。入り口を閉めるので、裏口からお帰りください」。東京都心にある牛丼チェーン店「すき家」の店員は、食事中の客にこう告げた。通常24時間営業だが、3月下旬から午前9時~午後10時に短縮した。アルバイトが辞め、店を回せなくなった。別の店では、バイト募集のポスターの深夜時給1325円という印刷文字の上に、手書きで1375円と記されていた。

 都内のすき家で働く複数のアルバイト店員は「大学生のバイトが辞めて人が集まらない」「朝まで1人なので仕事はきつい」と口にする。2月以降、約250店が一時休業や短縮営業に追い込まれた。牛丼大手3社の中で最後発のすき家は、急ピッチの出店で2008年に吉野家を抜き、業界首位に躍り出た。急成長を支えたのが、深夜に店員1人で接客や調理を担当する「ギリギリの人員」(バイト店員)。メニューの多様化で仕事が増え、営業できなくなるほどの大量退職につながった。

 居酒屋チェーン「和民」を運営するワタミも、全体の店舗数の約1割にあたる60店を今年度中に閉鎖、1店当たりの人員を増やし、職場環境改善を進める。長時間労働が常態化しているチェーンもあり、飲食業はもともと敬遠されがちだったが、景気が良くなり他業種でもバイトの条件が改善した。「バイトに対する教育が不十分で、やる気、やりがいをうまく引き出せていない」(リクルートワークス研究所の戸田淳仁研究員)ことも要因のようだ。

 人手が足りないのは飲食業だけではない。建設業では、復興需要や公共事業の増加で、入札不調や工期の遅れが相次ぐ。運送業界も3月まで「駆け込み需要で配送の依頼が増え、仕事を受けきれなかった」(都内の運送業者)という。

 アルバイトの時給は上昇を続ける。リクルートジョブズの募集時平均時給調査(3大都市圏)によると、3月は前年同月比6円増の948円と、9カ月連続で前年を上回った。中華料理チェーン「日高屋」を展開するハイデイ日高はアルバイト店員に1回数万円の賞与を年2回支給する制度を創設。吉野家は店長に親睦費用を支給して、バイト店員との結束を強めている。

 3月の有効求人倍率は前月から0.02ポイント上昇の1.07倍と、16カ月連続で改善。07年6月以来、6年9カ月ぶりの高水準となった。支えているのは、雇用が不安定で賃金も安いパート・アルバイトなどの非正規従業員。1990年代前半に約20%だった非正規の割合は今や37%を超える。


▲給料下げ続けたツケが回ってきた。

 一部の企業では非正規社員を正社員化する動きも出てきた。カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、3万人の非正規従業員のうち、新規採用も含め1万6000人を地域正社員にする。短時間勤務を認めるほか、休暇や年金の制度も統一する。柳井正会長兼社長は「良い人材を確保するには待遇を改善しないといけない」と説明する。家具販売「イケア・ジャパン」はパート従業員の待遇を正社員にそろえる。

 ニッセイ基礎研究所の久我尚子・准主任研究員は正社員化の動きについて「非正規では定着率が低くなり、ノウハウが蓄積されないという反省があった」と指摘している。

(毎日新聞 2014年5月5日 0時0分配信)



▲大手「人派(じんぱ=人材派遣)」会社
パソナ代表取締役の竹中平蔵氏
(資料写真 前郵政担当相、総務大臣等)


◆パート・バイト争奪戦 
外食や小売業界、景気回復で不足

★産経新聞 2014年4月23日 7時55分配信



 景気回復に伴って、外食・小売業界で人手不足が深刻化し、各社が対策を急ピッチで進めている。奪い合いになっているパート・アルバイトに対し時給を上げる一方、正社員登用や組織変更などで引き留め、確保に懸命だ。外食・小売業界は長引くデフレ環境の下、安価な労働力を活用して業容を拡大してきたが、成長モデルの転換を迫られつつある。

 「少子高齢化で人材が枯渇する。優秀な人材がパートやアルバイトで働く時代は終わった」。ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長は11日の決算会見で、傘下の衣料品チェーン、ユニクロのパート・アルバイト約1万6千人を特定地域で働く正社員に登用する狙いを、こう説明した。その上で「登用後は賞与や有給休暇なども認められ、年収は約2割増える」と待遇改善を強調した。



