イースター 2024-03-31 09:09:00 | 日記 Happy Easter❗ 今日は温かい?暑い 一日になりそうですね。 東京は27度の予報です。 神戸は20度ですが… そこでプロコフィエフの 「春の精と夏の精」は いかがでしょうか。 プロコフィエフ作曲 バレエ音楽「シンデレラ」より組曲第2番 良い一日をお過ごし 下さいませ。
旅の思い出 2024-03-30 17:45:49 | 日記 昨日は雨が上がり 良いお天気に なりました。 芦屋川の桜は まだですが 春の陽気で 子供達は半袖でした。 ✨✨✨✨✨ 今夜は 復活祭徹夜祭 一番懐かしい思い出は フランスの ソレム修道院の典礼です。 ソレム修道院は 世界の数ある 修道会の中でも 典礼が最も美しいのです。 ソレムの影響を受けた 作曲家は多く メシアン、バルトーク ストラヴィンスキーなどが グレゴリアンのリズムを とり入れています。 ドビュッシーも ソレムに滞在して いました。 パリからTGBで サブレの駅に降り立つと タクシーで10分位。 アンジューといわれる この地方は フランスの庭と いわれるほど 風光明媚で 葡萄の名産地です。 男子修道会ですので 私は修道院の前にある ホテルに チェック・インします。 可愛いらしく 設えられたお部屋。 荘厳ミサは ラテン語で唱えられ グレゴリアンが 歌われますが 磨き抜かれた 歌とオルガンで 捧げられる典礼は 真の美に触れた 思いがするのです。 水曜日に到着して 朝の祈りから晩課までの聖務日課と ミサに与かりますが 数世紀を経ている聖堂は 一日一日味を深めていく 気品高い美しさでした。 聖土曜日の復活徹夜祭は キリストの復活を 記念して 11時過ぎから 光の祭儀が 始まりますが 真夜中に キリストの復活を 告げる鐘が町中に響き グロリアが歌われると 眠っていた鳥達が驚いて 一斉に飛び立って いくのです。 ミサが終わるのは 午前2時頃。 ホテルに戻り 乾杯してから 眠りに就きますが 翌朝からホテルは イースター休暇に 入りますので 朝食を済ませて チェック・アウト後は パリのホテルに 移動していました。 ソレムには違う時期にも 3回訪れて 滞在しています。
聖週間 2024-03-29 10:43:00 | 日記 3月31日の日曜日は イースターですが この1週間は 聖週間と呼ばれ キリストの受難を 記念する典礼が 行われます。 昨夜は聖木曜日 最後の晩餐を 記念しました。 「Ubi caritas」オラ・イエイロ作曲 今日は聖金曜日良い一日を過ごせますように。
しあわせなサプライズ 2024-03-28 10:51:00 | 日記 面白い動画を 見つけました。 ①日本フィルハーモニー 交響楽団 山田和樹氏 ②大阪フィルハーモニー 井上道義氏は お茶目にタ〜〜〜ン。 ③バイエルン放送交響楽団 マリス・ヤンソンス氏 すっごくおしゃれ! 観客も一緒に満喫 ④サイトウキネン オーケストラ 打ち合わせと違う 出だしにあわてる コンマス氏 小澤征爾氏が足を バタバタさせて 可愛いこと。 ④ジャスミン・アラカワ ピアノ協奏曲の カデンツの中に。 ⑤ベルリン・フィル ホルン奏者の方が お誕生日だったのですね。 指揮はドュダメル氏 ⑥トロント交響楽団 観客総出でお祝い! ⑦ロサンゼルス・フィルハーモニック ジョン・ウィリアムズ 指揮・編曲かな? 指揮者のドュダメル氏の お祝いでした。 ✨✨✨✨✨ ツィメルマン氏の お誕生日。 べートーヴェンの ピアノ協奏曲第3番が 始まっと思ったら…。 (笑)
子守歌 2024-03-27 08:37:00 | 日記 1868年ブラームス35歳の時にウィーン音楽院の教授に就任。友人べルタ・ファーバーに次男が生まれたことを記念して「子守歌」を作曲しました。ファーバーはハンブルクでブラームスが指導していた女声合唱団の一員で親しかったようです。初演はウィーンでルイース・ドゥスレマンとクララ・シューマンによって行われました。こちらは懐かしいディズニーの「わんわん物語」1955年の制作ですが小学生の時に映画館で観ましたがこの作品の中に素敵な子守歌がありました。「ラ・ラ・ルー」
誰が書いたの? 2024-03-26 11:29:00 | 日記 「おもちゃの交響曲」小学校の教科書に載っていてハイドン作曲と習った楽しい交響曲です。1951年この作品はモーツァルトの父レオポルドの作曲とされるカッサシオン(全7曲)がバイエルン州立図書館から発見されそのうちの3つが「おもちゃの交響曲」と同じであったためにレオポルドの作曲との説が定着します。しかし1992年に驚くべきことが起こります。オーストリアのチロル地方のヴェネディクト会のシュタムス修道院の音楽蔵書の中から1785年に神父であったシュテファン・パルセッリが写譜した「おもちゃの交響曲」の全ての楽譜が発見されました。そこにはチロル出身のエトムント・アンゲラーが1770年頃に作曲したと記されていたのです。(゚∀゚)
