六枚目のコイン

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天照の復権!

2021年08月11日 09時11分22秒 | 未来

一体何事であろうかと、
首を傾げる人もいるのではないかとと思う。

天照と言えば、
伊勢神宮内宮にお祀りされている皇祖であり、
女神様だと思われている。

ですが、
よくよく調べてみると、
どうもそうではないのではないか?
という疑問が出てくる。

日本の歴史を理解しようとするとき、
多くの場合、
人は『古事記』&『日本書紀』を根拠にされる。
それはもう無批判である、
無条件でそれらの資料を採用されている。

だが、
良く調べてみると、
『古事記』は天武天皇の指示による歴史書なのである。
そして
その古事記作成の目的は、
日本という国の統一性を持たせるために作成したと思われる。
そう考えるべきである。
(実際は違うからだ)

そして、
天武天皇は、実は高句麗の人である。
細かいことは分からないが、
小林恵子さんに言わせると、
高句麗の、「蓋蘇文」という将軍であるというのだ。
(※細かいことは、彼女の著書を読んでください)

そういうわけで、
それ以前の系統が違う大王が
新しく自分の系統を歴史書に入れると、
矛盾が生じるのは当然だと思う。

現に、
京都の代々の天皇を祀る泉涌寺には、
天武天皇の墓は無いとされていますね。
お祀りされていないというのです。

彼はもっと他の古い歴史書から、
「天照」のイメージを取り入れて、
本来は男性神である「天照」を
女性神に変えてしまっているのだ。

ところで、
伊勢神宮のご祭神である「天照大神」様は、
一体どこからおいでになられたのであろうか?
元々、伊勢におられた神様なのだろうか?

言うまでもなく、
それは奈良の三室山の麓にある笠縫村に、
元々は鎮座されていたのだ。

それがあるとき、
一大決心をなされて、
(私見で述べるけれども)
新しく落ち着ける場所を探しに巡行を始められた。

それが元伊勢と呼ばれる数々の神社なのである。
落ち着ける場所を探して、
色々なところを求めて巡行された。

だから、
何年も鎮座されたところもあるし、
すぐ次の場所に移られて行かれたところもある。

そうやって、
最後に大和姫の案内で、
伊勢の五十鈴川上流に安住の地を構えられたのだ。

私はそう考えているが、
皆さんはそうお考えでしょう?
とにかくここならば落ち着くと、
天照様はお考えになられたのだと思う。

ところが、
肝心の天照様は一体どういうお方かというと、
女神さまに変身された上に、
挙句の果てには、
ある人に言わせると、
蛇神だとか言われる始末である。

なんという愚か者か、
日本人の皇祖神である天照神を蛇神だというのだ。
馬鹿言ってんじゃないよ。

そんな神様が日本人の大元の神様でいいのですか?
ふざけるんじゃない!
貶められて、女性にされて、
まったく変わり果てた日本人の元々の神様「天照大神」。
そんな神様を、
私たち日本人は心から崇敬して拝めますか?

そうではないんですね。
三室山がご神体であった神様は、
大物主だとかいろんなこと言われていますが、
饒速日命様です。

それは神武天皇が東遷した際にぶつかったのは、
長脛彦の軍勢です。
彼らは先住民族と言っても良い種族で、
「富」(とみ)のという形容詞が付いているのは、
古代出雲の種族だという証明の、
由緒ある人々なんですね。

その彼らが生駒地方を中心にして住んでいたということは、
出雲地方から移動してきている証拠ですよね。
そして、
その彼らが大王として仕えていたのが、
「饒速日命」様です。

この方はある人の説明によると、
インドの天竺から飛来していると言われています。
❝権現様は鈴木と宇井を両翼にして天竺から飛来してきた❞
和歌山の高倉下神社の説明では、
そう説明されていますね。

つまり、
饒速日の神様は鈴木と宇井を眷族にして、
インドからやってきたというのです。
その方は、
これ以上言うと誤解を生じる恐れが大いにあるとので、
これ以上は止めたいと思います。

とにかく、
饒速日命様が本来の伊勢の神様だと、
理屈で考えるとそうなるんですよね。

なぜそうまでして、
伊勢の神様が変えられてしまっているのか。
それは、
天武天皇の万世一系思想を古事記で捏造するためでしょう。

私たちは正しい歴史をもたなければならないのです。
正しい歴史観を元にして初めて、
正しい日本人であれるのです。

なによりも、
アイデンティティを持つことができる。
アイデンティティを持てることは、
自分自身であることの誇りを持てるのです。
そして、
本来の自分自身を持つことで、
自分自身を安心して維持することができるのですね。

そこから初めて、
日本人が未来の世界を創造していくことができる。
そう思いますね。

コメント
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