セミナーを受けてくださっている方からの週1に届くレポートを読んでいて、15年前、潜在意識を学び始めた頃のことを思い出しました。
それまで私は自分の体は自分の所有物だと思っていました。
体が弱く、腎盂腎炎で熱を出し、点滴を打たないと回復しないこともよくあったのですが、あの日もひどく疲れていて、腎臓が痛みだして苦しくなり、背中を押さえならソファーに倒れこみました。
どうして私の体はこんなに役立たずなんだろう!
と最初は自分の肉体の弱さに腹が立ったのですが、不意に腎臓の気持ちが私の中に入って来たのです。
ふいに、腎臓さんの細胞の一つ一つが、それぞれ意思を持って私のために働いてくれているのだと感じてのです。
その腎臓さんが、ごめんね、と、謝っている気がしたのです。
健康に動くために必要なもの、例えば栄養や休養やお水などを当時の私はちゃんと自分に与えていませんでした。
そんな過酷な環境の中なのに、彼らは必死で私の健康のために働いてくれていたのです。
ひとつの巣に暮らすアリたちは、それぞれが個体として意思を持って生きていると言うより、巣が1つの個体で、アリ1匹1匹はそれぞれ意識を共有していて、アリはまるで巣という個体の細胞の一つ一つに当たるのだと本で読みました。
まさに、私の細胞もそんな風にたくさんの細胞さんたちが集まり、それぞれの役割を果たしているから、私はひとつの個体として生きていられる。
なのにお礼を言うどころか心の中で罵声を浴びせるなんて。
私のために文句も言わずにひたすら尽くしてくれていたのに、今までないがしろにしてきてごめんなさいという感情が強く沸き上がってきました。
涙が止まらなくなり、腎臓さんごめんなさいと背中をさすりながら謝り続けました。
不思議なことに、痛くて苦しかったのに、謝るうちにそれがどんどん消えて楽になっていきました。
そのまま眠ってしまい、目覚めると治っていました。
内臓などは潜在意識の領域にあるものなので、潜在意識の掃除をしたり、潜在意識を意識したりすると、内臓のことにも思いが届くのかなと思いました。
このセミナーを受けてワークを続ける中で、自分の体を愛おしく思えるようになった方や、病気で苦しかった部分が何故か楽になったと言う感想をいただきました。
潜在意識を大切にすることは、今まで意識しないままほっておいた自分の残りを大切にする事です。
潜在意識もまた自分の一部なのです(*^^*)
自分を愛して大切にすると、自分以外の人も大切にできるようになれるのです。
レポートを読んで、自分を前より愛せるようになれたのなら、本当に素敵なセミナーだと、思えました。
そんなお手伝いをさせていただけて本当に幸せです😊