 一方、居酒屋チェーン大手のワタミは一部地域の店舗で、従来は認めていなかったアルバイト従業員の自動車通勤を認めるほか、駐車料金などの補助も検討する。公共交通機関に縛られずに働きやすくすることで、人材の引き留めや新規採用につなげる狙いだ。

 こうした背景には、生産年齢人口の減少といった中長期的な予測に加え、景気回復をきっかけに始まったパートやアルバイトの奪い合いがある。



▲渡邊美樹参議院議員 (ワタミ社長 写真)
※過労死裁判で係争中


 直近の2月の完全失業率は3・6%と「完全雇用に極めて近い」(日銀の黒田東彦(はるひこ)総裁)水準にまで回復。リクルートジョブズによると、三大都市圏(首都圏、東海圏、関西圏)の3月のアルバイト・パートの募集時平均時給は、人手不足を反映して0・6%増の948円と、9カ月連続のプラスが続く。

 採用難は三大都市圏だけに限らず、若年人口が減少する地方部でも目立つ。リンガーハットは、山形県内の新店舗でアルバイト応募がゼロのまま3月下旬の開店を迎えた。同社の川内辰雄執行役員は「正社員を派遣してしのいでいる」と苦しい胸の内を明かす。

 ゼンショーホールディングスは牛丼チェーン「すき家」について、全国7つの店舗運営会社を置く「地域分社化」を決めた。すき家では調理の手間がかかる鍋メニューを2月発売。不満を募らせたバイト従業員らが退職するなど、約250店が時間帯休業や深夜・早朝の営業休止に追い込まれる事態になった。ゼンショーの広報担当者は分社化によって「現場の声をくみ取れる風通しの良い組織にしたい」と話す。

(産経新聞 2014年4月23日 )


▲『救国のレジリエンス』藤井聡 (写真)


【今日の聖句/御言葉】

五月のこと【長崎に世界最大の「書店船」 日本初寄港、5千種類の本運ぶ 】

2014-05-04 01:40:45 | 今日の御言葉
Photo (C) 2010 映画「ハナミズキ」製作委員会

http://m.youtube.com/watch?v=TktvJlqihFc


花嫁を迎えるのは花婿だ。

花婿の介添え人はそばに立って耳を
傾け、
花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。

だから、わたしは喜びで満たされている。

「ヨハネによる福音書」/ 03章 29節
新約聖書 新共同訳



空を押し上げて
手を伸ばす君 五月のこと
どうか来てほしい
水際まで来てほしい
つぼみをあげよう
庭のハナミズキ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように

夏は暑過ぎて
僕から気持ちは重すぎて
一緒にわたるには
きっと船が沈んじゃう
どうぞゆきなさい
お先にゆきなさい

僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君とすきな人が
百年続きますように

ひらり蝶々を
追いかけて白い帆を揚げて
母の日になれば
ミズキの葉、贈って下さい
待たなくてもいいよ
知らなくてもいいよ

薄紅色の可愛い君のね
果てない夢がちゃんと
終わりますように
君と好きな人が
百年続きますように
僕の我慢がいつか実を結び
果てない波がちゃんと
止まりますように
君とすきな人が
百年続きますように

君と好きな人が
百年続きますように。


(『ハナミズキ』一青窈 )



★長崎に世界最大の「書店船」
日本初寄港、5千種類の本運ぶ

◆MSN産経ニュース2014年5月3日



▲長崎港に入った世界最大とされる書店船
「ロゴス・ホープ」=2日午前



約5千種類の本を積み世界最大とされる書店船「ロゴス・ホープ」(約1万2500トン)が2日午前、長崎港に入港した。3~12日に船内を公開し書籍を販売するほか、ゴスペルのコンサートなどを開催する。15日には金沢港に寄港する。

長崎訪問プロジェクトの飯田花菜子マネジャー(27)によると、書店船の運航は「知識と援助と希望を届ける」ことを目的に、ドイツのキリスト教系団体が1970年に始めた慈善事業。2009年に現在の船が運航を開始してからは40カ国以上を訪れ、日本への寄港は初めてという。

児童書や科学、芸術、医学に関する本のほか、発展途上国には医薬品も運ぶ。乗組員、スタッフとして世界45カ国以上から約400人が乗船している。

入船料は100円で、写真付き身分証が必要。問い合わせは長崎訪問プロジェクト、070(5466)5175。

(MSN産経ニュース2014年5月3日)


