世の中で避けて通れるものならばなるべく近寄りたくない場所…。
あたしの場合、歯医者さんです
数か月前、もう10年以上前に治療した虫歯痕の詰め物が取れてしまい、歯医者さんに行かなきゃ行かなきゃ…と思いながら行きたくなくて、ズルズルと引き延ばしてたんです。
そしたら一昨日、ついに残っていたその歯の一部分が欠けてしまいました
ええ、放っといたあたしが悪いんです。
とっても反省してます。
だから、だから…お手柔らかにお願いします…先生っ!!
…という訳で今日の午後、早目にレッスンを切り上げ、止むを得ず歯医者さんに行って来ました。
古ーい診察券を探し出すと、裏には平成9年の日付が。
12年ぶりの歯医者に恐れ慄きながらレントゲンを撮ってもらうと、案の定、取れた詰め物の下はまたまた虫歯になっていました
「結構深いですねぇ~」という先生。
……ぎゃぼーーーっ
診察台の上で口を開けるあたしはまさに「まな板の上の鯉」。
先生を信じてひたすら目をつぶるのみ。
ゴリゴリ、ガーガー、キュイーン…そんな音するほど削って、あたし大丈夫なんですかっ、先生っ
「はい、もうほとんど取れましたからね~。」という先生の声に、思わず深々と息を吐いたら、先生と看護婦さんに笑われちゃいましたよ
3?年も生きてきて、ロシアみたいな国で数々の修羅場を切り抜けてきて、世の中に怖いものなんてもうそんなにないと思ってましたけど…あぁ、緊張した~~~
ほとんど痛くなかったんですけどね
ホッとしたら診察室内のことが色々目につく…(笑)
12年も経つと古くなったな~って感じ。あたしが中学生くらいの時に開業した歯医者さんなんですよね。
あちこち薄汚れて、診察台も古くなってるし、そう言えばレントゲン室の椅子もなんだかガタガタだった
しかも天井にクモの巣…。
待合室の色んな張り紙も古い物がいつまでもベタベタ、黄ばんだセロハンテープで貼ってあるし。
植木も、こんなにみすぼらしいなら置かない方がいいんじゃ…って感じだし。
腕のいい先生なのに、そういう所には気が回んないんだねぇ…
それとも直す
がないのかな…大丈夫か
と、いらん心配までしてしまった。
痛くしないでくれてありがと、せんせ
また1週間後に行きまーす。