SHAンパンでもいかが?

「最終楽章 気分はAdagio」
77歳の一人暮らし。

別れの曲

2022-04-30 20:26:16 | 日記

ショパン自身が「これ以上
美しい旋律を見つけることは
2度と出来ないでしょう」と
語っているほどの名曲

中間部は難しく
重音の連続する場所は
「刑事コロンボ」の
殺人のシ—ンで
使われていましたが。(笑)

「別れの曲」にするか
ブラ—ムスの「間奏曲」か
迷いながら楽譜を持って
帰りましたがどうなるの
でしょう。 ❣️


マゥリツィオ・ポリ—ニの
演奏です。



明日から5月。
薔薇の季節です。


















意外と人間的

2022-04-29 10:23:41 | 日記
ゴ—ルデンウィーク、
雨と風の幕開けでしたが
夕方青空が顔を出しました。

  

   ✨✨✨✨✨

ルターの宗教改革により
のちにライプツィヒの
聖ト—マス教会の音楽監督
の地位についたバッハは
日曜日毎に3年にわたって
カンタ—タを作曲、
200曲以上を完成させました。

ミサ曲や受難曲4曲
(2曲は未発見)
オラトリオなどの
おびただしい数の教会音楽と
オルガン曲や協奏曲を作曲。
17人の子供達を
育てながら、、、。


又、子供の教育用に作曲した
インヴェンション&シンフォニア。
なかでもピアニストにとって旧約聖書と呼ばれている
平均律曲集Ⅰ巻・Ⅱ巻の
プレリュード&フ—ガ。
彼一人でフ—ガと言う形式を
大完成させてしまったのです。

そのバッハの平均律曲集の
Ⅰ巻の終曲は壮大で見事に
締めくくられるのですが
Ⅱ巻の終曲は期待を
はぐらかす(笑)ように
2声のインベンションと
舞踏フ—ガ(パスピエ)に
なっているのです。

イェルク・デ—ムス氏の
講座を受けた時
「最後はとても人間的!」と
笑っておられたのが
印象に残っていますが
何を書いてもバッハはバッハ
完璧です。


こちらは1巻の終曲の
プレリュードですが
ピアノではなく
ストコフスキーの
オ—ケストラでの演奏。

昔、FMクラシックのテ—マ曲でした。
とても懐かしい。




海老鯛

2022-04-28 21:56:54 | 日記
夏ミカンを少し引き取って
頂きましたら
きれいな苺を頂きました。

   🍓🍓🍓🍓

朝は庭掃除を1時間ばかり。
ゴミ4袋!



   ✨✨✨✨✨

今日は「愛の夢」のレッスンでした。




1811年ハンガリー生まれ。
リスト11歳のウィーンでの
コンサ—トが終わると
べ—ト—ヴェンが
舞台に駆け上がり少年を
抱きしめたそうです。

1823年、パリに到着。
しかしコンセルヴァトワールへの入学を拒否されました。
校長のケルビ—ニがこの神童を嫌っていたからですが
そんなことは関係なく
すぐにサロンのお気に入り
(特に女性たちの、、)
になりました。

1835年、ダグ—伯爵夫人に出合い激しい恋愛の末、
2人はパリからジュネ—ブに逃れます。
今で言う不倫ですが
3人の子供に恵まれ
次女のコジマはのちに
ワ—グナ—の妻になりました。

10年の同棲生活ののちに
別れることになるのですが
その後に作曲されたのが
「愛の夢」




キ—シン氏と辻井伸行氏の
演奏です。





ロマンス

2022-04-26 22:58:00 | 日記
今日は午後から
雨が降ったり止んだり。
夜は本降りになりました。

朝のうちにお医者さまに伺い
お薬を頂いてきました。
ラヴェンダーが一杯


  ✨✨✨✨✨


ショパンコンクールで
堪能したピアノ協奏曲第1番の美しい2楽章
「ロマンス」ですが
1830年、20歳の時の作品で
コンスタンチアを思いながら
書いたものです。







初演は1830年の秋、
ポ―ランドを離れる時に
ワルシャワでの告別演奏会で
演奏されました。
その折、コンスタンチアも
ロッシ―ニのオペラの中の
カヴァティーナを歌って
賛助出演しているのですが、
ショパンは友人に
『彼女は純白のドレスを
着て、髪に薔薇の花を飾って
いた、、、。」と
書き送っています。


まるで夜想曲(ノクターン)に
オ―ケストラをつけたような
作品ですが
この楽章について彼は
『ロマンチックな、静かな、
やや憂鬱な気分のもとに
つくられ、春の美しい月の
夜のような、懐かしい思い出を呼びさます感じだ。
ぼくはヴァィオリンの
弱音器を使うように書いた。
良い効果が出るだろうか』
(河上徹太郎氏訳)
と書いています。














キャンプ大好き?