世界最大の書店船が長崎へ

★長崎新聞 2014年5月3日
【県内トピックス】


世界最大の書店船が長崎へ


▲船内の書籍売り場

世界最大とされる書店船「ロゴス・ホープ」(1万2500トン)が2日、長崎港に入港した。日本への寄港は初めて。出島岸壁に12日まで停泊し、書籍の販売や乗組員との交流イベントを実施する。

書店船の運航は、「知識や希望を届ける」ことを目的にした、ドイツのキリスト教系団体の慈善事業。児童書や教育関連の本など5千種類、50万冊を積み、世界各国の港を巡っている。約50カ国の400人が乗船しており、南アフリカから参加した女性(21)は「気軽に話し掛け、互いの文化を学ぶ機会にしてほしい」と話した。

期間中は7日を除き、船内を一般公開。入船料100円で身分証明書が必要。

(長崎新聞 2014年5月3日)



▲新垣結衣 (写真)
※ハナミズキは、かつて日米親善として
桜を送った際にその返礼として、
アメリカからハナミズキを贈られた。


★【コラム 風紋】

より大切に

◆中日新聞 2014年5月3日

(北陸中日新聞から(CHUNICHI Web))
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/column/fumon/CK2014050302000199.html

 赤や白、桃色と色鮮やかなツツジが、街中を彩り、木々は新緑をまとい始めた。自宅のハナミズキは、いまだかつてない、たくさんの白色の花を咲かせてくれた。

 ハナミズキは三つの悲運を背負う木とも言われている。生物学者の田中修著「都会の花と木」によると、一つは、樹皮が犬の病気の薬になり「ドッグウッド」とやぼったい英語名がつけられた。

二つ目は明治時代に日米親善の木となったが、戦争で敵国の木とされ伐採された。

三つ目はキリストの十字架の木に選ばれたと伝えられていること。史実や伝説を知ると、より大切に育ててあげたくなる。

(整理部長・石田禎一)

(中日新聞 2014年5月3日)


http://www.geocities.co.jp/Outdoors/6286/issai.html


http://cercline.blog.so-net.ne.jp/2008-04-29


【今日の御言葉/今日の聖句】

清い心【大人もときめくパックのチョコレート 中村江里子 パリからあなたへ 】

2014-05-03 06:54:34 | 今日の御言葉


若いころの情欲から遠ざかり、
清い心で主を呼び求める人々と共に、
正義と信仰と愛と平和を
追い求めなさい。

「テモテへの手紙二」/ 02章 22節
新約聖書 新共同訳



お月さまに貧しい人がいたら、
わたしたちは、そこに
行かなければなりません。


マザーテレサ
(マザーテレサ100の言葉より)


★大人もときめくパックのチョコレート
中村江里子 パリからあなたへ


◆朝日新聞デジタル&M 2014年4月16日




▲大量のチョコレート。子どもたちも総勢15人くらいいました。楽しんでもらいたくて、ママたちは張り切って袋を持ってあちこちにチョコレートを隠しました



▲ウサギのチョコレート。芝生の中に突然、ちょこんとウサギが現われて。一応、考えながら隠していたんですよ



▲次女はバッグを持って、芝生に隠れている卵形のチョコレートを大切に拾っていました



▲「絶対にまだどこかにあるはず!」と、ママの協力を得て、さらにさらに庭の奥のほうに入っていきます。でも正直、隠した私たちも一体どこにあるのかわからなくなってきていました……



▲これが我が家の子どもたちの「イースターバッグ」。アメリカの『ランズエンド』というブランドの「イースターバッグ」と名付けられたトートバッグです。イラストの反対側には子どもたちの名前が入っています。バッグからあふれるチョコレート。この日以外はおもちゃや小物入れとして使っています



▲これ全部、チョコレートなのです! 心ときめきませんか? 大きな卵の家の中から雌鳥が出てきていたり、卵があったり、カエルがいたり……。チョコレート屋さんのお店のディスプレーはアートです。子どもたちは時間が経つのも忘れるくらいに眺めています



▲こちらも販売されているものです。中央の大きな卵で110ユーロ(約15464円)でした。残念ながら我が家のためには買えないのですが(笑)、週末お世話になる友人宅に持って行ったら喜ばれるかな? と思っています。でも、壊して食べてしまうのももったいないし、かといって飾っておいたら美味しくなってしまうし。他にも可愛らしい形のチョコレートがたくさん並んでいました。(写真 中村江里子)


