ってわけで、とりあえず1日2回ずつの更新なのですが、
実はまだ最後まで書き終わってません・・・。
今まで書いた分量を1日1回で更新してたら桜が終わっちゃう、と
書いてるときは思って焦っていたのですが、
こうして2回分ずつ出してみると、
書いた分が終わるまでに、書き終えられるだろうか、と戦々恐々です。
そんなチキンなまかろんです、良かったら応援下さい・・・。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その4
行く道々に 桜の木を見る
やっぱり どの木もつぼみもない
おかしいなぁ と道を急ぐ
差し込む朝日が 疲れた目に痛い
早く行って帰って 仕事しなきゃ
<つづき>
そのとき 目の端に白い影
しゅるると急ぐは 白い蛇
甘い香りが 鼻をかすめた
おっと危ないと 足を止めると
蛇が こちらを振り返った
おや貴方ですか と蛇は言った
紅い目で ナヲキさんを軽くにらむ
勝手に花咲かせちゃ 駄目でしょう
天の理ってものが あるんですよ
いや別に俺は・・・ とナヲキさんは言った
まあいいです と蛇は言った
ちょうど良かった 来て下さい
え? とナヲキさんは戸惑った
どこに? それに店の準備が・・・
何を言ってるんです と蛇の目が光った
店とか言ってる場合じゃないでしょう
貴方が あの木を歪めてるんです
嫌でも 来てもらいますよ
蛇は くわっと牙を見せた
ナヲキさんは 思わず後ずさった
っていうか蛇! 蛇がしゃべってるよ!
ナヲキさんは こっそり見回したが
道には他に誰も 通る者がいなくて
自分の頭がおかしいのか どうか
あいにく さっぱり分からなかった
ナヲキさんは 蛇に目をもどした
蛇はまだ 牙をむいて威嚇していた
あのさ とナヲキさんは恐る恐る言った
俺が あの木に関係してるって
なんで そう思うわけ?
<つづく>
人気ブログランキング ※本作品の内容・名称は全て個人の創作・フィクションであり、 実在の個人・法人・企業等とは、全く一切関係ありません。
実はまだ最後まで書き終わってません・・・。
今まで書いた分量を1日1回で更新してたら桜が終わっちゃう、と
書いてるときは思って焦っていたのですが、
こうして2回分ずつ出してみると、
書いた分が終わるまでに、書き終えられるだろうか、と戦々恐々です。
そんなチキンなまかろんです、良かったら応援下さい・・・。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その4
行く道々に 桜の木を見る
やっぱり どの木もつぼみもない
おかしいなぁ と道を急ぐ
差し込む朝日が 疲れた目に痛い
早く行って帰って 仕事しなきゃ
<つづき>
そのとき 目の端に白い影
しゅるると急ぐは 白い蛇
甘い香りが 鼻をかすめた
おっと危ないと 足を止めると
蛇が こちらを振り返った
おや貴方ですか と蛇は言った
紅い目で ナヲキさんを軽くにらむ
勝手に花咲かせちゃ 駄目でしょう
天の理ってものが あるんですよ
いや別に俺は・・・ とナヲキさんは言った
まあいいです と蛇は言った
ちょうど良かった 来て下さい
え? とナヲキさんは戸惑った
どこに? それに店の準備が・・・
何を言ってるんです と蛇の目が光った
店とか言ってる場合じゃないでしょう
貴方が あの木を歪めてるんです
嫌でも 来てもらいますよ
蛇は くわっと牙を見せた
ナヲキさんは 思わず後ずさった
っていうか蛇! 蛇がしゃべってるよ!
ナヲキさんは こっそり見回したが
道には他に誰も 通る者がいなくて
自分の頭がおかしいのか どうか
あいにく さっぱり分からなかった
ナヲキさんは 蛇に目をもどした
蛇はまだ 牙をむいて威嚇していた
あのさ とナヲキさんは恐る恐る言った
俺が あの木に関係してるって
なんで そう思うわけ?
<つづく>
