ところが、
父親の位牌に享年を記す段階になって、
昔は正月を迎えると一歳を加える習いだったので、
私が百歳としようとしたら、
姉たちが猛反対するのである。
私の家内までもが、
お姉さんたちが99歳だと言ってるんだから、
100歳じゃなくて99歳よと、猛反対。
頑強な抗議に遭って、
私自身も異常なものを感じたぐらいに、
それは強硬な抗議だった。
私としても、
反対されてまで、父親の享年を100歳と、
位牌に記すつもりはなかった。
それで、結局、
父親の享年は99歳ということになった。
残念!
100才だったら仏寿ですよ。
立派なもんじゃないですか。
ですが、
それはかなわなかった。
後日、
ある知り合いと父親のことで話をしていたら、
その知り合いも、
父親が大変なおかげを受けたという話になった。
病院で彼の父親が、いよいよ臨終だということになったらしい。
担当の医師が、後4時間で終わりですと告げた。
そのとたん、
知り合いは準提観音の真言を唱え始めたそうだ。
準提尊の印を組み、
ひたすら真言を唱え始めたそうだ。
すると、
大宇宙のどこかでものすごい大きな爆発音がしたように、
ものすごい大きな音が聞こえたそうだ。
するとその直後に、
父親の病室のガラス窓から、黒いものが飛び込んできて、
彼の組んでいる印に入ってきたらしい。
それから彼の父親は、21年間生きたというのだ。
残り4時間の寿命を宣告された人が、
なんと21年間も生き延びたという。
それも、最後には、病室の床から立ち上がって、
退院して、
仏さまにお礼のあいさつにお参りに行ったという。
それを聞いて、
私もすごく感動した。
ものすごい話だと思った。
だが、
それから後に、もう一度その知り合いの彼の話を思い出した。
待てよ、
そんなおかげ話は、
自分自身にもあっておかしくないんじゃないか?
と自問した。
そのとたん、
あれ?俺の父親も数えてみると、あれから21年生きたじゃないか。
そう分かったとたん・・・、
嗚呼、ありがたいことだ!
私は準提観音様に、深く感謝申し上げた。
あのとき、
私は父親の手術成功を祈り、助けてほしいと願った。
心の中で念じただけなのに、
準提観音様はちゃんとそのお声を聴いてくださっていたのだ。
私は改めて、
その仏様の深い愛に守られていることを感じると同時に、
そのご加護に感謝した。
大したこともしていないのに、
私のお願いを聞いて下さって、
父親の寿命を最大21年延ばしてくださったのだ。
そういうと、
準提観音様の功徳に、延命の功徳がある。
最低7の倍数で寿命を延ばしてくださるのだ。
例えば、
どうしても書き残しておかなければならない遺言がある場合、
また、
どうしてもやり終えておかなければならない仕事がある場合とか、
の場合、
7の倍数で寿命を延ばしてくださる。
最低21時間、28時間、7日間、21日間、7か月、7年と、
いうように、
最大21年間寿命を延ばしてくださるのである。
なんと、
本尊の準提観音様は、
父親の寿命を最大の21年延ばしてくださって、
父親を生かしてくださった。
なんという果報者であるか、
父親もそしてこの私も。
大したこともしていない私に、
最高の功徳を与えていたことに、
本当にありがたい思いがした。
我が信仰も無駄じゃなかったんだなあ!
そういう深い思いに、
しばらく浸っていたのだった。
父親の位牌に享年を記す段階になって、
昔は正月を迎えると一歳を加える習いだったので、
私が百歳としようとしたら、
姉たちが猛反対するのである。
私の家内までもが、
お姉さんたちが99歳だと言ってるんだから、
100歳じゃなくて99歳よと、猛反対。
頑強な抗議に遭って、
私自身も異常なものを感じたぐらいに、
それは強硬な抗議だった。
私としても、
反対されてまで、父親の享年を100歳と、
位牌に記すつもりはなかった。
それで、結局、
父親の享年は99歳ということになった。
残念!
100才だったら仏寿ですよ。
立派なもんじゃないですか。
ですが、
それはかなわなかった。
後日、
ある知り合いと父親のことで話をしていたら、
その知り合いも、
父親が大変なおかげを受けたという話になった。
病院で彼の父親が、いよいよ臨終だということになったらしい。
担当の医師が、後4時間で終わりですと告げた。
そのとたん、
知り合いは準提観音の真言を唱え始めたそうだ。
準提尊の印を組み、
ひたすら真言を唱え始めたそうだ。
すると、
大宇宙のどこかでものすごい大きな爆発音がしたように、
ものすごい大きな音が聞こえたそうだ。
するとその直後に、
父親の病室のガラス窓から、黒いものが飛び込んできて、
彼の組んでいる印に入ってきたらしい。
それから彼の父親は、21年間生きたというのだ。
残り4時間の寿命を宣告された人が、
なんと21年間も生き延びたという。
それも、最後には、病室の床から立ち上がって、
退院して、
仏さまにお礼のあいさつにお参りに行ったという。
それを聞いて、
私もすごく感動した。
ものすごい話だと思った。
だが、
それから後に、もう一度その知り合いの彼の話を思い出した。
待てよ、
そんなおかげ話は、
自分自身にもあっておかしくないんじゃないか?
と自問した。
そのとたん、
あれ?俺の父親も数えてみると、あれから21年生きたじゃないか。
そう分かったとたん・・・、
嗚呼、ありがたいことだ!
私は準提観音様に、深く感謝申し上げた。
あのとき、
私は父親の手術成功を祈り、助けてほしいと願った。
心の中で念じただけなのに、
準提観音様はちゃんとそのお声を聴いてくださっていたのだ。
私は改めて、
その仏様の深い愛に守られていることを感じると同時に、
そのご加護に感謝した。
大したこともしていないのに、
私のお願いを聞いて下さって、
父親の寿命を最大21年延ばしてくださったのだ。
そういうと、
準提観音様の功徳に、延命の功徳がある。
最低7の倍数で寿命を延ばしてくださるのだ。
例えば、
どうしても書き残しておかなければならない遺言がある場合、
また、
どうしてもやり終えておかなければならない仕事がある場合とか、
の場合、
7の倍数で寿命を延ばしてくださる。
最低21時間、28時間、7日間、21日間、7か月、7年と、
いうように、
最大21年間寿命を延ばしてくださるのである。
なんと、
本尊の準提観音様は、
父親の寿命を最大の21年延ばしてくださって、
父親を生かしてくださった。
なんという果報者であるか、
父親もそしてこの私も。
大したこともしていない私に、
最高の功徳を与えていたことに、
本当にありがたい思いがした。
我が信仰も無駄じゃなかったんだなあ!
そういう深い思いに、
しばらく浸っていたのだった。