フィンランドが生んだ
20世紀最大の交響曲作家の
一人である
ジャン・シベリウス。
24歳の時、
17歳のアイノと恋に落ち
交際をはじめました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/c1/eb54f347d24bec4a6ae60683fe3130ed.jpg?1680177469)
27歳の時に結婚しますが
アイノは21歳で、
知りあってから4年の
歳月が流れていました。
アイノの父親は
アレクサンダ―・ヤルネフェルト大将。
母親はバルト諸国の貴族出自
エリザベト・クロット=フォン=ユルゲンスブルグです。
1903年には2人の住まいの
アイノラが完成しました。
アイノラとは
"アイノの居場所"の意味です
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cf/95e0e4c2bb2d44e1124ab79a0749d824.jpg?1680179158)
アイノラが完成して
移り住んだころ
アイノは園芸を
始めました。
アイノラの土地を
耕すことは
並大抵のことでは
なかったようですが
だれの助けもなく、
農機具も不十分ですが、
岩場を農地へ変貌させて
しだいに本格的な耕作を
おこなうようになりました。
トマトやキュウリ、豆類、
じゃがいもなど。
又、ユリ、薔薇、すみれなど
花々を育てていました。
アイノは特にスミレを
愛していたようです。
シベリウスの好物である
リンゴを育てて
秋の農作物品評会で
最優秀の評価も得ました。
二人はそのリンゴの木の
もとに眠っています。
シベリウスop.85
花の組曲より
「アイリス」