あぁ、楽しい本番でした✨
すっかり連弾にハマっています。
こんなに楽しいとは!
でもそう、もともと私はアンサンブルが好きなのです。
一方的に伴奏をするのではなく、共に音楽を深めていく悦び。
色んな人と連弾やアンサンブルをやって来たけれど、その経験も役に立っているのだと思います。
昨日、日曜日は渋谷ホールというところで、毎年恒例の門下の発表会がありました。
緊急事態宣言も延長中のこんな時期ではありましたが、私たちにとっては音楽は不要不急ではないのですよね。
まだ未知のものだったコロナウイルスが広がり始めだった昨年に続き、今年もお客様は呼ばずに身内だけでこじんまりとやりました。
ホールには美しいファツィオリが鎮座。
軽く触れるだけで伸びの良い音が響く、素敵なピアノでした。
毎年ソロで、何かしら新しい曲を、どうにかこうにか暗譜をして臨むこの会
今年は1月末までモーツァルトのピアノ協奏曲に取り組んでいてソロの曲を準備する時間が無かったこともあり、
ここ数ヶ月、定期的に練習をしているまりちゃんと連弾で出演させていただくことになりました。
曲はドビュッシーの『小組曲』を全曲。
いつか2人でデュオコンサートをやる時にプログラムに取り入れようと、この半年ほど練習して来ました。
リハーサルと、
本番と。
とても気持ちよく弾けました。
何よりまりちゃんの存在が心強かった。
衣装も合わせました✨
もともとまりちゃんが持っていたドレスに合わせて、私が別のショップで購入したので、本当に合うかどうか本番の数日前に並んで試しました。
予想通りに雰囲気ピッタリ✌
薔薇の模様もリンクしています。
今回は妊娠7ヶ月の私を心配して夫が一緒に行ってくれたので、写真やビデオを撮ってくれて助かりました。
そして翌日の今日、まりちゃんとビデオを観ながら反省会。
演奏している時は合っていたと思った場所も、録画で見ると僅かなズレがあったり、
思ったよりPに出来ていなかったり、
思ったより音色に違いを出せていなかったり。
ここはもっとサッサと行った方がよかったかもね〜、今度そのパターンもやってみよう…と感想や意見を言い合うのもまた、楽しいひと時。
うん、私たちにはもっと出来ることがあるね!と確認できたこともよかったです。
学生時代の先生はもう退官されていて大学では教えていらっしゃらず、門下生はすでに社会人となって働きながらピアノを弾き続けている人、
家庭を持ち、子どもを育てながらピアノを弾き続けている人、
忙しく伴奏の仕事をいくつも抱えながら、ソロも勉強し続けている人、
私のように子どもたちにピアノを教えている人…それぞれが色々なものを抱え忙しくしている方ばかりなのですが、
年に一度、この日のためにそれぞれが暗譜で新しい曲に向き合うというこの会はもう27年も続いています。
みんなピアノに対して真摯で一生懸命な人ばかりで、毎年励みになっています。
また来年の会に向けての一年のはじまり。
来年は何を弾こうかな〜