セッションの感想より
いただいた感想をもとに、遊月から皆様へのメッセージ
※ 遊月より~
セッションなどの感想は、ご本人だけではなく、その方の関係者の方のことなど、
個人的なものが含まれるので、基本的に公開するつもりはありません。
あくまで、そこから与えられたメッセージを私から皆様へお知らせしています。
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授かった赤ちゃんが生まれる前に光の世界に帰ってしまい、そのことを悲しんでいた女性のセッション
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その方のためにおりてきた言葉(メッセージ)は、
『その悲しみを母として女として人間としての深みとやさしさに代えて生きていきなさい。』
というものでした。
その方には目で見える現実のお子さんはいらっしゃいませんが、その方の心(潜在意識)はしっかりと『自分が母である』という自覚を持っていらっしゃいました。
つまり、妊娠したときからその方は母となっていたのです。
生まれてくるかこないかは母だけの問題ではなく、生まれてくるこどもと共同で書いている脚本なのです。
ですから、ひとりで責任を全部おう必要はありません。
また『母性』は、出産の経験の有無だけに左右されるものもでもなく、お子さんがいないイコール母性がないわけでもないのです。
なので、男性も『母性愛』を持っています。
ちなみに、父の愛は、母性愛とはエネルギーの形が違います。
男性性、女性性という役割があって、それぞれが違うように、父性、父親としての役割、母性、母親としての役割は違うのです。
インディアンたちの伝承のカード『メディスンカードの教え』によれば、
母性:
母なる大地は右脳とつながり、直観的思考に関係する。受容性・柔軟性
父性:
父なる大空は左脳とつながり、分析的思考に関係。行動的・前進・勇気
男性に生まれたとか、女性に生まれたこことはまた違って、それぞれが、自分の中に両方の側面を持つのです。
そういう意味でも、出産の経験の有無や性別とは違った意味で、すべての人たちは、母性愛と表現できる愛情を持つことができるのです。
おそらく世間の人は彼女を母という目で見ることはないでしょうが、見えない世界、彼女の心の領域には、『母としてのエネルギー、慈愛、愛情』が、一度母となったことで、さらに強まって、しっかりと息づいていました。
それこそが、彼女がわざわざ『この経験をした意味』だったと感じました。
【遊月の考察】
母性を発揮するスイッチがあるとしたら、それは、様々な条件を与えることでonとなります。
昔は家庭や環境の中に自然に赤ちゃんが存在していたので、赤ちゃんを見たり触れたりすることで、自然に母性スイッチがonになっていました。
しかし、今はその機会が減っています。
現代社会では、母性スイッチを呼び起こすには、ひとりひとりの生活の場があまりに『個』になりすぎているのです。
母親は、孤独に子供を育てている感じがするし、こどもが家庭にいない環境では、スイッチがonになりにくいので、多くの人の中の中に備わるせっかくの母性スイッチがonになる機会も減っている。
そんな社会全体の流れが、ますます母性から人を遠ざけているようにも感じます。
母性とは、命をはぐくむ愛です。
それが減ることは、命を大切にするエネルギーが、この社会から減っていくことになります。
母性愛が増えると、お互いの命への思いやりエネルギーが増えて、平和な社会へと変化していくように思えるので、それが減ることを残念に思います。
余談になりますが、子供が小さいときはお母さんも若いのです。
だから、たまにはおしゃれして思い切り自分として、女として遊びたいって思っても悪くないのに、それを抑えて母親として生きろと強要されている環境の人がいること、また、そう感じることが何か罪であるかのように、家族や若い母親たちが感じているとしたら、それも残念です。
沖縄のある島では出生率が3割を超えていて、その島では、知らない人なんていなくて、こどもたちはみんな島の子として育ているそうです。
そこで育ったこどもたちは、進学のために島を離れるけど、ほとんどが島に帰って暮らしたいと思うそうです。
こんな素敵な環境がまだ日本にはいっぱい残っているのです。
その島のようにはなかなかなれなくても、
これからも、こどもたちが、どんなに不便でも、ふるさとが一番だと思って暮らしていける環境が残っていけばいいなと思いました。
遊月のセッション詳細
今日の日記を読んで私の最近思っていることと同じようなことが書かれていて感動しました。
実は私も最近、3人の子を育ててきた身として、若いお母さんたちの何かお役に立てるようなことがしたいなと漠然と思っていたのです。
それで、ベビーマッサージティチャーという仕事があることを知り資格を取ろうかなとも思ったのですが、やっぱり私は音楽のほうをしたほうがいいのだろうと思って、その資格を取るのは止めにしました。
でも、やっぱり、若いお母さんたちの役に立ちたいな、という気持ちがあります。
自分に何が出来るのか、皆目見当がつかないのですが。何かお役に立てることがあればと思います。
えっと、去年一緒に新札幌のほうでランチご一緒したmakiさんでよろしいんですよね?
(ちがっていたらごめんなさい)
私も若いお母さんのためになにか、って考えていたのですが、実は、シンプルな体験談(たとえば2歳の頃こどもが反抗期であったときどう対処したかとか、そんなことなのです)を話しただけで、
涙を流されて救われたと言っていただいたこともあるんです。
たぶんね、ただお話しを聞いて、体験談からちょっとだけアドバイスとか、それでいいのよって伝えるだけで救われる方もいるのかもしれないと思いました。
そういう簡単な交流会をしていきたいなぁって考えています。
(私のサロンとかで)
そのときはぜひぜひいらしてくださいね~!