空飛ぶ自由人・2

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映画『ハロー!? ゴースト』

2024年01月29日 23時00分00秒 | 映画関係

[映画紹介]

2023年公開の台湾映画
12月18日からNetflixで配信

天涯孤独で、絶望感から自殺を繰り返すアウェイ。
しかし、なぜかいつも失敗する。
今度も瀕死の状態で発見されたアウェイは、
生死の境を彷徨うが、再び救出される。
ところが、搬送先の病院で治療中に、
4人の幽霊に出会う。
ヘビースモーカーの中年男、
泣くのをやめない女、
おせっかいなおばあさんに
生意気なガキ。
その4人の幽霊は、
退院するアウェイに着いて来て、
家に住みついてしまう。
もちろん、アウェイにしか見えないのだが、
時々、アウェイの体に取り憑いて、
変な行動を取らせるから困る。
霊媒師に見てもらうと、
この世に未練を残して死んだ人たちだから、
4人が果たせなかった願いをかなえてあげないと、
あの世に旅立たないという。
彼らを成仏させるために、
アウェイの奮闘が始まる・・・

という、コメディ。
幽霊の出し入れが秀逸で、
アウェイの慌てふためく様を笑っていると、
終わりから15分くらいのところで、
突然、話が一転する
4人の幽霊が何者だったのか、
が分かった段階で、
涙、涙の涙腺決壊の展開となる。

実は、この映画はリメイクで、
元は、2010年の韓国映画。


チャ・ テヒョン主演。

さっそくHuluで観てみたところ、
大筋は同じだが、
細かいところで改変が。
オリジナルで4人の幽霊の一人がスケベオヤジだったのが、
くじ当選に執念を燃やす老婆に。
主人公が恋心を燃やす相手がホスピスの看護師だったのが、
消防署の救命士に。
彼女の身内の死が、父親ではなく、兄に。
主人公が記憶を取り戻すきっかけが
のり巻きのセリから仙草ゼリーに、等々。

監督はシエ・ペイルー
主人公役は、ツェン・ジンホア

全体的に、台湾版の方がすっきりとまとまっている感じがした。
兄の伝言を伝える場面での、ひねりがなかなかいい。

インドネシアでもリメイクされているらしい。

3作品それぞれの幽霊たち。

韓国版↓。

台湾版↓。

インドネシア版↓。

 

                                                                                



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