チョコレートといえば日本ではバレンタインデーですが、フランスではパックです。イースターという言葉でよく知られていますが、フランスではパックといいます。ヘブライ語に由来しているそうで、キリスト教のもっとも重要な行事の一つ「復活祭」です。

十字架にかけられて死んだイエス・キリストが復活したことを祝うものです。キリストは木曜日に弟子たちと最後の晩餐(ばんさん)をし、金曜日にゴルゴダの丘で磔(はりつけ)の刑にされ、埋葬されました。2日後の日曜日にマリアたちが墓に行くと、キリストの遺体はなく、天使たちによってキリストの復活が告げられるのです。

パックの日は3月21日以降、最初の満月後の日曜日ということで、移動祝日となっています。今年は4月20日です。フランスでは「ランディ ドゥ パック」といって、翌日の月曜日も祝日になるんですよ。

さて、このパック。3月の終わりくらいからスーパーやチョコレート屋さんには可愛らしい卵や雌鳥、魚、鐘などの形をしたチョコレートが並びます。スーパーでは山のように積み上げられていて「3袋以上買うと、3袋目からは半額!」なんていう文字が躍っています。チョコレートが、そのような形なのは意味があります。

まず卵は、新しい生命の誕生や復活のイメージです。また、キリスト教ではキリストが磔になった金曜日には肉を食べず、魚を食べるという慣習があることから魚。ちなみに子どもたちの通学しているカトリックの学校では、金曜日の給食には肉は出てきません。様々な説があるのですが、鐘がローマに行って復活祭の卵を運んできたとか、ウサギが卵を運んできたなどということから、鐘やウサギの形のチョコレートも登場します。

ノエル(クリスマス)同様、とても大切な行事ですから子どもたちはその意味合いをきちんと理解していますが、何といっても楽しみなのは「卵探し」です。子どもたちがまだ小さい時には、アパルトマンの中庭や、雨の日には家の中のあちらこちらにチョコレートを隠して「卵探し」をしていました。通常、卵を入れるのは籠なのですが、わざわざ買うまでもないかな? と、小さな可愛い紙袋を用意していたのですが、昨年からは子どもたち3人それぞれの名前入り「パック卵探し用バッグ」を用意しました。

前述のようにパックは連休のため、昨年は友人の田舎の家で過ごしました。パック当日、友人宅の近所に住む他のファミリーも合流し、子どもたちをパパたちに託します。ママたちは大きな庭のあちこちに、大量のチョコレートを隠す作業です。

玄関に集合した子どもたちは掛け声と同時に走り出し、バッグや籠、紙袋にチョコレートを入れていきます。我が家の長女と長男が、まだ小さくて出遅れてしまった妹のために、大きなウサギなどのチョコレートを見つけてきてはバッグに入れてあげているのを見ると、本当に穏やかな気持ちになります。そして、庭の隅々まで探し回って「チョコレート、全部拾ったあ!」と喜んでいる子どもたちを見て、ママたちは「結構、隠すのも大変な作業だったねえ」とほっとしたり……。

今年も間もなくパックです。昨年同様、友人宅で過ごすことになりました。すでに「卵探し」用のチョコレートを買いだめしてあります。パン屋さんでもお菓子屋さんでもチョコレートが並べられています。子どもたちだけでなく、大人もときめいてしまう魅力的なチョコレート屋さんのウィンドーに心惹かれて、ついついチョコレートに手が伸びてしまうのです。

次回は4月30日の配信を予定しています。

PROFILE



◼️中村江里子(なかむら・えりこ、Eriko Barthes)

1969年東京都生まれ。立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる。2001年にフランス人のシャルル エドワード バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。妻であり、3児の母でもある。現在は、パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆、講演会などの仕事を続ける。著書に『エリコ・パリ・スタイル』(マガジンハウス)、『ERIKO STYLE暮らしのパリ・コラージュ」(朝日新聞出版)、『女四世代、ひとつ屋根の下』、『マダムエリコロワイヤル』」(ともに講談社)、新刊『ERIKO的 おいしいパリ散歩』(朝日新聞出版)と多数。

(朝日新聞デジタル&M 2014年4月16日)


