求めつづけの人生!
開祖は言われた。
人は一生求めつづけて、それで何かを得て死ぬということはない。
オギャーと生まれて、お乳を求めて次から次へと求め続けて、
それで何かを得るものなんて何もなくて、
そして死んでいく。
“人の一生は求め続けての一生である。”
確かにそうだなあと思う。
なかには、
“引き寄せの法則”なんていうのを説いて、
欲望の魅力を教えて、さらに求めることを奨める者もいる。
だが、
不徳の者に欲望を説いても、幸せを得ることはない。
大いなる悲劇が待っているだけである。
福徳は、「福」と「徳」とある。
福には徳が同時にないといけない。
福を得ようとすれば、徳を前提に持っていないといけないのだ。
そこが、
世間では知られていない。
だから、
求めることや、求めて得る方法を教えるだけである。
その後、どうなるかを教える者はいない。
あとは野となれの山となれである。
実にいい加減なのである。
本当の幸せを掴むためには、
徳を持つことが大事だと、
阿含宗の開祖は教えてくれた。
正月そうそうの訓話としたい。
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