雨の休日 2024-03-25 10:39:00 | 日記 菜種梅雨が続く中ポリーニ氏の訃報が報じられました。現代最高のピアニストのお一人。はじめてショパンのエチュードの全曲演奏を聴いた時はあまりの完璧さと精緻な美しさに唖然!打ちのめされるほどの衝撃でした。 ✨✨✨✨✨昨夜のクラシック音楽館は「バレエの饗宴」①東京シティ・バレエ団「ルール・ブルー」 バッハ モーツァルト ボッケリーニバッハのパルティータのメヌエットや前奏曲、ジーグなどのピアノ演奏に合わせて絵画の中から飛びだして踊る演出。②眠りの森の美女から「グラン・パ・ド・ドウ」 マリンスキーバレエより永久メイ&スチョーピン③くるみ割り人形「グラン・パ・ド・ドウ」英国ロイヤルバレエ団より金子扶生&ムンタギロフ④創作バレエ「幻灯」中村祥子&小尻健太暗い中、白い衣装が印象的。床に影が映って幻想的な美しさです。⑤新国立劇場バレエ団ドン・キホーテから第3幕最後に2022年のパ・ドゥ・カトルは再放送です。気持ちが沈んでいましたが華やかなバレエをたっぷり楽しませて頂きました。
イタリア 2024-03-24 08:52:00 | 日記 昨日は冷たい雨の一日でした。今朝も曇天ですので明るい曲を選びました。メンデルスゾーンの交響曲第4番「イタリア」です。彼は21歳の時にイタリアを旅します。ベネチア・フィレンツェ・ローマなどイタリアの自然や芸術などにメンデルスゾーンは衝撃を受けます。この上もなく温かい太陽の光・青い空・澄んだ空気。創作意欲をかき立てられた彼はローマで「イタリア」を書き始め初演は大成功でした。幸福感と躍動感にあふれた曲です。指揮 リッカルド・シャイー ベルリン・フィルメンデルスゾーンの父は銀行家祖父は現代のプラトンと謳われた大哲学者モーゼスという教養と資産の豊かなユダヤ人のブルジョア家庭に生まれました。受けた教育は当時としては第一級のものでした。彼は旅先で多くの風景画を残していますが少年時代から絵画の専門教育を受けていました。↑アマルフィ
春の声 2024-03-23 15:53:00 | 日記 昨日から水に漬けておいた夏ミカンの皮でピールを作りました。お紅茶と共に楽しみます! ワルツの帝王ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」など普墺戦争に敗れた国民を勇気づけるワルツを170曲も作曲しました。1882年親友だったピアニストのフランツ・リストとパーティで同席しますがリストの前で即興で作曲した曲が「春の声」でした。この頃のシュトラウスは新しい恋が3回目の結婚に向けて発展しつつあった時期で若々しく溢れるばかりの幸福感に満ちています。お相手のアデーレは26歳シュトラウスは62歳。のちにソプラノ歌手のビアンカ・ビアンキのためにオーケストラ伴奏付きの歌曲として発表され大成功を収めました。歌詞は劇作家ジュネの詩をもとに春の訪れを喜ぶ気持ちが表現されています。歌詞の要約は「春が来てひばりが舞い夜はナイチンゲールが甘い調べを奏でます」ですがナイチンゲールは昼夜に関係なく鳴きその鳴き声の美しいことで 知られています。ヨーロッパでは春を象徴する鳥です。
不倫が生んだ傑作 2024-03-22 09:10:00 | 日記 ↑エリンジウム花言葉は「不倫」「トリスタンとイゾルデ」はリヒャルト・ワーグナーが作曲した楽劇です。この作品に取り掛かっていた時期ワーグナーは妻ミンナとの関係が破綻寸前でした。そんな時にワーグナーは若くて美貌の人妻マティルデと出会います。↑不倫の相手マティルデ・ヴェーゼンドンク「トリスタンとイゾルデ」は不倫が生んだ音楽史上まれにみる傑作になりましたがそれはこの作品の特徴が「調性の破壊」だったからです。転調による転調終始することなく限りなく続く転調によって展開していく無限旋律は不倫という結末の見えない愛現世では成就しない愛を表現しているかのようです。ワーグナーは純粋に自分の気持ちを音楽で表現したに過ぎなかったのですがこれは20世紀の音楽を無調という音楽に導くきっかけとなりワーグナの偉業のひとつになりました。「トリスタンとイゾルデ」 前奏曲
