命に別状はない、というセリフをよく聞くと思うのですが。
この弥勒菩薩様!!
私は、たまたま耳にしたニュースで、大変な目に遭っている人の状況で、最後にこの言葉を聞くと、本当にほっとします。
この弥勒菩薩様!!
さっき、以前の持病について話していて、そういえば私、別状はの後、あるところだったと言うセリフを医者から何回か言われたことがあると思い至りました。
そこまで重症じゃないからこそ、脅しの意味で言われているとは思うのですが。
複数の病名をつけられたことがあり、その時にこのセリフを聞いているって。
もしかしてめっちゃ長生きするんじゃないかと思いました(笑)
よく聞くのに、生死の境をさまようみたいな事故にあった後、人生が変わった的な話です。
だとしたら、何回も生まれ変わっているなーと。
私は生まれる前から、もしかしたらこの世にいなかったかもしれない選択肢を与えられてきました。
まず、よくわからないのですが、母に、
「あんたを妊娠したときに、医者がお腹の子は障害児だから下ろしたほうがいいと言われた。迷ったけど、自分の子が障害児なわけがないから、見せつけてやる的な気持ちで産んだ。そしたらやっぱり5体満足だった、医者め、ザマーミロ」的なことを、子供の頃から数回言われました。
うん、今だったら色々問題ありすぎ発言ですけど(今じゃなくても問題ありすぎ)
まぁそんな人なので、それは一旦横に置くとして。
子どもの頃の私の一番の衝撃は、お腹の中にいるときに母親に産むか産まないかの選択肢があるんだ!と知ったことでした。
小学校低学年だった私は最初は、おろすということが意味がわからず、父親に聞きました。
ママが自分にそういったんだけど意味がわからないから教えてーと聞いてきた私の言葉に、父は珍しく母を叱りました。
結局意味がわからなかったので兄に、わからない言葉があったら、辞書を引けと教わっていたので、辞書を引いても意味がわからず。
わかるまで聞き続けるうざい子だったのでしつこく聞くうちにたぶん母あたりが、お腹の赤ちゃんを産む前に殺すことができるとか、兄あたりに、お母さんが死んじゃうとかそんな時にだよ、的に教わり。
その時、私が理解したのは、この母親の意思1つで、自分自身がこの世にいなかったかもしれないということでした。
母に、死ぬ事は息ができなくて、焼かれることだと言われていたのですが、それは生まれてきてからのこと。
生まれる前に死ぬということはどういうことなのかとかなり長い間その問題は保留しておりましたが。
中学生ぐらいにやっと意味が理解できたような記憶があります。
そんなスタート。
その後も、麻疹なのに、見過ごされて。
二歳の時に信じられないほどの高熱が出て、小児科(近所でもヤブで有名で何度も医療ミスで死亡事故などもあった医者)に、今夜がやまだと言われたそうで。
かなりの高熱で、母が諦めかけていたら、近所に住んでいる年配の方が(普段から父が雪かきをしたりしていたお家の方)、その知らせを聞いて山に入り、謎の薬草をとってきてくれて。
得体の知らない草の根を煎じて飲ませろと言われ、とりあえず飲ませてみたところ、信じられないくらい発疹が出て(母の証言だと、発疹の上に発疹が出て、さらに発疹が出て三重に出たそうです)
翌朝から熱が引いていき、医者からも、何故かわからないけれども治ったと驚かれたそうで。
他にも、予防接種の副作用で高熱が出てやばい状態になったり。
他にも電気で火傷をしたり。
ヤマハを習っていたのですが、ある時母に練習の後は必ずオルガンのコンセントを抜くように言われました。
もともとオルガンの後ろ側にコンセントがあって、オルガンを動かして抜かなくてはいけなかったのです。
突然抜かなくてはいかないルールが発生し(我が家では母の気持ちでよくルールが発生します)
前回は家族を呼んで動かしてもらったのですが文句を言われたので、今回は自力で何とかしようとコンセントを引っ張ったのです。
するとプチンと音がすると同時に、右掌に閃光が走り、信じられない痛みが襲いました。痛みで咄嗟に離したので、右掌が真っ黒コゲになるだけで済みました。
握ったままだったら感電死していたかもしれないと言われました。
なかなかないですよね?
その後も、腹膜炎(腹痛を訴えると、盲腸ではない、とか、それは生理痛で女は誰でも我慢している、我慢が足りないと言われて我慢しているうちに、卵巣嚢腫が巨大化して捻れ中で卵巣が壊死して腹膜炎を起こした)で立てなくなり、病院にいくと、早く手術しないと命に関わると言われて(なかなか言われんよね)
冗談抜きで時々ふと、あの人(母)は、無意識で私をコロソウとしていた?と思ったことは実はあります(苦笑)
あと、元夫に暴力を振るわれ首が痛くて全く動かせず、顔も腫れていて、出社したら上司に今すぐ病院に行けと言われ。
医師に、打ちどころが良かったから、半身不随とかにならずに済んだんだよ!運が良かったんだよ!と言われました。
後遺症は今だにありますが。
あとは、10年前に橋本病を放置しすぎてあらゆる臓器が動かなくなっていた時も、
ああ、このままだとしぬなぁとやっと病院に行ったら、
今すぐ入院して!歩かないで!車椅子もってくるから!と騒がれて、もう少し放置していたら命に別状あったからね!とお医者さんに言われました。
うん。
まあ、全部未然に防げた事ばかりだなあ(笑)
とりあえずあの入院以来、ずっと通院しているし、何かあったら病院で検査しているので、弱いながらも長生きできそうだなーと思います。
もっと自分を大切にしよう(こわっ)