2022-04-25 21:55:00 | 日記
休日の度にキャンプを
楽しんでいるようです。


これは前回の写真ですが。

   🍀🍀🍀🍀🍀
むかし・むかし
中学3年生になった頃に
3歳半から師事していた
先生の毎週のレッスンと
東京から来られる先生の
月1回のレッスンが
始まりましたが
べ−ト−ヴェンのソナタの
1楽章のテ−マだけに
半年近くかかったことが
ありました。💦💦💦


ある時、ピアニストの
岩崎淑氏の本を開くと
『べ−ト−ヴェンの
告別ソナタの冒頭の和音
何度弾いても先生は
「No」というばかり。』


せっかくアメリカに学びに
来たのに10ヵ月間、
課題として与えられた曲は
このソナタと
ショパンのエチュード1曲
のみ。
コンクールで1位に入って
アメリカまできたのに
自分が否定されているようで
悲しかったと
書いておられたのを
発見して思わず膝を
打ちました。(笑)
 
  ✨✨✨✨✨

辛抱強く教えて下さった
先生に感謝。
今では懐かしい思い出ですが
楽譜は書き込みで無惨。
更に叱られました。💦


  ✨✨✨✨✨

美味しいお菓子を頂きました。レッスンのお供に。❣️













片付けられない?

2022-04-24 22:19:00 | 日記
クロ−ゼットの整理を
始めました。
古いものはゴミ袋へ。

中には捨てられないものも
あります。
G○○○iの黒皮のパンツ。
手を通していない黒皮の
ジャケットや黒シルクの
ジャケットetc.
サイズが合わなければ
諦めがつくのにまだ入るので
捨てられない。💦
一時期嵌っていた
洗濯できるフェィクの
皮のパンツも黒💦💦

   🍀🍀🍀🍀

べ−ト−ヴェンは
片付けられないので
引っ越したのかな?と
思ってしまいましたが、
1805年と1809年に
かけての5年間に
悲惨な戦争を
2回も経験しています。
ナポレオン軍との戦いで
2回ともオ−ストリアは
惨敗しました。
1809年にはフランス兵が
我が物顔に街を闊歩し、
軒並み物価が上がり
住みづらくなった
ウィーンで「告別ソナタ」や
ピアノ協奏曲5番「皇帝」が
生まれているのです。

ヴァィオリン史上に燦然と
輝く「ヴァィオリン協奏曲」
は1806年に作曲されました。

    🎵🎵🎵

特に「皇帝」の作曲は
ウィーンが猛攻に
さらされている
時期なのですが
2楽章の美しさ静謐さに
心打たれます。













ライプツィヒ ゲヴァントハウス

2022-04-23 20:37:00 | 日記
2015年10月ベルリンでの
演奏会後にドレスデンに
出かけ一日過ごしました。






夜はライプツィヒの
ゲヴァントハウスで
リッカルド・シャイ—指揮
ラドゥ・ルプーの演奏会。




人気の演奏会でかろうじて
チケットを取ることができて
ルプー氏のモ―ツァルト
協奏曲20番が聴けたのは
ラッキーでした。

ピアノは奈落から指揮台の
横まで迫り上がってきました。

  🎵🎵🎵🎵🎵

ルプ―氏の訃報を受けて
買ってきたCDを
発掘中ですが
まだ出てきません。



   🍀🍀🍀🍀🍀

午後はクロ−ゼットの整理を
始めましたが、、💦💦💦





延期に、、

2022-04-22 21:54:06 | 日記
今日は奥歯の抜歯。
覚悟を決めて歯医者さんに
伺いました。
「2週間前に足指を骨折して
薬を飲んでいます。」と
申し上げると
「しばらく延期
しましょう。」と
無罪放免?になりました。
ホッ!

