出雲って、由来はどこなんだろうか?
そう思って、
いろいろと探してはいた。
ところが、
この出雲もインド由来だったとは・・・。
これも驚きである。
引用するのは、
高橋良典氏の『謎の新撰姓氏録』。
これもワクワクドキドキの、
かなり興味を刺激する読み物です。
古本にしては高価だったので、
しばらく様子を見ていたのですが、
あるとき安い値段で出ていたので、
このときとばかりに、パッと買い求めたんですね。
買ってよかったなと、つくづく思います。
その中に、
68頁からお薦めなんですが、
「インドオリッサ州を暗示する高麗人・八坂一族の出自」
という下りがあります。
まずは『新撰姓氏録』の「右京神別上」をごらんいただきたい。
ここには、日本の天孫族と言われる出雲臣(いずものおみ)や
神門臣(かんどのおみ)のことがこう書かれている。
天孫 出雲臣 出雲臣 天穂日命十二世孫鵜濡淳命之後也。
神門臣 同上
彼らは、
元は、インドデカン高原のウジャインにいたという。
(途中略)