【今日の御言葉/今日の聖句】

最大の悪【古民家で教会カフェ・イベント 「イースターの夕べ」 キリスト教会の雰囲気を体験的に再現】

2014-05-02 18:34:18 | 今日の御言葉




愛する者たち、
互いに愛し合いましょう。

愛は神から出るもので、
愛する者は皆、神から生まれ、
神を知っているからです。

「ヨハネの手紙一」/ 04章 07節
新約聖書 新共同訳



最大の悪は、
愛の欠乏、隣人愛の欠乏です。

最大の悪は、
隣人に対する、ぎりぎりの
生活をしている人々に対する、
搾取されている人々に対する、

そして貧困や病気に
さいまなれている人々に
対する、恐ろしい無関心です。


マザーテレサ
(マザーテレサ『100の言葉』より)



★古民家で教会カフェ・イベント
「イースターの夕べ」
キリスト教会の雰囲気を体験的に再現
: 教会 :

◆クリスチャントゥデイ 2014年4月28日

http://www.christiantoday.co.jp/articles/13203/20140428/church-cafe.htm



▲日没の時を待って灯火の受け渡しが始まった。会場は画家のアトリエだった古民家をそのまま利用したアートギャラリー「赤猫工房」。老朽化のため5月に取り壊されるという。


「主の平和」――口々にそう言い、隣り合わせた見知らぬ人たちと挨拶を交わす。日の暮れゆくなか、手にした蝋燭(ろうそく)から蝋燭へと灯し火が移されていく。厳かな雰囲気と祈りの言葉。教会のようで教会ではなく、しかし教会さながらの儀式が静かに行われていた。

26日、東京・世田谷にある古民家アートギャラリーで開かれた、教会カフェ・イベント「イースターの夕べ」での光景だ。主催したのは「教会かふぇ『カフェ・オラトリオ』準備会」。聖公会信徒のトリニタスさんと、牧師を目指す植田真理子さんが連携し、間もなく取り壊される一軒家で一夜限りの試みが実現した。

お茶とワイン、軽食付きで、参加費は一人1500円。「イースターのお祭りを楽しく体験してみませんか?」という、ツイッターやフェイスブックでの呼びかけに、二十数人の男女が集まった。一人で来るシングル客が多い。若い女性の姿が目立つが、50代らしき男性たちもいる。用意された椅子と座布団がほぼ埋まった。

1週間遅れのイースター・イベントとしてプログラムが組まれていた。テゼやグレゴリオの聖歌を全員で斉唱し、聖書の詩篇が朗読された。キリストの受難と復活の短劇が続き、最後はイースターのお菓子とワインを供した和やかな歓談タイムに。部屋の一角ではリコーダーと古琴の即興演奏も始まった。


▲初対面の人たちがリコーダーやプサルテリなどでセッションを始めた。

来会者に話を聞いてみると、キリスト教になんとなく興味があって来たという人、スピリチュアル系らしき人、聖歌や中世ヨーロッパ音楽が好きな人、その古楽器の演奏者など、さまざまな立場の人がいる。「クリスチャンの人は?」という記者からの問いには、7人が手を挙げた。

司会を務めたトリニタスさんは、「全体を劇として観てもらえれば幸いです」と話す。教会が正式に支援しているわけではない、いわば未公認の「教会カフェ」だが、イベント開催については所属教会に知らせて祝福してもらっているという。

トリニタス(三位一体のラテン語)は洗礼名だ。「聖歌や復活劇で、癒しのひとときを提供したい。教会に敷居の高さを覚えて近づけずにいるけれどキリスト教の聖歌や音楽には惹かれるという人たちに、典礼の雰囲気も体験して味わってほしいのです」

もう一人の植田真理子さんは、自らが店主と牧師を兼ねたリアルな「教会カフェ」設立を準備中。年内にも開業したい考えだ。「既存の教会への懐疑的な思いから、自前の教会を作りたいという願いを持つようになりました」と語る。

植田さんはかつて国語教師をしていた元男性で、今は戸籍上も女性となったトランスジェンダー。保守的な教会から辛辣な対応を受けてきた経験を持つ。「キリスト教は愛の宗教と言いながら毒の部分があるのだとしたら、それを乗り越えるキリスト教の将来に責任を持つ一員になりたいと思ったのです」

教会カフェは日没から開催され、21時を過ぎても音楽セッションと歓談が続いた。「楽しかった」「またやってください」そう言いながら帰途につく人たちを見送る主催者に、安堵と喜びが広がる。「本物の教会を知る人たちからの批判や違和感」は杞憂に終わったようだ。

