徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

オズの魔法使

2008年07月21日 | ★★★★





オズの魔法使
おすすめ度
原題:The Wonderful Wizard of OZ
製作:1938年 アメリカ
製作:マービン・ルロイ
監督:ヴィクター・フレミングほか
原作:ライマン・フランク・ボーム
脚本:ノエル・ラングリー フローレンス・ライアソン エドガー・アレン・ウルフ
出演:ジュディ・ガーランド フランク・モーガン レイ・ボルジャー バート・ラー ジャック・ヘイリー ビリー・バーク マーガレット・ハミルトン

子どもの頃、読んだ想い出深い本のひとつ、「オズの魔法使い」です。ジュディ・ガーランドが歌う「オーバー・ザ・レインボウ」は映画史に残る名曲のひとつですね。

カンサスの農場に住む少女ドロシー(ジュディ・ガーランド)は、怒っていました。愛犬トトが近所のミス・グルチ(マーガレット・ハミルトン)からいじめられたからです。その事をMおばさんに言い付けようと息巻いて帰宅しますが、農場の皆は忙しくて誰も相手にしてくれません。そこへグルチがやってきて、トトが自分に噛み付いたとして、(トトを)始末すると怒鳴り込んできました。ドロシーは絶望し、トトを守るため家出することを決意します。行く宛もなく歩いていると、占い師の馬車に目がとまりました。占師マーヴェル(フランク・モーガン)は彼女の家出を見破り、占う振りをして「伯母さんが心配して病気になった」と言います。ドロシーは慌てて家へ帰りますが、そこへ大龍巻が襲来!気を失った彼女が気がつくと、ドロシーは家もろとも大空高く吹きあげられていました。

ちょっと癒されたいな〜、と思い何となくチョイス。
でも、全然癒されね〜〜〜っ!!
201分という長尺!!
201分っていったら、3時間21分ですよっ。
長い…。
私の集中力はカッツカツでした…。

誰もが一度は聞いたことのある名曲
演者の素晴らしい演技&歌唱力。
色鮮やかなテクニカラー。
特撮&特殊メイク。
とても1930年代の作品とは思えないクオリティの高さ。
本当に凄い作品です。
…でも、これ、子ども時に観るべきだったなぁ…。


カンザスの農場で歌う「オーバー・ザ・レインボウ」
ジュディ・ガーランドの歌唱力は素晴らしいです。
そして、とってもかわいらしい!
この役を演じるにあたり、彼女は随分ダイエットをしたそうです。


北の良い魔女グリンダ(ビリー・バーク)。
まるでお姫さまのようです。
50オーバーには見えませんね!


紆余曲折あってこの役をゲットしたマーガレット・ハミルトン。
なかなか良い面構えです(笑)。


臆病なライオン(バート・ラー)、脳みそのない案山子(レイ・ボルジャー)、ハートのないブリキの木こり(ジャック・ヘイリー)。
新たに仲間を迎え、それぞれ自分に足りないものを得る為の旅がはじまります。


色々な困難を乗り越えようやくエメラルドの国が見えてきました。


DVDには製作秘話やメイキングなども収録されています。
事故、役者や監督の降番などなど色々なトラブルに見まわれながら完成させた、まさに血と汗と涙の結晶。2時間以上かかる特殊メイクの話や照明の話を聞くと画面からもその熱さが伝わってきそうです。


ドロシーの赤い靴。
オークションでは最高165,000ドルで競り落とされたそうです。



たまにはこういう過去の名作をじっくりと観るのもいいものですね。
でも。



長かった〜。

オズの魔法使@映画生活
前田有一の超映画批評



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