まあ、普通の感覚であるなら、
「不倫」と断定してもいいでしょうね。
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ですが、
愛ちゃんが不倫ではないと、
そういう行為は無いと言ってるんだから、
これはもう信用するしかないんじゃないか。
私としてはそう思うんですね。
愛ちゃんは、
幼い時から、教育ママならぬスポーツママの
スパルタ式指導を受けてきたわけです。
幼い女の子が、その甘えたい盛りの時に、
その甘えたいお母さんから、その甘えることを拒否され、
厳しいトレーニングコーチとして、
その優しいはずのお母さんは、
鬼として永年君臨されてきた。
本当にお母さんとしても、
甘えさせたいと何度思ったことだろうか。
しかし、
そのやさしさと強さは両立できなかったのである。
愛ちゃんにはぜったいに強くなってもらって、
自分の想いを実現してもらいたい。
そういう思いだったのではないかと、
私の勝手な推測ながら、そう思う。
その愛ちゃんはお母さんの想いに応えて、
15歳だったと思うが、
中国に渡り、そのスーパーリーグに参戦して、
実力をさらに磨いて強くなるために、
永年頑張り続けてきたのだ。
そういうこともあって、
愛ちゃんの中国における人気は、
今もなお衰えることがない。
そして、
日本卓球リーグでは、
刺激剤としてその活性化として、
多いに活躍した。
また、
二度のオリンピック女子チームメダル獲得にも、
その女子チームの要として、原動力となったのは、
大勢の人たちの知るところである。
それは本当に獅子奮迅の活躍だったのだ。
それも人としての甘えも許されず、
ひとえに国民の期待と注目の目を浴びつづけて、
30歳近くまでがんばってきた。
普通の女の子が、よく耐えて来られたと感心する。
愛ちゃんの顔を見れば、
そういう厳しい環境で忍耐できるような人相ではない。
そう私は思う。
だからこそ、
30歳になる前の結婚だったと思う。
自分の仕事はこれで果たしたという安堵の思いで、
これでやっと、
その重圧から解放されると思ったのだろう。
そして、
楽しい人生をこれからは楽しみたいと思ったのではないか。
私は勝手ながら、
そう推測するのだ。
その彼女が、台湾の男性と結婚した。
その男性は台湾でも南部の家だという。
台湾の南部の方は、
まだ古い習慣の残っている地方だから、
家のしきたりなんかも、
家族の関係なんかも厳しいものが残っているのだろう。
だから、
これまでかなり、忍耐を続けてきたのではないだろうか。
そういえば、
愛ちゃんは「おしん」タイプの女性のようだ。
だから、
ひたすら耐えるのが似合っていると見る。
だが、
なぜか男性運がなくて、
トラブルは男性側から起きやすいようだ。
被害者型なんだという。
のれん分けに良い運勢をもっているようなので、
老舗の大旦那から支店の御許しをもらったりするような運勢なんだという。
まあ、
私としてはそういう意味でも、
愛ちゃんの言葉を信用したいのである。
これがんばってきた愛ちゃんだから、
すべて許してあげたい。
そう思うのである。