神奈川県から来たプロテスタント教会所属の男性は「まったくの教会未経験者には、ここで体験する意味があったのではないか」と話す。海外の留学先では教会をよく訪ねていたが「今よく行くのは神社です」と微笑む20代の女性も、「点でしか知らなかった聖書の受難と復活の話が、一つの線につながって理解できた」と感想を語った。

キリストの名のもとに、音楽、みことば、聖書劇、祈り、それらの力がすべて一つになって、人々の心に何かを残した。それはもう「教会」と呼んでもいいのかもしれない。同様の教会カフェ・イベントは、今後も不定期で開催される予定。

■ 教会かふぇ「カフェ・オラトリオ」
https://www.facebook.com/caffeoratorio
https://twitter.com/caffeoratorio


(クリスチャントゥデイ 2014年4月28日)

【今日の御言葉/今日の聖句】

偶像礼拝【慰安婦像撤去訴訟の原告代理人が辞任  事務所に「契約解除」圧力か 訴訟は継続】

2014-05-01 15:21:30 | 今日の御言葉



わたしの愛する人たち、こういうわけですから、
偶像礼拝を避けなさい。

コリントの信徒への手紙一/ 10章 14節
新約聖書 新共同訳



大切なのは、わたくしが
何をするのかということではなく、
どれだけの愛を、その行いに
こめるかということです。

小さなことも、大きな愛を持って。

マザーテレサ
(マザーテレサ『100の言葉』より)







★慰安婦像撤去訴訟の原告代理人が辞任 
事務所に「契約解除」圧力か 訴訟は継続

◆産経新聞2014月年4月30日 10:08 【「慰安婦」問題】



▲米西部グレンデール市内に設置されている慰安婦
(黒沢潤撮影)

 【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像をめぐり、在米日本人の団体が市に撤去を求めた訴訟で、原告側代理人を務めていた米大手、メイヤー・ブラウン法律事務所の弁護士が同州の連邦地裁に代理人の辞任を申請したことが分かった。「圧力」が加わったとの見方が出ている。同法律事務所は原告側に「責任を持って弁護士を紹介する」と約束しており、訴訟は継続される。

 代理人の辞任は、弁護士自身の判断ではなく、同法律事務所の方針という。

 関係者によると、同法律事務所の幹部は、韓国側が主張する「従軍慰安婦」説に反対しているとみられることで、他の顧客が離れていくことを懸念し、弁護士を代理人から退かせることを決めた。

 同法律事務所から原告側に辞任の要請があったのは4月中旬。その数日前には被告側が「提訴棄却要請」の書面を州の連邦地裁に提出していた。そのころ、集中的に法律事務所に「契約解除」の圧力が加わった可能性が高い。

 同法律事務所は原告側に、新しい弁護士の紹介のほか、これまでに支払った費用の全額を返済することや、新しい弁護士が仕事を引き継ぐまでは今の弁護士が無償で対応することを提示。原告側はこれを受け入れた。

 訴訟は、被告側の「提訴棄却要請」への反論を原告側が28日(現地時間)に提出。被告側は5月5日(同)までに再反論を提出し、その後、連邦地裁が公判開始か、提訴棄却かなどを決めていく。

 原告の一人で、「歴史の真実を求める世界連合」(GAHT)の目良浩一代表は「弁護士事務所の変更はこの訴訟に大きな影響を与えるものではないと思う」との緊急声明を発表した。

(産経新聞2014.4.30 10:08)




▲文原玉珠さん (資料写真)



【グレンデール提訴】

★慰安婦像撤去へ支援金1週間で1128件1500万円超に

■産経新聞 2014年3月5日 12:07 【「慰安婦」問題】



 米カリフォルニア州グレンデール市に対し、同市に設置された慰安婦像の撤去を求める訴訟を起こした地元の日系住民らで作る「歴史の真実を求める世界連合会(GAHT)」は5日、2月21~27日の間に集まった支援金が1128件、約1570万円に上ったことをホームページで明らかにした。

 GAHT側は「責任の重さを感じている。貴重な浄財を大切に、効率よく活用させていただく」とのコメントを掲載した。

 訴訟についてグレンデール市は争う姿勢をみせている。訴訟の長期化は必至とみられていることから、GAHTは日米両国で訴訟費用などへの支援を呼びかけている。

 GAHTのホームページはhttp://gahtjp.org/



https://gahtjp.org


▼韓国軍に慰安婦制度(朝日新聞2002.2.24)




【今日のみことば/今日の聖句】