ミルテの花 2024-03-21 08:39:00 | 日記 今日は遅れに遅れての樹木の剪定です。朝8時から夕方まで一日がかり。お天気になり良かった!21歳の誕生日を翌日に控えた1840年9月12日クララ・ヴィークは裁判の末にクララ・シューマンとなりました。結婚の年シューマンの創作力はこんこんと湧きあがり「ミルテの花」「詩人の恋」などの歌曲が生まれその翌年から彼の創作意欲は交響曲に向かいます。結婚に続く数年は作曲家シューマンにとってもっとも充実した時期でした。ミルテの花花言葉「愛」 「愛のささやき」↓歌曲「ミルテの花」よりくるみの木フィッシャー・ディスカウイェルク・デームスおうちの前に青々と葉を茂らせたくるみの木さわやかに軽やかに葉を広げている。枝には可愛いお花がいっぱいやさしい風が吹いてきてお花を温かく包みこむ。花たちは風に吹かれそのたびに口づけを交わす風と共に愛のささやきが聞こえてくる。詩はドイツの詩人ユーリウス・モーゼン。くるみの花(花は2対になっています)↓
春へのあこがれ 2024-03-20 08:24:00 | 日記 昨夜も冷たい雨夜半には風の音で目が覚めてしまいましたのでモーツァルトの「春へのあこがれ」を聴いてみました。子供の頃に歌った懐かしい歌です。歌 シュワルツコップピアノ ギーゼキング(2‘04‘‘)ピアノ協奏曲27番の3楽章の主題を使って1791年モーツァルトが亡くなる年に作曲されました。ピアノ マレイ・ペライヤ(8‘34‘‘)ドイツの詩人クリスチャン・オーヴァーベックの童詩集 「フリッツヒェン」の詩が歌われています。ヨーロッパの春は5月にやってくるのです。『来てね、5月さんそして木々をまた緑にしてねそして小川の岸に小さなすみれを咲かせてね本当にお願いね私はまた、すみれを見たいのねぇ、 5月さん私は本当にまた散歩に出かけたいのよ』
三寒四温 2024-03-19 09:30:00 | 日記 土曜日・日曜日は春の陽気でしたのに昨日は一転して冬の寒さに戻りました。アメリカの作曲家アーロン・コープランド(1900−1990)彼はリトアニア系ユダヤ人の移民の子供としてニューヨークに生まれました。8歳から作曲を始め15歳でポーランドのピアニスト、パデレフスキーの演奏を聴いて感動し音楽家になることを決心します。21歳でパリに留学。ブーランジェに師事して帰国するとアメリカ的な音楽を模索し古謡を取り入れた親しみやすい曲を作曲しました。「アパラチアの春」は1944年に書いたバレエ音楽です。オーケストラ用組曲に編曲されたのは1945年でした。「アパラチアの春」指揮バーンスタインニューヨーク・フィルアメリカ開拓時代の質素な暮らしを描いたこの曲からはアメリカの民謡が沢山聴こえてきます。コープランドはこの作品でピューリッツァ賞を受賞しました。
千人の交響曲 2024-03-18 14:13:00 | 日記 ≪N響2000回定期公演≫交響曲第8番「1000人の交響曲」指揮ファビオ・ルイージ記念の演奏会らしく滅多に聴くことの出来ない演目です。一人住まいをよいことにクラシックの演奏を聴く時にはボリュームを上げます。以前はテレビをスピーカ―に繋いでいましたが一人になってからは取り外してそれなりの音量に上げて聴くことにしています。独唱者は8人。コンマスは篠崎史紀氏OBも総出で懐かしいお顔を拝見することができました。第1部「来たれ、創造主なる聖霊よ」客席から演奏するステレオ効果の金管群。第2楽章「ゲ―テ「ファウスト第2部」から最後の場」合唱とオ―ケストラの天国的な演奏が続きましたが「栄光の聖母」はオルガン席より三宅理絵さんが歌われました。素晴らしい合唱。児童合唱は全員暗譜です。マーラーが作曲を終えた時に『宇宙がふるえ、鳴り響くさまを想像して下さい』と語っていますが第1部の音楽からは宇宙の鼓動が響いてきました。 ✨✨✨✨✨1910年の夏妻のアルマ・マーラーは湯治先で知り合った青年建築家グロピウスと恋愛事件をおこします。この事件を知ったマーラーは衝撃を受け精神分析学のフロイトを訪れます。彼はこの大作をアルマに献呈しますが初演のリハーサル中もアルマはグロピウスと密会していました。初演は大成功でしたが翌年の5月18日にマーラーは世を去りました。
180cmを越す長身 2024-03-17 17:06:00 | 日記 フランコ・コレッリ(1921−2003)1921年イタリアのイタリア生まれのテノ―ル歌手テノ―ルの貴公子(Prince of Tenore)と呼ばれ映画スターのような端正で彫りの深いマスク180cmを越える長身とスラリとした長い足で女性に圧倒的な人気がありました。輝かしい声の魅力と優れた歌唱力で主にオペラの世界で活躍しました。マリア・カラスともたびたび共演しています。オペラ「トスカ」より「星は光りぬ」(2‘25‘‘)ロ―マのサンタンジェロ城の牢獄に捕われている画家カヴァラドッシ。夜が明けると教会の鐘が鳴り刑の執行を受けるために城の屋上へと連れていかれます。カヴァラドッシはトスカと過ごした日を回想して辞世の歌を歌います。