   🍀🍀🍀🍀🍀

ご近所ですずらんを植えて
おられるお宅があり
毎年楽しみにしていますが
今年もいよいよ
咲き始めました。





5月1日、フランスでは
すずらんの花を送るという
古くからの習慣があります。
花言葉は「しあわせの再来」




「パリ旅情」という歌曲集の
8曲目に「すずらんの祭」が
入っていますが
長い冬が終わったあとの
5月の明るさと喜びに
満ちた歌ですが、
いつの間やらおじいさんの
歳になっていました。(笑)




髙田三郎 作曲
深尾須磨子作詞

  🍀🍀🍀🍀🍀

大学生になって初めて
使った香水はDiorrissimo。
すずらんをイメージして
作られたもの。









歩いてみました。

2022-04-21 21:31:00 | 日記


もっこう薔薇が満開の朝、
骨折後はじめての電車での
外出でべ—ゼンドルファ—
サロンに出かけました。



練習不足でなかなか
言う事をきいてくれませんが
かけがえない良い時間です。





今日のランチは
キ—マカレー。
ライン限定でスマホの
ク—ポンを提示するだけで
ドリンク付き1200円。
マリオットコ—トヤ—ドです。






感染対策もしっかりしていて安心できます。
 
  🍀🍀🍀🍀🍀

帰り道に食料品を買いに
寄り道しましたら
たん熊のお弁当がありました
ので購入。



  

   🍀🍀🍀🍀🍀

明日は又、抜歯。(T_T)


あらっ!面白い。(*^^*)

2022-04-20 12:40:43 | 日記
兵庫芸術文化センターの
演奏会のアンコ—ルでの
ハプニング。
イタズラ大好きな
井上道義氏。

思わず動画をお借りしました。


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今日も巣ごもり

2022-04-18 21:48:59 | 日記



ボ—っ楽譜を眺めていましたら 
あらっ!ロ短調。

師匠の作品の中でも
とりわけ悲痛なものに
使われていたので
以前に調べた事が
あったのです。

ピアノ曲では
バッハ  平均律1巻24番
ショパン スケルツォ1番
     ソナタ3番
リスト  ロ短調ソナタ

    *****
シュ—ベルト 未完成交響曲
チャイコフスキー 
       悲愴交響曲

     *****

バッハ ロ短調ミサ
ロドリ—ゴ 
アランフェス協奏曲

ドボルザ—ク チェロ協奏曲

プッチーニ 
オペラ 蝶々夫人の終曲
    かわいい坊や

スケルツォ1番は
ワルシャワ陥落時の
悲鳴のような不協和音から
始まります。
ソナタ3番は父親の死を
受けて作曲したものです。

かわいい坊やは
蝶々さんの自決のシ—ン。

このように並べてみると
ロ短調は特別な調性と
感じてしまうのですが。






  



   




休日の楽しみ

2022-04-17 22:02:00 | 日記


今夜のクラシック音楽館は
コロナ禍のために急遽
変更したプログラム。

*ブリテン
「4つの海の間奏曲」
*バ—バ—の
ヴァィオリン協奏曲
*エルガ—の「謎」。

バ—バ—の弦楽のアダ—ジョは良く聴きますが
協奏曲は初めてです。
叙情的でとても美しく
ロマンチックな1楽章。
オケにピアノも加わって
インパクトもあります。

2楽章はAndante sostenuto
でオ−ボエ・ソロが美しい。
現代曲とは思えない。


3楽章はガラリと変わって
無窮動でハイ・テクニック。
金川真弓さんの
ダイナミックで
スケ―ルの大きい演奏は
圧巻でした。

アンコ−ルは「深い川」
黒人霊歌。





 
エルガ―「謎」
音楽による14人の肖像画の
変奏曲が続きます
第9変奏の「Nimrod」の
出だしは「緩徐楽章で一番
美しいのはべ―ト―ベンだ」の会話から
悲愴2楽章を暗示させる
音楽になっています。

指揮は尾高忠明氏



最後に藤村実穂子さんの
マ―ラ―「リュッケルトに
よる5つの歌」の
祈りに満ちた演奏です。

おやすみなさい。














聖土曜日

2022-04-16 21:01:00 | 日記
2003年と2005年の
聖週間はグレゴリアンの聖地
フランスのソレム修道院の
典礼に与りました。
ドビッシ—など数多くの
音楽家が訪れています。



大聖堂。


聖堂後方の
グランドオルガン。




   🎵🎵🎵🎵🎵

修道院の門の前には
2階建ての可愛い
Grand Hotel du Sollmmusがあり滞在しました。










レストランは三ツ星の
フレンチです。









お昼は近くのガレットの
お店などへ。

又、ホテルのお隣は
パン屋さんで
バターの香りで一杯でした。

    🍾🥂🍾🥂🍾


今夜は思い出に浸りつつ
「復活徹夜祭」の典礼を
ライブで拝見しています。