今回は、
結婚についての相談です。
22歳の女性、本命星は九紫火星。
これで上図の盤を使って占断してみましょう。
同じような展開が来ておりますから、
同じ占断になるかもしれませんね。
では、
例のごとく、年盤の運勢から観ていきましょう。
九紫火星は坎宮に入っております。
ですから、
悩みごとの多い年になっておりまして、
相談に来られたのも頷けるというわけでしょう。
で、一番掛けからだいたいの運気を見ていきましょう。
一番掛け、
乾宮に座して三碧木星掛かり、(大吉)。
二番掛け、
震宮に座して二黒土星掛かり、(大吉)。
三番掛け、
坎宮に座して七赤金星掛かり、(大凶)。
四番掛け、
震宮に座して六白金星掛かり、(大凶)。
ざっとこういうことになっております。
だいたいの雰囲気は、これでわかりますよね。
これをどうやって、アドバイスして、
開運に導いてあげるか?
こういうことです。
まず、
この問題は結婚の相談ということですが、
時刻盤は過去の問題を見ますから、
その盤の坎宮に四緑木星が入っているということは、
まさに、
結婚問題・縁談、交渉事などの悩みと見れるわけです。
「運気下り坂であるのに、積極的に進めて抜き差しならぬことになる象あり」
「勢力ある人から無理難題をいい掛けられる」
「口論・闘争あり、短気癇癪を起して失敗する。」
「諸事無理をせず、成り行きに任せて良い結果を得る」
「競争者に注意、相談事・依頼事は他の妨害あり」
「近親に廃屋か潰れ屋あり」
こういうことが、過去の状況から読み取れるわけです。
過去において、結婚問題を相談したが、
時期ではないと思ったのか、
いったん引っ込めて収めていたわけでしょう。
二番掛け、
震宮に座して二黒土星掛かると、
「いったん廃止したことを、再び企てることになる。この場合、直ちに進めて吉」
「交渉事・依頼事は、何度も足を運んで成就する。」
「色情の怨恨あり」
こういうことになっておりますね。
ここに来て、
俄然、再度結婚のことを交渉したいという意欲がでてきているわけです。
三番掛け、
「八方ふさがりの状態を表わしております。他人より無理難題を言いかけられて困難する。」
同じような状況が、ここでも再現されておりますね。
これは何か運命的な、因縁的なトラブルを感じますね。
結婚に際してのトラブル。
四番掛け、
「口論・闘争あり。短気癇癪を起して失敗する。諸事、無理をせず、成り行きに任せてよい結果を得る。」
無理をして強引に自分の我がままを押し通していくと、
失敗しますよと。
住所しばしば動きて失敗すると、いうんですから、
やはり動かない方がいいということでしょう。
来年は巽宮に入ってくるわけですから、
来年はチャンスだということでしょう。
良い縁であれば物事が動くでしょうし、悪い縁であればそのままスルーということになるのでしょうか。
これは運命的な要素がありそうですから、
やはり、仏様のご加護を頼むのが賢明でしょうね。
家族の者としても、
この縁談の相手は、あまり良くなさそうだと鼻が動くのでしょう。
あまり結婚に同意しないようですね。
解脱供養を出してみましょう、
女の怨恨が解消されることで、
この結婚は来年大きく動くのではないでしょうか。
今回はこの辺で。
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