SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

諸聖人の日(万霊節)

2021-11-01 20:47:00 | 日記
今日はカトリックの祝日でした。
そして明日は死者の日と
続きます。




久しぶりにリヒャルト・シュトラウスのALLERSEELEN
(All Souls Day.万霊節)の
楽譜を引っ張り出して
弾いてみました。

✨✨✨✨✨

フィッシャー・ディスカウと
ジェラルド・ム−アの共演です。





✨✨✨✨✨

午後はピアノを少し。




19世紀のご婦人方を虜にした
高身長で抜群のスタイル、
イケメンのリストですが
最近はリストの晩年の作品に
心惹かれています。




(晩年のリスト)

リストは1865年にロ―マで
僧籍に入りキリスト教に題材を求めた作品が増えましたが
こちらもいよいよ歳を重ねた
せいでしょうか。
後期の作品にとても魅力を
感じるようになりました。

1877年に作曲された
「エステ荘の噴水」は500以上もある庭園の噴水のようすを
描いています。
彼はエステ荘に長期滞在して
毎日のように庭園を眺めて
いたようですが糸杉の葉が歌いさざめき泣くのが聞こえると
手紙に書き残しています。
75歳没、同じような
年代になりました。