そんで、も一つツイッターでネタ拾ったんですが、
「「私の事嫌いなんでしょ!?」「いや好きだよ!」
「じゃあ全裸でコーラ頭から浴びてそのままディズニーランドのパレードに混じって ミッキーの頭とってきてよ!!!」「いやそれは無理だけど」
「ほら!やっぱり私の事嫌いなんじゃん!」ってカップルが喧嘩してて(略)」
つまり、これまた「すべての良し悪しは視点で決まる」ってやつですね。
「こいつは私のこと嫌いなんだ」と思えば何とでもそういう理屈で物事見れちゃうし。
男の人もね、「俺の事嫌いなんだろ!?」って、人に言うことはないかもだけど、
例えば、「世界は俺を潰そうとしている」とか「世界は俺の敵なんだ」とか、
そう感じることはあるんじゃないかな。
まかろんもそういう心の苦しさを知っているけど、ごめんなさい、
書き手としてまだまだ逃げているんだと思います。
少しでもあなたに、そうじゃないよ、と言えるように。
書き続けます。
では、続きでーす。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その12
でも俺・・・パティシエだから・・・
ナヲキさんは 混乱した頭で懸命に言った
想いを捨てろとか 言われても・・・
俺 パティシエだから・・・
そうですか と蛇は言った
<つづき>
そうですね・・・ と蛇はもう一度
ため息をつくように言った
そう言われて すぐ手放せる位なら
ここまで桜を 呼べないでしょうね
蛇は 天に伸びるように咲き広がる桜を見た
分かりました もうお帰りなさい
ややあって 蛇は静かに言った
ここは 私たちで何とかします
そう言って 蛇はするすると
ナヲキさんから 地面に降りた
えっ・・・ とナヲキさんは
思わず 声を上げた
でも 俺の想いとか何とかしないと
マズいんじゃ なかったの?
そうですが と蛇は振り返らずに言った
無理やり 貴方からこの想いを
引きはがすのは 貴方にもこの世にも
むしろ 危険なことなのです
貴方はまだ その準備ができていない
蛇は そう言って振り返った
意外にも その紅い目は優しかった
分かっていました 人にとって想いとは
どんなものでも 大切なもの
もしやと思って お願いしましたが
ふわりと 暖かな梅の香りが立ち上った
お時間をとらせて すみませんでした
さあ・・・ 貴方の世界にお帰りなさい
蛇は背を向け 桜に向かって進み出した
ナヲキさんは あっけにとられて
遠ざかってく 白蛇を見つめた
<つづく>
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「「私の事嫌いなんでしょ!?」「いや好きだよ!」
「じゃあ全裸でコーラ頭から浴びてそのままディズニーランドのパレードに混じって ミッキーの頭とってきてよ!!!」「いやそれは無理だけど」
「ほら!やっぱり私の事嫌いなんじゃん!」ってカップルが喧嘩してて(略)」
つまり、これまた「すべての良し悪しは視点で決まる」ってやつですね。
「こいつは私のこと嫌いなんだ」と思えば何とでもそういう理屈で物事見れちゃうし。
男の人もね、「俺の事嫌いなんだろ!?」って、人に言うことはないかもだけど、
例えば、「世界は俺を潰そうとしている」とか「世界は俺の敵なんだ」とか、
そう感じることはあるんじゃないかな。
まかろんもそういう心の苦しさを知っているけど、ごめんなさい、
書き手としてまだまだ逃げているんだと思います。
少しでもあなたに、そうじゃないよ、と言えるように。
書き続けます。
では、続きでーす。
2014年3月21日~ブログ直接投稿 「乱櫻鬼譚 ~ カミ咲けるヒト」その12
でも俺・・・パティシエだから・・・
ナヲキさんは 混乱した頭で懸命に言った
想いを捨てろとか 言われても・・・
俺 パティシエだから・・・
そうですか と蛇は言った
<つづき>
そうですね・・・ と蛇はもう一度
ため息をつくように言った
そう言われて すぐ手放せる位なら
ここまで桜を 呼べないでしょうね
蛇は 天に伸びるように咲き広がる桜を見た
分かりました もうお帰りなさい
ややあって 蛇は静かに言った
ここは 私たちで何とかします
そう言って 蛇はするすると
ナヲキさんから 地面に降りた
えっ・・・ とナヲキさんは
思わず 声を上げた
でも 俺の想いとか何とかしないと
マズいんじゃ なかったの?
そうですが と蛇は振り返らずに言った
無理やり 貴方からこの想いを
引きはがすのは 貴方にもこの世にも
むしろ 危険なことなのです
貴方はまだ その準備ができていない
蛇は そう言って振り返った
意外にも その紅い目は優しかった
分かっていました 人にとって想いとは
どんなものでも 大切なもの
もしやと思って お願いしましたが
ふわりと 暖かな梅の香りが立ち上った
お時間をとらせて すみませんでした
さあ・・・ 貴方の世界にお帰りなさい
蛇は背を向け 桜に向かって進み出した
ナヲキさんは あっけにとられて
遠ざかってく 白蛇を見つめた
<つづく>
