二度の台風のおかげでしょうか、
真夏日から、いっきょに秋になりました。
TVニュースでは、「晩秋」という言葉が出ておりましたが、
少し温度も戻って、
二日前に行った際の東京などは、
吹く風が寒くて、
部屋では暖房を入れたほどでした。
秋って好いですね。
さわやかで、気分がよくって・・・。
真夏のうんざりした気分を思い出すと、
本当に気持ちがいい!(笑顔)
しかし、それにしても、
相変わらず、
芸能人や俳優さんの死が目に付きますね。
なんだか、
この2020年(子年)という、
象徴的な年を選んで死んでいるんじゃないか。
そう思わせるような死です。
昭和の時代をいろどった歌謡曲で、
作詞家の阿久悠さんと、作曲家の筒美京平さんは
その代表的なお二人でしたね。
阿久悠さんはすでに亡くなっておりますが、
作曲家の筒美京平さんが亡くなったという。
彼の代表曲は、これだと言えないくらいに、
実にたくさんの名曲を生み出している。
売れた枚数は合計7500万枚だという。
想像のつかない数字だが、
今は数十万枚で大ヒットと言われている時代だから、
それを思うと、
とてつもない数字なんだろうと思う。
かく申す私も、作詞・作曲をしていたことがあって、
日本語から英語へと作詞は移り、
そして、
曲も英語的な感覚のモノに変わったけれど、
結局、歌謡曲に耳を傾けると、
ものすごく日本語を考えて、歌謡曲が創られていることがわかる。
もう本当に歌謡曲っていいなあと思う。
今、朝のNHKの連続ドラマ「エール」でも、
古関裕而さんをモデルにしているみたいですから、
やはり、戦後の時代において、
歌謡曲は日本人の心を大いに癒したのは間違いないと思う。
そして、これからも日本人と日本語が存在するかぎり、
歌謡曲は私たちの心に生き続け、
そして人生を彩っていくのだろうと思う。
ふと、そんな思いを抱いたのでした。