六枚目のコイン

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再就職について(その十一)

2024年03月02日 09時08分23秒 | 未来
例題(その十一)
今回は、 
再就職について。
ある若い女性が来ました。
再就職を考えていると言います。

これについて、
ひとつ、相談に乗ってもらいたいのです。

本命星は九紫火星。


九紫火星はこの年、坎宮に入っています。
何かいやなこととかあったのでしょうか?

それから見て見ましょう。
一番掛け、乾宮に座して三碧木星掛かり、(大吉)。
二番掛け、震宮に座して二黒土星掛かり、(大吉)。
三番掛け、坎宮に座して七赤金星掛かり、(大凶)。
四番掛け、震宮に座して六白金星掛かり、(大凶)。

こうなっていますね。
先ず、時刻盤を見ると、仕事に変動運が出ています。

やはり、
仕事の問題と見て間違いないでしょう。

乾宮に三碧木星が掛かるのは、「急な住所の動きか、身分、業務の変動あり」
「勢力ある人から無理難題を言い掛けられる」 
 
「相談事・掛け合い事は他の妨害あり」

こういうことが出ています。  
次に、二番掛けの震宮に二黒土星が掛かるのは、「いったん廃止したことを、再び企てることになる形あり。この場合、ただちに進めて吉。」
「依頼事・掛け合い事は、幾度も根気よく足を運べば成就する。但し、一時にあれこれと手を出すと、全部失敗する。」
「色情の怨恨あり」

ははぁ、だんだんと見えてきましたね。
それで、次の三番掛けは、
坎宮に七赤金星が掛かるのは、「住所・業務の悩みあり」
「他人より無理難題を言い掛けられて困難する」
「他人に救助を求めても、先方は嘲り笑うのみにて、力添えせず」
「女の怨恨あり」

四番掛け、震宮に六白金星が掛かるのは、「短期、癇癪を起こして失敗する。諸事、無理をせず、自然の成り行きに任せて良い結果を得る」
「住所しばしば動いて零落する」

結論として、
どういう申し出があったとしても、話の中身は実際とは違うことが多いですから、話は鵜呑みにはしない方が良いでしょう。
また、
見込みのない事業に手を出して失敗するか、他人に同情して損失を受ける、とありますから、やはり承諾はしない方が良いでしょう。

今回はうまくはぐらかして、返事は先延ばしすると良いと思います。
来年以降、運気が良くなりますから、改めて相談して下さい。今動くと、運気を落として零落していくように感じられます。
それよりも、「女の怨恨」が感じられるので、これをそのままにしておくと、また同じ状況が来ても、うまくゆかなくなりますから、解脱させておくと良いですよ、とアドバイスして上げるといいかなと思います。

今回はこの辺で。

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