再度、
冥王星の星座宮に対する働きと作用に、
書いてみたいと思います。
というのは、
冥王星がそれぞれの星座宮に入ると、
どうして深刻な問題をその星宮に与えるのか?
この問題について、
適切な答えを見いだせていなかったのですね。
それで、
以前から、自分の述べている内容に、
違和感というか不満を持っていたのです。
そこで、
仕事先から帰宅中に、ふと思ったことがあったわけです。
冥王星が与える深刻な問題点を、どう解釈すべきか。
この答えを見出したように思った。
それを述べてみたいと思うわけです。
みなさんは冥王星がどうしようと、
そんなことは全く問題ないと思われるでしょうが、
私にとっては、
これはゆるがせにできない問題なんですね。
どう解釈すべきか、どう考えるべきか、
これはとても大事なことなんです。
前回も、
山羊座に冥王星が廻って来ると、
土星の暗示する問題、例(土地問題、組織の在り方、領土問題等)
に危機感を与えるような問題が生じる。
そう述べてきました。
その通りなんですね。
その本質は、
これまでの在り方に冥王星が問題を提起するというものです。
これまでの在り方に問題が生じてきたから、
大きく問題となってきているわけです。
決して、冥王星が毀しているのではないのです。
冥王星は、あり方の変化を暗示しているのです。
これまでと同じやり方では、
問題が起きると警鐘を鳴らしているのです。
だから、
新しい時代に適応した運営の仕方とか、考え方をしていけということで、
冥王星は教えているのです。
それを冥王星は強制的に動かすものですから、
すごく深刻な問題と受け止められやすくなるのです。
冥王星は恐ろしい星だと受け止められがちです。
確かに、その通りなんです。
深刻な情緒を人間に与えるのですから、
人にすごく身構えさせるのです。
ですが、
本質的には、新しい視点を得させるのが目的なんだと考えると、
もっと冷静に対処できるのではないかなと。
そういう意味で、
新しい取り組みと、新しい視点を、
冥王星は与えるのだと考えることで、
私たちは未来に向けての視点を獲得するんだという気持ちになれるし、
前向きな気持ちになれるのではないでしょうか?
そう思うのです。