六枚目のコイン

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神々のルーツ(7)

2019年03月11日 07時22分01秒 | 未来


さて、続いて。
現文明の発祥地はどこかといわれると、
それはシュメールである。ユーフラテス川とチグリス川を隔てたところ。
その辺一帯を中心として栄えた、「シュメール文明」。

それは、当時の都「ウル」の名前でも有名な場所のあったところである。
そのあたり一帯に栄えた文明が、
シュメール文明と呼ばれているものだ。
だが、
シュメール文明を興した人たちが、どこから来たのか、どこへ消えたのか、
まったく明らかになっていない。
歴史なんて、いい加減なものですね。

ところが、そのシュメール文明時代は
「ギルガメッシュ叙事詩」でも有名なのだが、
ウトナピシュティムとその息子であるギルガメッシュのことが出てくる。

その彼らが実は、天御中主と高木産皇霊であるというのだ。
中国の『史記』を調べると、
その中に初代王の「禹」という王が出てくるそうだ。
その「禹」は、ギルガメッシュの叙事詩の中のウトナピシュティムであるという。

どうだろうか、
世界の神話がひとつになってきたではないか。
ギルガメッシュ叙事詩、または契丹古伝などを参考にすると、
シュメール=「夏」王朝であり、インダス=「殷」王朝ということになる。

シュメール人たちは記録にすぐれ、数々の粘土板文書を残した。
その中のテル・マディクの遺跡(シリア・アレッポ南方にあり、
古代名はエブラ)から発見されたものは、
彼らの故郷が、
はるか彼方の洋上に浮かぶ「日出づるティルムンにあった」と記してあるという。

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