六枚目のコイン

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人生の曲がり角に思うこと

2021年03月18日 02時41分26秒 | つぶやき
人生の黄昏とはよく言ったもんだと、
このごろ、よく感じるんですね。

そんなことを読みたいんじゃないんだ!
そう思わないでいただきたい。
人生とは、
つまるところ、
「生・老・病・死」なんですから。

人は避けて通ることのできない、人生の四つの様。
それが「生・老・病・死」の四つの苦しみ。

最近、そう思うことが多くなったのは、
どうしようもない事実。

60歳を迎える数年前までは、
老人という人間を私とは無関係の人種だと、
そう思っていましたね。

それは人生とは、
自己実現の場だと思っていたからでしょう。
それが、
自分自身が生まれつき持っている持病のせいか、
はたまた、
自分自身のそれまでの不養生のおかげか。
体調を崩したのがきっかけで、
佇む老人たちを身近に感じるようになった。

ああ、
自分も年老いていくんだなあ。
そう思うようになってから、
間違いなく、
私は過去を振り向く機会が増えた。

故郷が黄金色に包まれる。
母親が本当にありがたく思える。
若くして離れた友人たちが懐かしく思い出される。

その他、
身長を計測して、
自分の身長が縮んだことに驚く。
活躍していた青春のスターたちが亡くなる。
すると、
それまでと心の有りようが変わってくる。

そして、
「死」を思うと、
死に直面する時の自分自身に、自信が揺らぐ。
私は不安に襲われることはないだろうか?
静かにおのれの死を受け入れられるだろうか。

嬉々として次の世界に臨めないにしても、
安らかにこの人生を迎えられるのか?

そう思う時、
改めて、
自己の有りようを見つめ直してしまう。
悔いの無い人生を送らなきゃ。
そう信仰を真剣に問い直す。
これで良いのか?と。

人生の曲がり角において、
それを黄昏と見れるか、
受け止められるか。
真剣に生きないと、
それはむずかしいかもしれない。

もっともっと・・・、
あと30年はガンバらなきゃ・・・。
コメント
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