遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

ここまでの道その6 アトランティスを覚えているか

2020-09-13 11:36:53 | スピ的自叙伝
自分の人生をスピリチュアルな視点から見た物語にしていこうと思います。
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ここまでの道その6 アトランティスを覚えているか



実はたまたま今日そのことを書こうと思っていただけなのですが、日付を見て少し衝撃を受けました。
なぜならばそれは、24年前の今日の出来事だったからです。
意識していたのではなく、天然です(苦笑)

私は10月13日が誕生日なのですが、その一か月前の、ある年の9月13日に絶望と新しい出会いを経験します。
それは大きくスピリチュアルな扉が開かれた瞬間でもありました。

9月13日の朝にカレンダーを見た私は、あと1ヵ月で29歳になることに気づいたのです。
30歳になるまでにあと1年を切ってしまう。
それはとてつもない恐怖でした。

幼少期から自分の居場所がなくて、孤独の中で生きていました。
そして居場所がないわたしは、流されるまま21歳で結婚して実家を出ました。

ですが結婚してみると、それまでは世界で1番私のことを大切に扱ってくれていると信じていた人が、結婚して一緒に暮らすようになって3日目で、妊娠7ヶ月の私を殴りつけ、妊婦を壁に叩きつけることができる男だとわかりました。

子供の頃から、現実を見ると辛くなるので、うんと先のことを考えて生きていました。
今こんな環境で生きているのは、シンデレラの召使時代だからだ。
必ずいつか舞踏会で素敵な出会いをして、見つけ出してもらえる日が来る。
いつかこんな灰をかぶるような日々から抜け出せる日が来るから大丈夫!

正真正銘の現実逃避です。
でも、虐待を受けて育った子どもに、現実逃避以外の選択肢なんてありません。
だからその時も私は絶望しながらも、この子が大人になったら離婚しようと漠然と決めたような気がします。
今は耐えよう。耐える時期なのだと。

それに、非力すぎて何もできないと思い込んでいたので、自分の人生の現実を考えると、絶望して生きる気力が完全に出てこなかったでしょう。
だからうんと先の未来で自分が輝いていることを想像して、それを心の支えに生きてきたのです。

ここでひとつ付け足すことがあります。
実は10歳の頃、UFOを見ました。(←クリックすると以前書いたページに飛びます)

その時に頭の中に声がしてきたのですが、その時に仲間と会える日が来るからそれまで死ぬな的なことを言われました。

そのあとくらいだったと思うのですが、いつまで待てばいいのかと考えていると、ふいに35〜6歳までがんばって生きてくれたら37歳以降は出会えている。
みたいな言葉がわいてきたのです。

まだ子供だったのでまだまだ先だし、だけど30代の途中から自分の居場所で生きられるんだなぁと漠然と思いました。

それを強く信じていたわけではありません。
だけどどこかで30代になった頃には、それなりに幸せに生きているような気がしていたのです。

夢はたくさんありました。
知りたいこと、行きたい場所、ほしいもの、たくさんあったのです。
でも結婚して、自由がきれいになくなりました。
まあ、結婚する前も自由はあまりなかったんですけど、四六時中監視されていたわけではなかったのが、結婚後は監視され、違反すると体罰を受けるというさらにひどい環境になったのです。

そうこうしているうちにあと1年で30歳になるところまで来てしまったのです。
いつか幸せになる。
いつか自分のしたいことができるようになる。
それだけを心の支えに生きてきたのに、20代という輝かしい時代を子育てと家事と家計のための労働(生活費はわたしの収入で足りない分を夫が出していたため)オンリーで何もできずに終わってしまうことが悲しかったのです。

当時保険の営業をしていて、札幌の大通公園にあるビルの担当している企業に、昼休みに毎日通っていました。

その日も大通公園まで歩いてきたのですが、そこで私の足が止まってしまいました。

あと1ヵ月で29歳になる。
その絶望が私の心を止めてしまったのです。
でも毎日、誰と何を話したかといった報告書を書かなくてはいけなくて、私は嘘がつくのが下手なので、企業に行かなくてはと葛藤しました。

そんな時大通公園の脇に立つ小さなビルのテナントの看板が目に入りました。

君はアトランティスを覚えているか?
アトランティス。
大昔にあったと言われる伝説の国。

私は子供の頃から不思議なビジョンを見ていました。
家のすぐそばに大きな川があり、その川を見ていると何故か、地面も壁も全てがガラスでできた世界が重なってくるのです。

川を挟んでガラスのようなものでできたビルのような高い建物がたくさん並んでいるのが時々見えたのです。
ガラスの建物の壁はよく見ると、水の膜のようなものが貼ってあり、壁の外側をずっとチラチラと水が流れているように見えるのです。

だから私はそのことを水の国と呼んでいました。

私は水の国で弟と2人で何かをしていました。
まるで妖精のようなことをしていました。
そんなビジョンを見ていた私は、クラスの男子に借りて読んだ雑誌か何かでアトランティスのことを知った時、もしかしてあのビジョンはアトランティスなのかもしれないと思っていました。

だからその看板を見た時、涙が出そうになりました。
別れてしまっていた仲間に会えるかもしれないとそう思ったのです。
はい。
私はアトランティス覚えています。

そしてふらふらとそのお店に入っていったのです。

この後も長いので後半はつづく(*^_^*)












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