よく、情けは人のためならずという言葉を思い出します。
ちなみに勘違いしている方が多いのですが、これは、
情けをかけるのは人のためにならない(のでほっておけ)
という意味ではなく、
誰かに情けをかけたことが、めぐりめぐって自分に帰ってきますよ、ということです。
私はこの教えが大好きで、昔、幼稚園の頃に月に一度お坊様がやってきてお説教(よいお話し)をしてくださった中に、誰も見ていなくても、仏様(神様)が見ていますよ。だから大丈夫。
ということがあったのですが、これに通じることだと思います。
おそらく、仏教でいう、陰徳にあたるのだと思います。
去年体調を崩してから、ほんとうに、思いがけない方に助けていただいたり、まったくの他人さまに、突然助けていただいたりしました。
そんな時、なんとなく、迷惑かけてスミマセンなどと思ってしまうタイプなのですが、いつも、心の奥に響くのがこの言葉なのです。
去年の春、イベントで占っていた手相占いの方に言われました。
『あなたはすごく守護される力が強いですね』
それは感じていたのですが、その方はこうもおっしゃってくださいました。
それは、あなたがまっとうに、まっすぐに生きてきたからですね、と。
なぜそう思ったのか聞いてみたら、
私の手相に、そのような線がはっきり出ていたそうです。
手相が日々変わるのは結構有名なお話ですが、昔から占い研究家だった私は、自分の手相はずっと観察していました。
なので、ガラリと変わっていること、下手すれば、今朝から変わった、なんてこともわかっていたりします。
なので、生きざまが出るのもよくわかるのですが、そのような線が出ていることに、すごく救われた気がしたことを覚えています。
天と私だけしか知らないことだけじゃなく、手相に出ていたのなら、今までしてきたことは、やはり、神様に顔向けできる生き方だったのだ、と。
手相は奥深いですね~