12月の札幌で、向日葵が咲いていました。
季節を間違ったのか。
それともあえて咲いたのか。
咲くのが遅かったのか。
咲くのが早すぎたのか。
いいえ。
この日に咲きたかったのです。
だってまっすぐ太陽を見ていたから。
そんな言葉が浮かびました。
冬に咲くまっすぐのひまわりは、季節を間違えたんじゃないと思いました。
正しいときに、正しい場所で、咲くべき時に咲いたのです。
だって私に強く突き刺さりましたから。
時期を間違えた。
場所を間違えた。
本来あるべき場所じゃない。
そんな感覚がいつも私にあったから。
でもひまわりがとても胸を張っていて、すごく生きてることを楽しんでいました。
ひまわりが夏に咲くって?
それは一般的なひまわりかもしれないけれども、今ここで咲いているひまわりは、一般的なひまわりの残像なんかじゃない。
種子が落ち、芽が出て、自分のリズムで成長した。
咲くべき時が来て花が開いた。
花が開いたから、太陽をまっすぐ見て、美しい景色を楽しんでいる。
他のひまわりは関係ない。
自分のひまわり人生をただ生きていた。
最高に素晴らしいタイミングで咲いたひまわり。
なんだか今日はポエマーになった気分です(笑)